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データの世紀

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2019年度の新聞協会賞を受賞した日本経済新聞社の「連載企画『データの世紀』とネット社会に関する一連の調査報道」の次期連載に向けて、このマガジンでは「データの世紀」をテーマに書か…
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#ご意見募集

【「データの世紀」取材班から意見募集】あなたのやる気、会社がデータで測ります

日経の連載企画「データの世紀」のデスクをしている植松正史です。取材班では現在、新シリーズの連載に向けて準備中です。今回は初めての試みとして、COMEMOの読者のみなさんから、データエコノミーに関する様々なご意見をうかがい、その中から印象的なものを「データの世紀」の記事に反映させたいと考えています。 これから計4回にわたり、ご意見を募集します。第1回目のテーマは「従業員の『やる気』などを測るテクノロジーが次々と生まれ、活用する会社が増えている」というものです。 人事業界を中

【「データの世紀」取材班から意見募集】故人の人格をAIで再現する技術が進化しています

日経の連載企画「データの世紀」のデスクの植松正史です。COMEMOの読者のみなさんに、データエコノミーに関する様々なご意見をうかがう取り組みの第2弾です。今回のテーマは、「故人の人格をAIが再現する」という新技術についてです。 例えば日本では、数年前から故人と期間限定で語り合うことができる技術を披露する取り組みが始まっています。  海外でも、米シリコンバレーの複数のスタートアップなどが、亡くなった恋人や友人の人格をAIで再現する取り組みに挑戦しています。具体的な内容は現在

【「データの世紀」取材班から意見募集】データが導く「正解」を信じますか?

日経の連載「データの世紀」のデスクをしている植松正史です。みなさんからのご意見募集の第3弾です。今回のテーマは「データが導く『正解』を信じますか」というものです。 実は私、先週から取材の一環として職場でも家でも常に、自分の「ストレス値」を測る装置を身につけています。銀繊維が縫い込まれた専用のシャツで、心拍などの生体データから算出される仕組みですが、これがなんとも妙な気持ちにさせるのです。 例えば職場で、自分ではリラックスして仕事をしていると感じている時に意外に高いストレス

【「データの世紀」取材班から意見募集】個人データを守るためなら、お金を払いますか

日経の連載「データの世紀」のデスクの植松正史です。今まで3回にわたり皆さんの意見を募集してきましたが、ひとまず今回で最後になります。4番目のテーマは、「個人データを守るためなら、お金を払いますか」です。 データの世紀の取材班はこの夏、大手就活サイトが学生の内定辞退率を企業に販売していた「リクナビ問題」を突き止めてスクープし、大きな反響を呼びました。世界でも2018年ごろから個人データに関する大手IT企業の不適切な管理や取り扱いが次々に発覚し、批判を浴びました。米フェイスブッ

デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいますか【日経COMEMOテーマ企画】

デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉を耳にすることが多くなってきました。ちょうど最近、こんな記事を目にしました。 経済産業省は7月、企業がどれだけ積極的にDXに取り組んでいるかを評価する「推進指標」を公表。35の問いについて0(まったく実績がない)から5(グローバル企業並み)の6段階で、企業に自己申告してもらうそうです。 第1問は「データとデジタル技術を使って変化に迅速に対応しつつ、顧客視点でどんな価値を創出するか、社内外でビジョンを共有できているか」。ビジ

【テーマ企画まとめ】デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいますか

会社を丸ごとデジタル技術で変えていく「デジタルトランスフォーメーション」(DX)。どのような形で進めていくのが理想なのか。また取り組みを進めていく上での悩みやハードルは。COMEMOのテーマ企画に集まった主な投稿をご紹介します。 泳げデータの世紀:社長が背中を見せて、泳げ!アウトブレイン顧問の本間充さんは、「みんなで議論したデジタルトランスフォーメーション時代の事業について、社長は自ら『その企業らしい事業なのか』判断を行う必要がある」と指摘します。 DXを阻むのは過剰なビ