【ゆく年くる年】2021年、たくさんの応援と感想をいただく年に
コメディアスの2021年を振り返ると、想像以上に多くの方々から応援のお言葉をいただく年でした。VR上の劇場での生上演、東京では初めての本公演ーーー。劇団の作品をあまり知らない方々にも、劇団に関心を持ってもらう機会がたくさんありました。
「心の底から笑いました」「練られた面白さがある」「もっと観たいです」など、いただいたこれらの言葉を励みに、2022年も作品づくりを進めていこうと思います。
今年は6月に『ほんとうのわたし』、8月には『段差インザダーク』、11月には「Bの悲劇』を上演したほか、夏には26万円以上ものご支援をいただいたクラウドファンディングを展開しました。
このnoteでは、みなさんからいただいた「感想」とともに、みなさんと一緒に1年間を振り返ろうと思います。
『ほんとうのわたし』
▼6月にはVR空間上で『ほんとうのわたし』を上演しました。
この作品は、俳優がVR機器を装着し、VR上の劇場「Drama Hall」で演劇の生上演に挑戦した作品です。これは現実の俳優が、VR上の劇場でアバターをまとって上演する仕組みで、今までにない革新的なVR演劇をつくることができました。
物語の舞台は、「死者の意識を呼び出す装置」が開発された未来。700年前に国を繁栄へと導き、そして若くして亡くなった女王が、この装置によって呼び出されることとなりました。目を覚ました彼女は、自身が稀代の悪女として言い伝えられていることを知り……というあらすじです。
この作品は、普段演劇を見る方よりも、VRChatの利用者の方々に見ていただく機会となりました。ツイッターでは本当にたくさんの感想をいただきました。感想はこちらです
原作を手がけた、さとだ様からいただいたご感想はこちらです
「段差インザダーク」
▼8月には、こまばアゴラ劇場で第4回本公演『段差インザダーク』を上演しました。
この作品では、段差VS人間の因縁の対決を描いた、前代未聞の「段差コメディ」を作り上げました。
物語の舞台は、古代文明の遺跡。考古学者らが王位の象徴「レガリア」を発見し、研究のために台車で運び出そうとするものの、遺跡の「段差」が行く手を阻むーーー。狭すぎる踊り場、急すぎるスロープなどが見どころです。
今回は劇場での観劇だけでなく、配信を通して全国各地から観る方も多くいました。想像を上回るほど多くの方々に観ていただき、舞台と客席の熱気を感じる公演になったと思います。
ツイッターでいただいた感想はこちらです
作品づくりの経緯や過程はこちら
この公演は劇団にとって「東京で行う初めての本公演」として、特別な思いを込めた作品でした。
しかし、コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、客席数を50%に減らしての上演となってしまいました。収入の柱であるチケット収入が大幅に減る見込みとなり、みなさまからのご支援を「クラウドファンディング」で募集しました。
初めての試みでしたが、32人の支援者さまから26万6千円もの支援金をいただきました。ご支援いただいた方々には、この場をお借りして感謝を申し上げます。
『Bの悲劇』
▼11月には池袋ポップアップ劇場で『Bの悲劇』を上演しました。
過去に映像作品として制作し、YouTubeで公開している物語を今回は「舞台版」として劇場のお客様に観ていただきました。
いただいた応援を励みにしながら、2022年の作品づくりに向けて、現在準備を進めております。
あすもnoteを投稿します!お楽しみに!
(広報・大橋)
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