【ゆく年くる年】2022年、外部との繋がりに感謝する年
こんにちは、コメディアス制作部の白石ころです。
コメディアス年末年始恒例企画『ゆく年くる年』、「ゆく年」最終日の本日は2022年の活動の総振り返りです!
実は私は今年の後半から久しぶりに劇団に復帰したので、読者の皆様と一緒に今年のコメディアスについて勝手にひとこと添えながらおさらいしていきたい所存です。
各活動の関連リンクなども貼っていきますので、ぜひ年末休みのおともにご覧いただけたら幸いです。
2022年の作品ふりかえり
1.演劇作品
劇場(VR上も含む)で発表した新作
5月 Drama Hall×コメディアスVR演劇Vol.2『3:うたかたのひび』
2021年6月に上演した『ほんとうのわたし』に続き、劇団にとって2回目となるVR演劇。3日間で100名近いお客様にご来場いただきました。
美しいSF的世界観をここまで再現できるのはVRならではじゃないでしょうか。その静謐とも言える舞台上に、確かに存在する俳優2名の生っぽさというか、雰囲気・空気感をぜひ見ていただきたい作品です。
さらに、この時の創作の様子をRKB毎日放送「エンタテ!区」さんに取材いただき、コメディアス地上波初登場!完全版(映像の項参照)も含め、コメディアスにいろんな機会を与えてくれた作品だと感じます。
アフタートーク https://youtu.be/tAxLiQN1Xmc
作演出 鈴木の総括note https://note.com/comedias/n/n2f04dacaf597
10月 第5回本公演『キャッチミー開封ユーキャン』
東京に拠点を移してから2回目の本公演は、下北沢にある小劇場楽園で行いました。
今回は「開封コメディ」と銘打ち、箱詰めされた人間が外に出る過程を描いた物理演劇。マジで全員箱詰めされているので、序盤俳優の顔は見えないのですが……箱から出ている腕の感情豊かさたるや。「腕は顔ほどに物を言う」といった感じでした。
私はこの時観客として観に行ったのですが、謎解きのワクワク・ハラハラは客席も含めた劇場全体で共有出来ていたと思います。
まだ作品本編のアーカイブ配信はされておりませんが、アフタートークがYouTubeに公開されていますので、本編を劇場やオンラインで見ていただいた方はぜひご覧ください。
「そんなにたくさんハプニングがあってよく無事に終演出来たね」と思わせられる裏話満載、演出の鈴木が俳優から可哀想なくらいボロクソに言われていて見どころたっぷりです。
2.動画作品
YouTube等で発表した新作
9月 『あらゆる心霊現象をグラフで説明してくる心霊研究家が来て、怪談番組が台無しになった』
怪談系YouTuberの「池田」は、心霊研究家の「小山」を自身の番組のゲストとして呼び、「本当にあった恐怖体験」を語ってもらうが……というあらすじの怪談コメディ。11分ほどのショートコント作品なのでサクッと楽しんでいただけます。
セットや編集が一見それっぽいのですが、怖いものが苦手な方も安心してください!怖くないです!!
3.映像制作
過去作品の動画を編集して公開したもの・CMなど
1月 完全版『ほんとうのわたし』
2021年6月に上演したVR演劇第1回目の作品を、マルチアングルカメラで見やすく編集した完全版をYouTubeに公開しました。
なんと字幕は英語・韓国語・日本語の3ヶ国語対応!VRchatは国籍を問わずたくさんの方と知り合える場所であるため、国外のフレンドにもおすすめしやすい様、ネイティブの方に監修のもと追加しました。
ぜひ『3:うたかたのひび』と一緒にご覧ください!
5月 official PR Movie vol.2
リアル・YouTube・VRの3つのフィールドで活動していることがわかりやすいよう、PR ムービーを作成しました!
こちらは5月に行われたぽんぽこ24(Vtuberの甲賀流忍者!ぽんぽことピーナッツくん主催の24時間生配信企画)でCMとして放送していただきました!
8月 コメディアスダイレクト
大事なお知らせを直接お届けしたいという想いから動画を作成しました!
かのニンテンドーダイレクトのオマージュな訳ですが、こういう作る側がワクワクしているのが伝わる、遊び心ある発信っていいですよね。
8月 第4回本公演『段差インザダーク』
2021年に上演した段差コメディ『段差インザダーク』の上演映像を観劇三昧で配信開始しました。
劇場や生配信で見えづらかったシーンも、見やすいアングルで編集してあるので、2回目の方にもオススメです。なんと500円(ワンコイン!)で観ていただけます!
購入はこちら https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/215
11月 完全版『3:うたかたのひび』
5月に上演した『3:うたかたのひび』を、『ほんとうのわたし』同様マルチアングルカメラで再編集した完全版です。
私はVR演劇というものを初めて観たのですが、完全版というだけあってとても観やすく、抵抗を感じずに世界観に没入できました。普段VRに馴染みがない方にもオススメです!
こちらの完全版はXRコンソーシアム主催「XR Creative Award 2022」に応募し、一次審査を通過しました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、コメディアスの名前を知ってもらうきっかけになれば良いなあと思います。また今後再チャレンジしたい!
一次審査通過時に記念のグッズも制作しました!こちらもとても可愛いのでぜひ見てみてください。
グッズ販売ページはこちら https://comedias.booth.pm
XR Creative Award 2022 https://xrc.or.jp/award2022/
2022年は「外部との繋がり」に感謝した年に
とまあ1年間の活動を振り返ってみました!
こうやって書いてみると結構たくさん活動していましたね。
2022年の活動をまとめると、
・動画をきちんと作成・公開して、多くの人に見てもらえる状況を作った!
・今までの人とのご縁を大切にしながら、新たな出会い・繋がりに恵まれた年だった!
と言えるのではないでしょうか。
劇団として「外部との繋がり」を意識させられ、感謝する1年となりました。
というのも今年はCMやショート動画での宣伝の他に
・日本コメディ映画祭(一次審査通過で終了)
・XRCreativeAward(一次審査通過で終了)
・VRCムービーアワード(現在選考中)
といったコンペにも応募しました。
一次審査は通過するものの受賞は逃したので、今年は真っ当に悔しい想いをしました。
いろんな方に名前を知っていただくためにも、今後もこういったコンペには積極的に応募していきたいし、そのためにもいい作品を作っていきたいですね。
また、劇団員の外部出演も多くありました。
・主宰鈴木 「xR with Anything Meetup #017」登壇
・俳優岩崎 VR演劇公演『マクベス』出演
・俳優武長 KOMOBASE sendai スタジオ公演『シシ こころしずかに 遊べ我が連れ』出演
・俳優池田 椎名かいねMV『白闇feat.KYOTOU O-EAST SHIBUYA』出演
・俳優池田・武長 映画『不在という存在』出演(2023年春公開予定)
※それぞれの詳細はWEBサイトの客演情報を参照ください。
※武長の活動に関してはこちらの記事も是非!
外部から出演の機会をいただくことが増えたというのは、とても嬉しいことです。発足の地である仙台、現在の拠点である東京、そしてVR、それぞれの場での外部出演というのも一層嬉しく、過去のご縁と新たな出会い、どちらもあった1年であるということがここに現れているのかなと感じました。
実は本公演の『キャッチミー開封ユーキャン』の際も、学生演劇時代の仲間たちの力をたくさんお借りしました。多くの人に支えていただいて作品が作られていることを、しみじみ幸せに思います。
「VRと現実をつなぐ」という劇団の目標は、去年よりだいぶ前に進んでるという気もしており、来年以降も新たな驚きを届けていきたい次第です。
長くなりましたが、2022年はありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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