見出し画像

【新殿堂】ライチュウにやさラン添えたデッキ(スライ)【デッキ紹介】

・はじめに

べーやんと申します。今回は9/7開催の『トーキョー旧裏事変』で使用したライチュウデッキが大会結果2位だったので紹介することにしました。
ライチュウ(スライ)についての説明は前回のハレツー殿堂の記事もありますので参考にしていただければと思います。


・デッキレシピ


『ポケモン』・・・17枚

ピカチュウ(WHFプロモ) 4枚
ライチュウ(neo3) 3枚
チョンチー(neo3) 1枚
やさしいランターン 1枚
ビリリダマ(拡張赤) 2枚
マルマイン(第1弾) 2枚・・・★★★★
ドードー(第1弾) 2枚
ドードリオ(ジャングル) 1枚
アンノーンE 1枚

『トレーナー』・・・33枚

オーキド博士 4枚
ウツギ博士 4枚
クルミ 4枚
マサキ 3枚
ナツメの眼 1枚
ポケモン交換おじさん 3枚
礼儀作法 1枚
プラスパワー 4枚
ポケモンぎゃくしめい 4枚・・・★★★★
夜の廃品回収 3枚
まきちらせ!ベトベトガス 1枚
エネルギースタジアム 1枚

『エネルギー』・・・10枚

・雷エネルギー 10枚

※★は殿堂の点数、点数は8点まで
殿堂は新殿堂ルール

ライチュウ+マルマイン(通称スライ)デッキにやさしいランターンをピンで採用した構築です。


・新殿堂のライチュウ(neo3)デッキについて


ライチュウデッキの強みについては前のnoteで記事にしています。
ハレツー殿堂では相手の控えを呼び出す「突風」がマルマインを入れる都合上2枚しか入らないのに対し、新殿堂は呼び出し札の「ポケモンぎゃくしめい」が4枚もデッキに入れられます。

これにより序盤から「ぎゃくしめい」をガンガン使って控えのたねポケモンを呼び出して、ライチュウの「らいげき」でエネルギーをトラッシュすることなくサイドを取り進めることができます。
理想的なサイドの取り方である「ぎゃくしめい」を使って4枚、「らいげき」のエネルギートラッシュ80ダメージ2回ですべてのサイドを取る流れが比較的簡単に狙えるのが新殿堂でのライチュウの強みです。



・「やさしいランターン」について


やさしいランターンをライチュウデッキに採用する理由についても前回の記事にあります。

今回の大会でライチュウデッキを使うと決めてから、やさしいランターンなしで練習してみましたが、ライチュウがエネルギーをトラッシュしたあとのターンにどうしてもサブアタッカーが欲しい場面が多く、採用することに決めました。

しかし、ぎゃくしめいを強く使うためにドードリオラインはほぼ必須なので、仕方なくドードリオ1枚とビリリダマ1枚を削り、1-1で採用しました。

ピカチュウの「じゅうでん」で山札を確認できるのでピン採用でもサイド落ちを確認でき、無駄にチョンチーを育てることもありません。

実際の大会ではほぼサイド落ちすることなく5戦中3戦活躍したので増やせるなら枠を増やしたいと思いました。


・カード解説

一部カードの採用理由等々
前回の記事で主要なカードは紹介したので前回との違う点について説明します。


・ビリリダマ(拡張赤):2枚
・マルマイン(第1弾):2枚

本来のスライであればマルマインを建てるのは必須になるのですが、やさしいランターンを途中で挟めるとライチュウにエネルギーを張る余裕が増えるので急いでマルマインを建てる必要が減りました。なので相手のデッキにはよりますが、今回はビリリダマを1枚減らしてもそこまでは影響がなかったです。


・ドードー(第1弾):2枚
・ドードリオ(ジャングル):1枚

にげるサボートでにげるエネルギーを0にして「ぎゃくしめい」を強く使うための必須枠。
ドードーを1枚削ることも考えたがドードリオがいるかいないかでは全然違うので2-1で採用。


・アンノーンE:1枚

「ミニスカート」対策の1枚。せっかく交換おじさん3枚、礼儀作法1枚入れてるので少しでもドロソが増えるように採用しました。
ちなみに今回はぎゃくしめいを引きに行くために使った程度であまり出番はありませんでした。

現代ポケカでも絶対出しちゃいけないヤバいカード


・ポケモンぎゃくしめい:4枚

このデッキの最強カード。ベンチ呼び出しだけでなく、入れ替えによる状態回復やベイビィをどかすのにも使える最強カード(大事なことなので)。序盤でも2枚程度なら雑にガンガン使って相手のサイドとテンポを奪いましょう。ただし残り1枚あるかないかで相手のプレイングへの影響が全然違うので、終盤はここぞの場面まで1枚とっておきましょう。


・夜の廃品回収:2枚⇒3枚

序盤の「らいげき」のエネルギートラッシュ後に山札のエネルギー枚数を回復し、手貼りできないターンを作らないために増やしました。終盤エネルギーに困ることもなくなったのでハレツー殿堂でもこの枚数がベストかもしれません。


・戦績

今回が初めての新殿堂の大会への参加だったのでどんなデッキを使うかずっと悩んでいましたが、新殿堂は強力なカードが多く、全てを対策することは不可能と考え、それなら使い慣れているデッキを使ったほうが勝率は高いのではと踏んでライチュウデッキを選択しました。

結果としてはトーキョー旧裏事変の予選は3戦全勝、トーナメントは1勝1敗で、戦績は4-1でした。

終わったあとはかなり疲れてたせいか当日の対戦の記憶があまりないので、うろ覚えですが対戦の振り返りをします。

・予選1戦目「わるクロブイズ」
相手先攻でズバットを2面建てられてバトル場のピカチュウがどくをとばすで毒状態になったのでベンチを育てることに。返しのターンでピカチュウがわるいゴルバットのこっそりかみつくを含めたダメージできぜつ。

サイド有利は取られたものの、相手のデッキの動きが少し止まっている間にエネルギーを貼り、相手のブラッキーに2エネ貼られたらぎゃくしめいで呼び出し、らいげきで気絶させて攻撃させないように心がけていました。その後はわるいクロバットによってサイドは取り進められたものの、やさしいランターンでダメージ調整しつつ、アタッカーを作らせない立ち回りが功を奏しサイドはギリギリの6-5で勝利。

・予選2戦目「縹グドラべトン」
対戦が始まってお互いのデッキがわかったとき「旧裏の教科書があったら載ってるであろうマッチアップ」と言う話が出るくらいガンメタでこちらが有利な相性。
シードラをぎゃくしめいで呼び出して倒し、キングドラはプラパらいげきで倒しの繰り返しで6-2で勝利。
こちらは手札事故を起こすこともなかったので教科書通りの動きができました。


・予選3戦目「くいカビ」
デッキの相性的にかなり厳しい相手。
本来であればプラパ2枚つけないとワンパンできず、中途半端にダメージを与えても豊富な回復札で凌がれてしまい、後半ジリ貧になってしまいます。

ここで活躍したのがやさしいランターンです。(手前味噌)

バトル場のポケモンに回復札を使わせて、ベンチにもダメカンを乗せることで、ぎゃくしめいからのらいげきでサイドを取り進めることができます。後半回復が尽きてきた相手にらいげきを連打し、マルマインのエネエネも使ったのでサイド6-5のギリギリ勝利。
結果、予選3-0できたので予選通過。

・準決勝「リザバク」
対戦後半になるとリザードンやバクフーンの高いHPのポケモンを倒すのがかなり辛いので速攻でサイドを詰めるプランで行くことに。
序盤からぎゃくしめいを使い、ヒトカゲを倒して行きます。相手はピィでデッキを回していきますが上手く噛み合わない様子。
ホウオウを壁にしてきてのでやさしいランターンにシフトしてホウオウに30、ピィに10ダメージずつ与えていきます。
ホウオウが残りHP30、ピィが残りHP10になったところで前のホウオウがにげたので、ぎゃくしめいで呼び出してそれぞれにダメージを与えてサイド2枚取り。このとき手札にプラパもあったのでヒノアラシを取る選択もありましたがここで使ってしまうと、このあとプラパが足りなくなるのを警戒し、温存。
最後はバクフーンをらいげきで倒し、1-6で勝利。


・決勝「わるクロルギア」
対面がわかったとき、ルギアはHP90でプラパらいげきで倒せるほか、わるクロラインも低耐久なのでぎゃくしめいから倒していけるため、相性は悪くないと判断。先攻でピカチュウのじゅうでんができものの、手札にドロソがなく不穏な流れに・・・

無理矢理ぎゃくしめいでズバットを呼び出し、10まんボルトで倒し、サイドに期待するものの、引いたのはライチュウ。
結局最後までドロソがなく、たねポケモンを全て枯らされて敗北。
終了後わかったのですが、たね1マリガンのルールを勘違いしていました。ピカチュウとエネルギーが引けている手札だったので、もしわかっていてもそのままキープしていた可能性があるのでなんとも言えませんが改めて細かいルールの確認をすることは大事だと思いました。反省。

決勝で負けてしまったことは悔しいですが、ハレツーで初めて3勝した思い入れのあるやさしいランターンを加えたライチュウデッキで、旧裏の強者が揃った大会で2位という結果を残せたことがしたはとても嬉しかったです。

ただ決勝の配信を見に来てくれた方々には、盛り上がる対戦をお見せできなかったのは申し訳ないという気持ちも結構あります・・・

・まとめ

新殿堂のライチュウデッキはハレツー殿堂と違い、採用したいカードが多く自由枠が少ない中、それでもサブアタッカーが必要と考え、やさしいランターンを1-1のピン採用に踏み切りました。
前の自分ではやらないような構築でしたが、他レギュレーションで様々な構築に触れてピン採用もありだなと思うようになりました。今回それを旧裏に反映して結果を残せたので、そういう経験も無駄ではなかったなと思います。

改めて運営のうっどさん、ぷーさんありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

でもやっぱり決勝は事故らず、試合したかった‥‥


※カードの画像は「ポケモンカード 旧シリーズ検索」様の画像を使用させていただいております。



#ポケモンカード #旧裏 #ライチュウ #やさしいランターン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?