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不登校について思うこと

私自身が子供の頃、あまり活発でなかったからなのか
友達から揶揄われる事の多い子供でした。
小学校低学年の頃は、それでもまだ先生や大人の目があったし庇ってくれる人がいたので、笑って登校できていました。

しかし、高学年になって来ると揶揄いが笑えない状態になるように変化していきました。
朝教室に行くと一輪挿しが机に置いてある。
体操着の袋が焼却炉に入れられる。
下駄箱の上履きに画鋲が入れられている。
自席の周りがわざと離れている。
話しかけようとすると、避けられる。

こうなって来ると、先生に相談して大事になることも恐怖に思えてきて1人で過ごすようになる。
家で親に話しても思い過ごしだと言われ、逆にやられたらやり返してこい!と言われる始末。

小学校を卒業すれば、少し離れた中学校に入学なのが分かっていたので、卒業まで耐えて地獄のような時間は中学までは続きませんでした。

生きていることを辛く思う子供の気持ちも分かるので
私は学校が全てでは無いと思っています。
確かに、世間から見れば『不登校』と位置付けられると
風当たりは良く無いですが、スクールカウンセラーや先生
に必ず相談をしなくても、親子でよく話し合い学校に行きたく無いことを認めてあげても良いと思うんです。

大事にしない先生やカウンセラーもいると思いますが、根源を探しどちらの気持ちも正す事が、学校に行けなくなった子供の希望では無いからです。
思春期で自分の気持ちもコントロールできず、もがいている時に、大人が寄ってたかって「何が原因なの?」とズイズイ来られたら余計に塞ぎ込んでしまうと思います。

人生100年時代と言われる昨今。
大事な時期かもしれませんが大人になった時に、無理やり話をした記憶よりも、1人にせず親子での思い出を増やしてあげた方が自己肯定感も持てると思います。

親も逃げたくなることも沢山ありますが、せめて自分の遺伝子を繋いでくれた子供に寄り添い、長い人生のほんの数年本気で子供と向き合っても良いのでは無いかと思います。

親が本気で向き合ってる!と思っていても、子供からしたら足りていないことも多く、素直になれるまで結構時間がかかるものなので、子供の顔が変わるまでしっかり話をしていく事が必要だと思います。

過保護!?いえいえ、十人十色。
色々なタイプの子供がいます。
自分の子供ですもの・・・遺伝子がどうしたら良いのか、きっと教えてくれる。

いつまでも、そんな親で自分はありたい。

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