19w2dで綱渡りスタート。
6ヶ月に突入直前。
夕方の疲れからくる悪阻はほぼ毎日継続して見られていたが、吐き方もマスターし、吐けばスッキリ、吐きのプロにまで成長を遂げていた。
ただ、やっぱり、一回一回酷い腹圧がかかるし、吐くたびに失禁のような水分がパンツを汚すのが不安だった。
そして5ヶ月もそろそろ終わりという所、受診で、なんの心の準備もなく医師にアッサリと告げられる。
先生「うどんさん、頸管長が38mmから25mmにまで短くなっています。今すぐ入院する必要はないですが、とりあえず家で安静に過ごしてください。で、1週間後また受診しに来て下さい。ウテメリンという張り止めのお薬も出して起きます。」
ドガーン……と放心状態です。
え?また仕事休まないとアカンの?
え?なんで?安定期だから母体も胎児も安定する時期じゃないの?え?大丈夫?か?私と子供?
と、しばらくショックで先生からの話や質問を、イエスのみの返事でしか返せない始末。
今後どんな心配な事態が起こるのか、
今後どの程度の安静度で過ごせば良いのか等色々尋ねなければいけないのに、言葉が出てこない。
外来の看護師さんがそれを察知して、診察が終わったあとまた個別に再度話をしに来てくれたのがありがたかった。
えーと、整理しよう。
今は19w2d。一応安定期始めぐらいだけど、私の身体は安定していないことは事実。幸い胎児は胎動もあり元気。
看護師さんが再度説明に念押ししに来てくれるぐらい、危ない状態ではあるし、仕事はまた必ず休まなければいけない。
とりあえず、夕方に上司に理由を説明し、また休ませて貰う旨連絡を入れて。旦那への連絡はその後でいいわ。
とりあえず、こないだ一応買っておいたトコちゃんベルトⅡをつけて、家で安静にして様子見よう。
頸管長が復活したら、また仕事復帰出来るかもしれないし。
とか若干甘い考えのまま、イマイチ必死さが足りないままに再びとりあえず1週間の休職を余儀なくされた。
休んでいる間中の安静度も、とても甘く見ていた。
仕事は休みだから、家にずっといるだけでも安静度は上がってるし、簡単な家事ぐらいどうってことないだろう。だって、仕事してないってだけで活動量は減ってるワケだし。
という感覚で、普通に炊事、洗濯、洗い物、お風呂掃除ぐらいはしていた。
簡単な骨盤締め体操、動く時は常にトコちゃんベルトⅡをつけて活動、あとは常に横になっており、その程度の安静度で次の受診で頸管長伸びてるやろぐらいの、甘い、甘ーい考えで。
しかも、初産婦だから、「お腹の張り」というのがイマイチわからない。ウテメリンは指示通りちゃんと飲んでるし、安静にしてる(つもり)だし、大丈夫大丈夫。前向きに考えとこー、ぐらいのとんでもない認識でした。
でも、ここからです。
もう、ここからなんです。
今だから声を大にして言うと、子宮頸管長が短くなっているということ事態、ここから、綱渡りが始まるんです。
慎重に慎重を重ねなければいけない時期にも関わらず、私の甘い考えの安静度の認識は、命綱メンテしないで、バランス棒持たないで、下の安全ネットも無く、ルブタンのパンプス履いて綱渡りしようとしている行為みたいもんだった。これは決して言い過ぎではない。過去の自分をぶん殴ってやりたいほどである。
それでも、できる範囲でしてた家事も完璧ではなかった。おかげで旦那にそうとう嫌味を言われたし、ギスギスもした。寝てばっかりやなと暴言も吐かれた。離婚してやりたい。
このストレスも相乗効果となり、来週の受診結果は、良い結果は得られないのであった。
ホントにタオパンパ男しね。
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