眠たい。悲しい。

最高だ、美しい花が咲き乱れているような日だ。嘘、最低から数えた方が早い。ひどい一日だった。何が一番ひどいと言ったら、明日の方がもっと酷いことになると決まっているからだ。私はこうなることから逃げることができない。決められたことしかできない人間は、進行方向にあるこちらを向いた刃物を避けることができない。ゆっくり刺さっている。血は噴き出している。

早く眠りたい。今日はいつにも増してすべてを忘れる時間が欲しい。苦しみは私の影。私によく似たそれは、生きてる限りついて回る。眠りたい。

空腹だ。食事をすれば少しは前向きになるかも知れない。こんな時はいつももっと違う生き方、仕事があったんじゃないかって思う。けどもう遅い。自分に向いている仕事はなんだろう。悲しい気持ちでいっぱいだ。眠たい。

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