泣くな、立て
今週は都合により活動報告からさせてください。理由は読めばわかります。
活動報告コーナー
何もできなかった
日曜から体調不良でグッタリしてました。体調不良自体はもうしょうがないんです、毎月のことなので・・・。
それでもミックス・マスタリングの勉強や練習はしてました。してましたが、全然十分じゃない。
もうこういうのやめたいのです。やめる。
このnoteを始めたのは、毎週報告できるような活動をするため。練習とか勉強とかも立派な活動だけれども、表に何も出ないなら何もしてないのと同じだとわたしは思っています。だから情けない。動画の1本でもあげたかった。
わたしは自分の甘えが嫌いです。
追い込むことが良いこととは言えないし、その人にあったやり方でないとただ締め付けても意味がないのはわかってる。そうじゃなくて、自分の本来の夢や目的にそぐわない今の自分がゆるせない。
今日、この情けない気持ちをここに記したのは変わるためです。それでも人間の(わたしの)一時の決意など儚いものなので、いっぺんに変わることはできないでしょうが、少しずつでもいい、着実に変わりたい。変わるぞ。
ふがいないからって泣くな。立て。わたし。
活動の仕方のあれやこれを見直してみました。今日からまた頑張ります。(「頑張ります」ってのも厳密にいうと少し違うんだけど、意気込みが伝われば・・・。結局「頑張る」という言葉が今日まで生き残ってきたのは、その便利さや、代替不可能性によるところも多いのかもね。)
さあ、来週の報告はどうなっているだろう。来週のわたしは。
今週のナンバー
「正しい街」theウラシマ'S
そんなわけで今週は自分追い込み週間・・・いえ、週刊です。
椎名林檎さんの「正しい街」のカバー。theウラシマ'Sという、亀田誠治さんプロデュースのスペシャルバンドによるものです。ボーカルは草野マサムネさん。
これを初めて聞いた時、わたしは悔しくて泣きました。
物凄い完成度。一部もケチのつけようがない。
憧れの人たちはなんて遠いんだろう。気が遠くなるくらい、めまいがするくらい、倒れたまま起き上がれないくらい遠い。それを痛いくらい実感させられました。
それ以来この曲はわたしにとって発破ソングなのです。聞くたびに悔しく苦しくなる、その気持ちが『もっと音楽をやれ』と叱咤する。
近況コーナー
面白くない本という面白さ
近況コーナーも自分に厳しめに書こうと思ったのですが、読んでる人まったくおもしろくないだろ・・・と気付きました。ごめんなマジで・・・。ちょっと気分転換。
とある小説を読み終えました。面白かったのですが、ちょっとした肩透かし感と、あまりにも主人公が報われないラストがちょっぴりショック。
・・・という話を読書好きの人に話したところ、「私はその本は好きだけど、続編が本当に嫌い、面白くない」と言われ、そこから『面白くない本』という話になりました。
わたしは映画には明るくないのですが、以前映画好きの方が「この世には監督を許しちゃいけないくらいつまらない映画がある」とおっしゃっていたのを思い出しました。それまで、映画とは「見ればどんなものでもそれなりに面白いもの」と思っていたので、かなり衝撃を受けたのを覚えています。面白くない映画なんてあるんだ・・・と。
思うに、「面白くない作品」というのは、ある程度そのジャンルを深堀してこそ巡り合えるものだと思ったのです。いくつも作品にめぐりあって、ある程度自分の好みがわかったからこそ、「それに合致しない」と認識することができる。「面白くない作品」というのは、あれこれ触れてきたからこそたどりつける「面白さ」。
ちなみに話の都合上「面白くない作品」と何度も書いてしまいましたが、絶対的に面白くない作品という意味合いではありません。その人の好みに合致しない、その人からしたら「面白くない」という意味です。この世に生まれるすべての作品に良さがあり、ファンがいるとわたしは思っているので。