【感想】A Fairy Tale -青い薔薇の精-
東宝千秋楽のライブビューイング振りにオンデマンドで視聴しました。
大好きな明日海りおさん退団の哀しみで胸がいっぱいだったので
漸く、ストーリーや細部に目を向けるようになりました。
下記はネタバレを含みます。
開幕のアナウンスが宝塚観劇の楽しみのひとつ(パレードも)なのですが
明日海りおさんは、柔らかく耳障りの良い美しい声です。このアナウンスだけで涙が出てしまう。
ストーリーに関しては、手放しで賛辞するには私の好みからは離れていますので言及せず。
キャストに関して少し
美しい青い薔薇の妖精である明日海さん
主演にしては、出番が少なく感じてしまう。もっと明日海さんを見たい!
歌声は澄んで、人ならざる者の妖しさはさすがの一言でした。
植物学者の柚香光さん
誠実で品がある美しい研究者でした。上着の丈が長いお衣装がとてもお似合いです。シルクハットから覗く横顔が芸術品としか言えない。
華優希さん
可愛らしい容貌の方ですが、大人になり声が落ち着いてしっとりとした話し方が好きです。
幅広い年齢を演じるというのは力量が必要なのだなぁと改めて思いました。
壮絶で悲哀に溢れた人生は、見ていて辛くなりました。
城妃美伶さん
歌声、容貌、演技など全てが好みな娘役さんでしたので退団が本当に残念でした。
美しい夢夢しい母親像を演じられていました。美しい庭師の水美舞斗さんとの並びは絵画のようでした。
芽吹幸奈さん、乙羽映見さんの素晴らしい歌声に感動でいっぱいでした。