諦めるか、戦うか?
今では珍しくもなく、恐ろしいほどの投票率の低さでも「当たり前」すぎてニュースにすらならない日本。
こんな国、世界中見渡しても稀有だと思う。
思想のために戦争する国もある。
命を投げだして訴える人もいる。
決してそれが良いと言っているのではない。
戦争は絶対にやってはいけない、そして命は何よりも大切である。
しかし、今の日本はあまりにも無関心すぎやしないだろうか。
その昔、民主主義のために多くの日本人が立ち上がった。
選挙権のために、多くの女性が行動を起こした。
彼らが、今の日本を予想していただろうか?
自分たちの国は、自分たちで作るんだ、自分たちで変えるんだという強い使命感を持った人たちが、今や日本にはいない。
政治家ですら、あんなだし…もうニュース見てもうんざりするだけ。
選挙に立候補してる人たちは、どこから湧いてきたのか適当に耳さわりの良いことを並べていて選挙前にだけチョロッと顔を見せる程度にしか感じられない。
一般企業で役に立たず、プータローに毛の生えたようなのが、お金のために立候補してるんでしょ?と思ってしまう。
実際、私だってその「無関心な国民」の一人である。
でも、本当にそれでいいのだろうか?といつも悶々としてしまう自分もいる。
子供たちがこれから生きていく日本を作るのは、今の大人なのに、我々が政治を諦め、選挙権を放棄し、徹底した無関心でよいのだろうか?
ロクな国政じゃないと思うが、だからと言って無関心でいていいのか?
もしかしたら、それこそを変えたいと立ち上がり、戦う気合が必要なんじゃないか?
最近思う。
このままだったら、いつの日か、大人になった子供たちは日本という国を捨てるだろう。
働く場も生活の場も、海外に求めたっていいのだから。
本当に、日本がダメだと思うなら、それでもいいのかもしれない。
そして、本当にそれでいいのだろうか?
私の中の葛藤は尽きない。