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私が自宅出産を選んだ理由1

割とよく聞かれるので書いてみます。

私は5年前に、横浜にある実家の畳の上で出産をしました。2人の助産師さんと夫に見守られ、励まされみんなで乗り越えた大変良いお産でした。

↑生後2日目の新生児と猫

昔から自然派とかナチュラル志向があった訳ではありません。最初は、水中出産を行なっている病院をネットで探していました。というのも、20代になったばかりの頃にテレビで見た、「浜辺で海に浸かりながら出産をする」というのが印象に残っていて一時期、海中出産をするのが夢だったからです。体内の海である子宮から地球の海に産み落とす訳で、羊水と海水の成分も似ているそうだし、当時は何だかとても理に適っているような気がして(あくまで気がして)ものすごく軽く、

「よしっ、私は海中出産をしよっかな!」

と心に決めていました。しかしいざ妊娠して産院を探した時に、海中出産なんてワードはどこを掘り起こしても出てこない訳で、しかも日本ではできない、ということが分かり、アッサリ海中出産の夢は諦めました。

ではせめて水中で、と非常に安易にネットで検索しました。けれど、水中出産というワードでも、「妊婦が感じる陣痛の痛みを和らげるため」という機能的なプールでの出産しかヒットせず、東京のセレブ産院しか候補に挙がりませんでした。

当時、私が住んでいたのは湘南。仕事でしょっちゅう東京には出ていたので、遠いとは思いませんでしたが、そこまでするか? と、ちょうど二の足を踏んでいたところ、水中出産のワードで助産院がヒットしました。しかもめっちゃ近所で家から歩ける距離! しかもしかも、ホームページには猫の写真が散りばめられていて猫好きの助産師さんとか。これは即決しかない! と、これまた超安易に、検索していたiPhoneでそのまま助産院に電話をしました。(続きます)

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