暫く休んでみて
普通に仕事をしながら、休みの日に作品制作をするというスタイルなので、ある時疲れてしまった。
ちょうどコロナ禍に入る直前(武漢で始まったばかりの頃)の冬のHMJへの参加を見送ったのが「お休みモード」開始だったと思う。
HMJは何と第一回から毎回欠かさず出展してたので、結構勇気がいった。
でもその頃はもう出展しても虚しくなることが多かったから、夏だけで良いかなと思っていた。ちょっと休むつもりで。
その後、オリンピックとコロナで様々なイベントが中止となり、計らずとも本格的な活動は長期間に渡ってお休みになった。
コロナがあってもなくても、これを機にもっと何が作りたいか考えたり、販路を整理したりしようなどと考えていた。
それまでは、売りやすいもの・管理しやすいもの・利益を出しやすいものなどいっちょまえに気にして、作るのが楽しくなくなってた。
楽しくもないのに、仕事の合間に続けるなんて気力が持たない。
しかも、そうやってあれこれ考えて作ったものは、前より売れなかった。
私は仕事でもそうだけど、「こうすれば売れるのでは?」というアイディアが大体外れる。ビジネスセンスがない。
ただ、管理をきちんとするためにいろいろ整理することは役に立ったし自分に合っていた。しかも楽しい。
こうして地味なことだけ時間にとらわれずやっていたら、少し初心に戻れた気がする。販売して利益を出すということが当たり前と考える必要がそもそもなかった。
こう言うと社会できちんと生きている人に呆れられるんだけど、自分にとってcomahawaiの作品作りは趣味と思った方がいい。収入を得るためのものだと考え始めるとすぐに迷走するので。
ガチで挑む愛すべき趣味で、自分が生きていく上でとても大切なものだ。
制作活動を通して知り合ったクリエイターさんたちは、このコロナ禍でもチャレンジし続けていて、とても眩しく見える。
2年、かなり時間を無駄にしたのでは、、、やはり時々と不安になるが、あのまま続けていてもろくなことにならなかったとも思う。もしくは、苦しみながら頑張って続ければ成長できたであろうとも思う。投げ出してしまってうだうだ考えるのが今の自分。なるほどな、と思う。
とりあえず、春がきて暖かくなった頃にまたイベントなど参加して、皆さんに会いたいなあとワクワクし始めている。
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