2022年6月22日のコマエダージ #135
東京都狛江市のコミュニティラジオ、こまえエフエム「コマラジ」水曜 夜9時のボサノヴァ番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」
今週もお聴きくださいましてありがとうございました\(^o^)/
Karen Tokitaです✨
↓番組前のおきまりの定点撮影📸↓
今週は「ジョビンの楽曲で感じる恋と愛」
この日はイパネマの娘を書いた、アントニオ・カルロス・ジョビンのラブソングばかりを集めました。「ジョビンの楽曲で感じる恋と愛」をテーマに。
ボサノヴァ、たくさんのラブソングがありますが、中でもジョビンの作品ってすごくピュアだなって思うんです。とてもシンプル。歌詞はイパネマの娘のように他の人が書いてるものもありますけれども、普遍的な愛や恋の言葉とメロディの美しさが際立ちます。
先日とある方とお話していていた時に、恋というのは「乞う」から来ているんだっておっしゃっていたんですね。相手に求めるもの。愛は「愛でる」とかそういうところから来ている、相手がいい状態でいることを望む、って。なるほどなあ、ボサノヴァはたくさんのラブソングがあるけれど、それは恋なのかな、愛なのかな、なんて思って今日のテーマになりました。
皆さんは最近恋、してますか? それとも愛かしら。それはパートナーへだけじゃなくて、家族や仲間、趣味、色々な形がありますね!
M1: 羽根 / Karen「Lugar comum」
1曲目は私の歌から。お友達の結婚式のために書いた曲です。なんどもそういう場面で歌わせてもらって来ていますが、ある時、お手洗いに行っている間に「それではかれんさんの演奏です、かれんさーん、かれんさん、あれ?」っていう声が聞こえて、トイレから「はいっ!いますいます!!」と華々しく登場するという(アットホームは披露宴だったの)そういうことがありました(笑)パートナーとも子供とも取れる優しい世界観で描きました。
M2:o grande amor / MORELENBAUM2 SAKAMOTO「Casa」
o grande amor、偉大な愛という邦題がついています。坂本龍一さんがチェリストのジャキス・モレレンバウン、シンガーのパウラ・モレレンバウン夫妻と作ったアルバム。ジョビンが生前に使っていたピアノを使って録音したということで、とても話題になりましたね!
作詞はイパネマの娘と同じ、作詞家で外交官でもあったヴィニシウス。
彼は九回結婚している人なんですが、愛を描かせたら仰々しいくらいの(失礼‥)大きなスタンス。大きな愛が勝つのは万国共通かな(^^)
M3:Caminho Cruzados / レイラ・ピニェイロ「Isso é bossa nova」
caminhos cruzados、邦題は「十字路」となっています。歌詞はニウトン・メンドンサ。メディテーションやデザフィナード、ワンノートサンバを作詞した方です。ジョビンの幼馴染だそう。私このニウトンの歌詞って優しさも深さもどこかさりげなくて、好きなんですよね。ピアニストでもあった彼の美的センスだったのかな。33歳で早く亡くなってしまいました。
なんとなく口説いているようにも感じられますね!
M4:Ligia / Antonio carlos Jobim「Antonio Carlos Jobim Em Minas Ao Vivo」
「リジア」はジョビンの片思いが存分に出た曲。このリジアは実在していますが、ジョビンの娘の小学校の先生。ジョビンは結婚していてリジアには恋人がいたという状況はもう有名なお話です。2人は結ばれることはなかったそうですが、名前のスペルや状況を変えて歌われたこの曲が自分のことだと彼女はすぐに気づいたそうです。君のことを夢見たこともないし、映画にも出かけたことはないし、イパネマにも行かない、雨も嫌いだけど太陽も好きじゃない、僕は一度も恋をしたことなんてないよ、と歌っています。嘘つけ〜(笑)
以前この番組にゲストで来てくださった(104回目のコマエダージ)ブラジル在住の音楽家、島田愛加さんがちょうど新しくnoteを始められまして、この曲のことを書いていらしたのでご紹介!
ブラジル人の気質が伝わったらいいなとおっしゃっていましたよ♪(^^)あいかさんのnote、ぜひ読んでみてくださいね(フォローもよろしくね♪)
M5:Meditação / João Gilberto「 in TOKYO 」
Meditaçao、「瞑想」「メディテーション」と邦題がついているこの曲。本当にジョビンは名曲しかない‥‥これもcaminhos cruzadosと同じニウトン・メンドンサが作詞しています。この歌詞ってとても好きなのです。
もう一度信じるというのって本当に怖いけれど、でも怖がっているとそこからなかなか抜け出せないんですよね。痛みを超えてまた信じることができたら、愛に出逢う、悲しみは終わる、というとても深い歌詞です。
生演奏は「Amor em paz」
平和な愛、というタイトルのジョビンのスタンダード曲を生演奏しました。
ずっと続く愛に巡り合いたい……な……(心の声)笑
M6:Voce Vai ver / Miucha「Outros sonhos 」
「ジョビンの楽曲で感じる恋と愛」というテーマで選びましたが、最後は「思い知るがいいさ」というタイトル。これは歌詞もジョビンですが、ジョビン、案外激しい人だったのかな?!
な、なかなかの強さです(笑)でもいい曲なのすごい(笑)
皆様はどんな風に感じましたか? 番組後、色々考えたとメールを数通いただきました。番組のディレクター・吉田さんの、生きるとは愛することを知ること、愛するとは生きることを知ること(だっけ?←あらやだもう忘れたの!?笑)そんな感じだったと思う…‥吉田さんの名言響いた!というメールもありましたヨ(^。^)
愛も恋も形は色々。人からはわからない、色々な機微……その愛が本当にスタンダードかは、もしかしたら誰もわからないのかも!?
今週も皆様からのメッセージとっても嬉しかったです!
ありがとうございました〜〜!
次回のコマエダージは6/29(水)\(^o^)/
次回の放送は、6月29(水) 21:00〜!
久しぶりの2人回です!
来週もどうぞお楽しみに!Muito obrigada!!!! Tchau tchau!!!
今週のオンエア曲
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Karen Tokita&今井亮太郎 配信限定シングル by 日本コロムビア
☆Karen Tokita&今井亮太郎『100万回の月』配信限定シングル、2/23日本コロムビアよりリリース!
1. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -
2. 通り雨のあと - Depois da Tempestade - (Karen Tokita Vocal ver.)
3. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -(コーラス&鍵盤ハーモニカver.)
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〈参加メンバー〉
*100万回の月
Karen Tokita(Vocal/Guitar/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Rhodes Piano/KENBAN-Harmonica)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
Alexandre Ozaki(Drums)
*通り雨のあと
Karen Tokita(Vocal/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Piano/Percussion)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
黒田清高(Drums)
* * *
☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』配信限定シングル
1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
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♪Bossa da Comaedade パーソナリティ
Karen Tokita :https://karen.bossa.info
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