結婚指輪購入の旅④
つづきです
ところで、銀座に行った話をする前に書いておきたいのだが、
世間の人はどれくらい婚約指輪を買うのだろうか。
結婚に関する指輪には2つのパターンがある。
ひとつは婚約指輪、ひとつは結婚指輪。
結婚指輪は毎日左手の薬指につけるが、婚約指輪は基本的には、婚約中にしかつけないものだ。
しかし、結婚指輪より、婚約指輪のほうが高額だ。
つまり日割りで考えれば安いとか、そんな話ではなく、婚約指輪は高い。
高い値段である理由は、結婚指輪と違い、婚約指輪にはデカいダイヤが入っていることが多いからであろう。
昔は婚約指輪を、「これから共に暮らす中で、いざとなったら婚約指輪を売って妻子の生活を守れるように」みたいな意味で買ってたとか買ってないとかきくが、
正直婚約指輪が買ったときより高い値段で売れることはない。
つまり、その金を口座に入れておくほうがよほど生活を守れるわけだ。
つまりこれも「カタチ」なのである。
古くからの伝統。
そんな婚約指輪に何十万と金をかけることに、現代では納得いかない人も多いのでなないだろうか。
■婚約指輪は必要なのか問題
婚約指輪には、大抵0.3カラットくらいのダイヤがゴロリと一粒ついている。
「婚約指輪ってなんやねん、結婚指輪と何が違うねん」
という方がもしいらっしゃったら、Google検索に「婚約指輪」と入れて検索してみてほしい。
「あぁこれね」となるだろう。
そして、
おそらくあしたからYoutubu広告が、ダイヤモンドシライシとエクセルコダイヤモンドだけになるはずである。
あなたの検索情報はもれなくGoogleに吸い上げられています。
■婚約指輪の使い所
話を戻したいとおもう。
婚約中の利用を主とする婚約指輪は、結婚後は晴れの日(結婚式とか、特別な日とか)につけて、普段遣いはしないものだ。
のに、数十万。
昨今は円安もあって、ダイヤもプラチナも値上げラッシュだし、いらないという人も当然いるだろう。
そんなもん買うくらいなら、その金を家の頭金にしたり、新婚旅行にいくための費用にしたい!という気持ちの人もいるはずだ。
勿論、
でかいダイヤがほしい。
ダイヤモンドこそ力(ちから)、力(ちから)こそパワー!
みたいな人や、
オデ、欲しい、ダイヤ…
ニンゲン…トモダチ…
食ったら…ダメ…
みたいな、結婚するからには絶対ほしいという女性もいるだろう。
ダイヤモンドは魅惑の宝石。
人を狂わせる輝き。
そして私はほしいかと言われると…
使わない婚約指輪はタンスの肥やしになるだけだしいらないが、たくさん使う婚約指輪があるならば、ほしい、という感じだ。
つまり、婚約指輪のイメージそのもの!!といった一粒ダイヤは嫌だが、デザイン性の高い普段遣いできる婚約指輪があるならば、ほしいのである。
絶対ほしいわけじゃないけど、使えるものならほしい。
ということで、わたしは「普段も使える婚約指輪」をテーマに、結婚指輪と婚約指輪をセットで見に行くことにしたのである。
つづく