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結婚式準備でやっておいてよかったこと 【ドレス選び編】

今日は結婚式準備でやっておいてよかったこと、ドレス選び編を書いていこうと思う。


わたしが一番結婚式準備でメンタルを病んだのはこのドレス選びであり、悩みすぎてあまりにもメソメソしてしまい、夫に叱られた。


男性は、ドレス程度でなにを…と思われるかもしれない。

ぜひ、思った方はそこに横一列にならんでみてほしい。


わたしが全力で、順に張り手する。



結婚式とは、大抵の人にとって、人生最初のソロコンサートなのである。(なお、最後は葬式)


いいか?



ソロコンサートにおめかしをしないアイドルなどいないし、衣装に手を抜く理由もない。恥ずかしがっている場合ではないのだ。



美しくいなければ、チケット代(ご祝儀)を払って見に来てくれるファン(列席者)に失礼である。





プロ意識を持て。



ドレスは結婚式の雰囲気を左右する大切な要素であり、ここで悩まずどこで悩むのか?という話だ。 



そうだろう?



 

「SI…」(cv亀梨和也)



■ドレス選びのルール


そもそも世の中の新婦が、どのような流れでドレスをえらぶのか、という話をしよう。

結婚式場はたいてい、複数のドレスショップと提携している。
ドレスショップで、当日着るドレスを決めて契約さえすれば、あとは勝手に式場とやりとりをしてくれて、当日、式場までドレスを搬入してくれるのである。(支払いは式場費用と一括なのでドレスショップ単体の前払いではない)

ドレス選びに際しては、ウエディングプランナーは関与しない。


つまり、好きな店を選び、勝手にドレスを決めてきてくれ、と紙を渡されて、そこからは自分自身で動いてきめてこなくてはならないのだ、


受け身の人間にはかなり厳しい戦いとなるため、覚悟をしておいたほうがよいだろう。


ドレス選びとは、戦いである。

■ドレスショップの仕組み



ドレスショップの仕組みはこうだ。
来店予約をして、指定された時間に行くと、その日店にあるドレスを大抵2から3着ほど着せてくれてる。


ドレスショップでは、その日に契約することもできるし、しないこともできる。


気に入ったものがあればその場で契約、予約をする流れになるだろう。気に入ったものが一発で見つかれば、ラッキーである。

ドレスの選定に関しては、その日にあるもの全て見せてもらうことができる。


が。



その場にあるものであれば自由に借りることができるかというと、そうではない。


まずもってサイズが合っていないと着られないし(太っている太っていないではなく、普通に丈が短すぎたりすることもある)、サイズはぴったりでも、すでに貸出の先約がある場合は、当然だが貸してもらえない。


なお、ドレスはつねに貸出中、クリーニング中のものがあるので、一回の来店で、お店の所持するドレスを全て並べてをみせてもらうことはできない。

ひによって品揃えはかわり、式が近づくに連れ、借りられるドレスは減っていく。


■切り替えの仕組み

前述のとおり、ドレスは行くたびに品揃えが変わる。

そのため、大抵のドレスショップは借り換えが無料となっている。


借り換え無料、とはどういうことか説明しよう。


初回でドレスショップと契約すれば、まず一着(お色直しする場合は、ウエディングドレスとカラードレスで計2着)、好きなドレスを、仮押さえできる。

しかし、もし次の来店で他のドレスに変えたくなったときは、ドレスの予約変更を無料で対応してくれるのである(変更しなければ、そのまま)。

これが、借りかえシステムだ。

めちゃくちゃ優しいなぁ、と思うかもしれないが、。この自由度が、逆に我々を苦しめていくのだ。

■ショップ自体の変更は難しい


たとえば、ドレスを仮押さえしたあと、他のお店で別のドレスと運命的な出会いをしたとする。
契約済みのドレスショップ自体を、解約したくなるだろう。

当たり前だが、違約金がかかる。


一週間程度は契約の無料取り消しができるようになっているところが多いようだが、出来心で他のドレスショップを覗き、「やっぱりこっちのショップにしたい」「ネットとでかわいいドレスをみつけたので持ち込みたい」などがあっても、期限を過ぎたら無料でショップを乗り換えることはできない。

すなわち、めちゃくちゃ気にいったドレスがあった場合、すぐに予約しないとおさえることができないが、予約するには契約が必要になり、他の店でどんなにもっと運命的な出会いをしたとしても、簡単には変えられなくなってしまう、ということだ。

■ドレスが決まらない

悩む要素はそれだけではない。


同じショップから浮気をしないのであれば、何回も行けば一番いいドレスが選べるでしょう、と思うかもしれないが、それはまたちがうのだ。


ドレスは、1回の来店で基本3着しか着れない。

つまり、何回行っても、店内すべてのドレスをためすことはできない。

たとえば、この間選んだものと、新しくみつけたドレスを比べたい、と思ったとしよう。
その場合、

①予約しているドレス
②新しいドレス
③新しいドレス

といったかたちで着ることになり、結局新しいドレス着るチャンスは2着分しかない。

さらに、その日に行ったタイミングで、すでに予約しているドレスがお店になかったとしたら、そこにないものと新しいものの比較をせずに選ばなくてはならなくなり、決めるのにかなり苦慮することになる。


そこで、これらの悩みを突破したわたしが、とにかくおすすめの準備を下記に記していく。

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■ドレス選びの際にやるべきこと


★持ち込み利用をするか、まず検討する

まずはじめに、「自分がドレスの持ち込みをする可能性はあるか?」「提携店以外で借りる、買う可能性はあるか」を検討してほしい。

そもそもドレスショップを使わない可能性があるならば、それができるのか、どのようにできるのか、どうしたいのかを考えてみてほしい。

何度も言うが、契約してからでは遅いのだ。

このような可能性は早めに検討し、動かないと、のちのち後悔することになってしまう。

★提携のドレスショップは、連日予約をいれる。

ドレスショップは違約金が発生しない期間に、複数箇所見て回るのがよいとおもう。

ショップによって価格帯や品揃え全然違うので、その日にドレスを決めるかどうかはおいておいて、「ここがいいな」というドレスショップは、複数見ればなんとなく見えてくるとおもう。

系統も、価格も店舗によりまちまちなのだ。

ちなみにわたしは連日2件はしごして、最初のドレスショップの契約をキャンセルし、2軒目に決めた。

★とにかく早く来店予約する

来店予約は可能な時期からできるだけ早くするのが良い。
同じお店でも行くたびに品揃えが変わるので、早いうちから何回も足を運ぶことで、より良いドレスに出会えるチャンスは増える。


また、当たり前だが式の日取りが迫るほど、ほかの人の予約で選べるドレスは減っていくので、早めに行ったほうが間違いなく選択肢がひろがるのである。

★ドレスはインスタ等でとにかく見まくるべし

ドレスショップでは、気に入ったものを選んで着なくてはならないので、自分の中できてみたいかたちや色は、事前に考えておくのが良い。

色 ドレス で検索したり、タグでドレスを検索するだけで、たくさんのイメージを手に入れることができる。気に入ったものをみせて、「このようなドレスを探している」と伝えられれば、お店にも動いてもらいやすい。

★希望の色や形は、担当の方につたえるべき


その日にめぼしいものに出会えていたとしても、希望の色や形は、つねに担当の方に伝えておくのが良い。

わたしは「寒色系か、すこし明るめのラベンダー色がいい」と伝えたところ、次の来店時には担当の方がラベンダー色のドレスを選んで裏にとっておいてくれたりと、いろんな配慮をしてくれた。
相手はプロなので、恥ずかしがらずに希望は伝えた方がいい。

とにかく理想のドレスを探さないと、のちのち他人のウエディングドレスをみて、コレにすればよかった、と思い続ける人生になる。

★絶対にスマホのノーマルカメラで、映像を取っておいた方がいい。

ドレス姿は、絶対に360度、ノーマルカメラで取っておいた方がいい。

なぜなら、あとから別のドレスと比較するときに困らないからだ。
また、のちのちのヘアメイクリハーサルや持ち込みのブーケや髪飾りの検討、髪の毛の色や長さを調整するときにも、めちゃくちゃ役立つ。

ちなみにわたしは背中のリボンがトレードマークのカラードレスを着たので、美容室で後ろ姿をみせて、「ハーフアップにしたときに、リボンの上に巻いた髪がおりるように伸ばしたいです」と伝え、3ヶ月メンテナンスし続けた。

これは本当に、やっておいてよかったと思う。
何度写真を見ても、理想通りの写真でうれしくなる。


★おまけ

パーソナルカラー診断と骨格診断は、やらなくてもいいとおもうが、わたしはやっておいてよかったなと思う。

客観的に似合うドレスの形や色がわかっていたことで、かなり選びやすかったからだ。
正直、ドレスなんてどれも似合うしかわいいし最高なので、なにか決め手がないと自分では決断ができなかったりするのだ。

そんなとき、「似合うとわかってるもの」は、心強かった。もちろん、着たい形や色を着ることが、一番だとおもうのだが。

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以上が、わたしの結婚式準備でやっておいてよかったこと、ドレス編だ。ぜひ、参考にしてもらえるとうれしい。







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