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失恋したら正気取り戻した #1

最近、失恋した。

といっても もう……2ヶ月以上前の話になってしまった。

その失恋から1ヶ月経った頃には
「これは もう、きっと時効だから 誰かに話してもよかろう」
なんて思っていたのだけれども……書きそびれていた。

『失恋』って、そんな可愛い感じじゃない。
あーーーー・・・これは、やらかしたーーーー・・・
という実感があった。っていうか、そう

……こういうやらかし、何年ぶり????
って気づいて 驚愕。

下手すると 12、3年ぶり。。。ぽい?

これは・・・人を好きになる感覚、完全に忘れてたネ?

失恋もとい、そのやらかし後の・・・先月、7月30日。
Twitterで「普通の人でいいのに!」という漫画を読んでいたらば、
その、自分がやらかしたアレを 的確に表現する言葉があった。

「告テロ」だ。そうだ。確かに、ありゃあテロだ……。

しかし……その「告テロ」をした結果、
僕 だいぶ目が覚めた感じがする。
だから記念に 日記を書いておこうと思う。。。

(どの程度 目が覚めたのかというと
物心がついてから ずーーっと、うまくもてなかった
《自己肯定感》を もてるようになったので。。
これは……僕にとって、大事件。。。

《自己肯定感》をもてないのが 人生における
最大の問題だったので。。。
まさか、こんなあっさり 解決するとは思わなんだ)

前置きおしまい。
ここから本題。

* * *

元カレと、例の『別れてましたヨ宣言』をして
1年経った 6月のはじめ。

珍しく マッチングアプリをいじっていた。
東京在住の、1つ上か?
同い年の男性から いいね がきていた。

「マッチングアプリいいよ…!」
「アプリで結婚相手と知り合えたよ…!」
と既婚の友人たちに勧められて 登録して以来
誰かとすこし やりとりしては疲れ、そのまま放置
(そして次にアプリを開くのは1、2ヶ月後)
・・・というのを、この1年間 ずっと繰り返している。

しかし逆を言えば アプリを開いているときは、
ちょっと心に元気がある時で すこし前向きなタイミングだ。

先月中(5/25)に、緊急事態宣言があけたとはいえ
別に 近場の男性と知り合っても
会うとか、デートとか……すぐは考えられないし。。

東京の人とやりとりしても、いいのでは????
というかこの人 すごく雰囲気いいな????

と思って いいね を返した。
(※お互いにいいねをするとやりとりができるようになる)

相手を、素敵な人だな〜・・・と思えば思うほど
自己評価の低い僕は 萎縮してしまう。
自分からメッセージを送る気は 全然なかった。

……これからは、こんな風に いいって思う人を見つけたら
もう ドンドン気軽に『いいね』しちゃおうかな。。?
減るもんじゃないしな。。。
ワンチャン 仲良くなれたらラッキーだもんな???
↑とかなんとか 考えていただけ。。。

で、そのワンチャンが まさか来た。

いいなと思っていた東京在住の男性(Pさん)の方から、
メッセージがきた。

初っ端から・・・
「オーケン好きなんですか? 僕も好きなんです!」
的な内容だった。。。

ええ、もちろん!!!!好きです!!!!
※オーケン

こんなことも、あるんだなぁ……
と思いながら 返信した。

* * *

Pさんの送ってくるメッセージの文章は
『表現』をちゃんとしていて、丁寧で すこし長かった。

オーケンの話もして、ホラー映画の話もした。
Pさんにも長年 大好きなアイドルがいて
(それは僕の好きなアイドルとは違うけれども)
そのアイドルについても教えてもらった。

長い長い文章の応酬ののち……
(確か 映画のタイトルの、殺すとか そういう漢字が
アプリで引っかかり メッセージを送信できないから
それも煩わしいし LINEしよう、という流れだった)
LINEでのやりとりに切り替えた。

LINEのアイコンも、気になるアイコンで
その話題で そのまま会話をして……
また、オーケンの話をして。
(好きになったキッカケだとか、好きな曲だとか)

このままオーケンについて話していたら
ずっと喋っていられる、なんて僕が言ったら……
Pさんの方から、通話しようか? という提案があった。

夜中の、0時になる頃だったと思う。
それで通話し終わったのは、たぶん3時半くらい。

いま思い返しても、いい思い出だなぁ……
ありがとうございます って言いたくなるのは、

Pさんは 電話の向こう側で、ギターを弾きながら
Guru を歌ったのだ。。

(Guru だけではないけれども。
他にもオーケンの曲を 会話の中で、口ずさんで
僕も一緒に、声に出して……楽しかったな。)

Guru の解釈も、すごく面白かったのだ。。
確かにそうだ、我々 ドルオタの心情である……。
尊いものは、尊い。
推しはかわいい。
それを肯定するだけ。

血みどろだって、君はきれい。
君の可愛さを伝えるためだけに、僕の人生がある。
(その通りすぎる……。)

僕は、自己表現として 演劇をしていることを話した。
文章を書いたり、脚本を書いたりすることを。

Pさんは、自己を表現するのは恥ずかしいと話していた。
人前で歌うというのも、とても恥ずかしいことで
(だから カラオケもあまり行かないと言っていた気がする)

たとえば、考えや思いを詞にするのも
自分のスキルでは 足りなくて、できない。

(表現という行為を 恥ずかしいこだとと言うと同時に……
表現をするというのは 素晴らしいことだと肯定もしていた。)

でも 音楽は好きで
世の中には いい音楽がたくさんあって
自分の頭の中にある思いに近いことや同じことを
誰かが良い形で、表現しているから
だから そういった音楽を聴く。

人の前で歌うのは、たとえば仲のいい友人と
夜中に 公園へ散歩しにいって……
そこでギターを弾きながら すこし歌うことがある。
それだけ。

って。

長くなってきたので、一度 投稿する。。。

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小町
おいしいものを食べたいと思います。あとは、本を買います。