信頼される企業を目指す。
「客先から信頼される企業を目指す。」
昨日の会議の冒頭に、社長がそんなことを言っていた。
これが会社の方針で、多くの会社が同じようなことを歌っている。
そしてその一方で、目標の高い受注数字が設定される。
ここに大きな矛盾を感じている。受注数字だけを追い求めれば、客先からの信頼を失う。
さらに欲が出てきて、自分たちがやっている事業を見失ってしまう。
数字を達成することが目的ではない。
数字からスタートしてはいけない。
客先から信頼される企業となって、客先に喜んでいただく。その結果が数字として現れてくる。
ふと、松下幸之助の言葉を思い出す。
自分たちが第一に考えなければいけない事は、
世間の人が何を求めているのか、そして自分たちに何ができるのか。
本質的なことを見失ってはいけない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?