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[英大学院留学]バスケ部入ったらアジア人ひとりだった話:前編

皆さん、こんにちは。こむです。

私は2020年末までイギリスにいまして、細々とシェフィールドにて留学生活を送っていました。

コロナが流行するまでは、バスケ部に所属してチームメイトと汗を流していました。

今となっては本当に入部してよかったという思いですが、入部当初はめちゃめちゃ大変だったので、今日はそのお話をシェアさせて頂きたいと思います。長いお話になりますので、2回に分けて書こうかなと思います。

今回は入部に至った経緯と、1stチームに意図せず入ってしまった話を書こうかと思います。


1.私とバスケットボール

私は身長155cmと高くはないんですけれど、小学校から高校卒業までずっとバスケをやっていました。

きっかけは、仲のいい友達がやっていたからという安直な理由。でも実際バスケというスポーツを深く知っていく内に、自ずとハマっていきましたね。

大学では全くバスケには関わらなかったのですが、英語教員時代にバスケ部顧問を経験しました。生徒と一緒にプレーしたりして、楽しかったなあ。が、ここで体力の衰えを痛感します。

イギリスの大学院に行ったら健康面と友達作りも兼ねてまたバスケやってみようかな~というこれまたふわあぁんとした軽い動機で最初の練習に参加しようと決めていました。


2.留学先で初練習に参加

そして実際に渡英、久しぶりのバスケだ~!!と初練習を楽しみにしていたところ、直前に入っていたオリエンテーションが長引き、しょっぱなから練習に遅刻。

急いで体育館に向かうと、当然もウォームアップ等を終えてゲーム(試合形式の練習)に入っていました。色んな人種、様々な年齢層の女の子たちが和気あいあいとバスケを楽しんでいました。

楽しそうな雰囲気とはいえ、久しぶりのバスケでまさかのゲームからの参加。翌日から苛まれるであろう筋肉痛を覚悟し、いざ参戦(!New Challenger!)←スマブラ風

やってみた感想は、

「やっぱバスケって楽しい~!英語使いながらバスケやるってこんな感じなんだ!てかみんな背たけーーー!!」

という感じ。

純粋にすごく楽しかったです。スポーツを一緒にやることはそれだけでコミュニケーションになりますから。

本当に遅れちゃったけど、来てみてよかったなあと実感しました。


3.神の悪戯により1stチームに選抜

すると、練習終わりになんか横でずっと試合を見ていた男性が立ち上がり、

「それではそれぞれチームに振り分けていくから、自分の番号が呼ばれたら移動するように。」

と一言。

私:「( ゚Д゚)ハァ?」

まあ1チームでやるにはやったら人数多いな(50名程度だったかな)とは思いましたが、そういえば、と、ふと体育館に入ったとき腕に書かれた番号のことを思い出す。

早くプレーしたくてろくに質問もせずコートに飛び出していった私には、一体何がなんなのやら。

近くにいた子にこの状況について聞いてみると、

「え?今日は練習じゃなくてトライアルだよ?1st, 2nd, 3rdチームにレベルに合わせて振り分けられるんだよ。え、知らんかったの?最初の説明で言ってたよ?」

とのこと。

私:「( ゚Д゚)ハァ?」(二度目)

どうやらずっと端っこで試合を見てた今まさに番号を読み上げてるだ男性は1stチームの監督であり、それぞれ1から3の順にリーグ昇格を目的とした競争率爆高チームから主に交流を目的としたフレンドリーチームになっているそう。

この大事な説明を遅れてきた私はすべて聞き逃していたわけですね。

遅刻って怖いですね。(切実)

そんなこともつゆ知らず、ただ楽しーくバスケしちゃった。が、そういえば今日は奇跡的にやたらシュートが入ったな。

バスケ経験者の方ならお分かりかと思うのですが、そういう日、あるんですよ。なぜかシュート打ったら不思議とめちゃ入る日って。ほんとにたま~にあるんです。

私はこれを神の手の日と呼んでいました。(たぶん私だけ)

とにかく正直どこに入ろうと、まだバスケを続けていくかは決めてませんでした。もし万が一この神の手ミラクル効果で1stチームに入ろうものなら、その旨をちゃんと伝えれば問題ないだろうくらいに思っていました。

すると、私の番号が呼ばれ、なんとまさかの1stチーム入り

喜んでいいのか悪いのか。

さっきの女の子に「すごい、おめでとう!」と満面の笑みで送り出され、1stチームが集まってるところに行きました。

とりあえず、上記した旨を伝えようと口を開こうとしたその瞬間、さっきの強面監督が来て一言

「いいか、君たちは選ばれたんだ。1stに選ばれた者として、君たちの責任は重い。今年こそ、トップリーグに昇格をするために、狙うのはリーグ優勝だけだ。君たちはみんなで一つだ!わかったな!!」( ー`дー´)キリッ


私:「・・・・・・・・・。(言えねぇ)」


1stチームの他のメンバーを見渡すと、みんな背が大きくて(大体平均175cm)、小さくても165cmはある。体格もしっかりしていて、スポーツやってます!て感じ。

え、皆まず、私の事視界に入ってる?

私一人小学生が迷い混んだみたいな感じでした。

なのに一番年上て。やりづらっ

しかも一番衝撃を受けたのは、


アジア人がいない。私以外全員イギリス・アメリカ出身者のみ。

東南アジアどころかそもそもアジア系がいない。国籍の話ではなくて、人種において。

私所属していた大学は留学生の多さが売りでもありましたので、さすがに私の他にアジア系が一人もいないというのは予想していませんでした。


とはいっても正直、だからなんだという話で。

人種や国籍に関わらず交流したいという目的でそもそも留学にも来たんだし、バスケ部にも来てみたんじゃないのか自分、と。

しかしですね、これがいざ背の高いいかにもかっこいいMBAプレイヤー風の彼女たちの中に、ミニマムサイズのアジア人が一人放り込まれると、

".....Oh, okay." (なんかすんません。)

ってなりましたね。

長くなりますので、これから始まる私のイギリス大学バスケ部奮闘記はまた別の記事で書かせて頂きたいと思います。


お読みいただきありがとうございました!




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