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#363 データ連携後のケアマネと相談員

こんにちは フミオです。

#362のデータ連携システムのくだりから、①データ化された情報を分析して、プラン化して利用者と家族、関係者と合意をとる。②支援していく過程でのケアマネージャーと相談員の関わり方について

どうしたものか?


◼️データ連携前、ケアプランを確認する場面をどうするか?

 ケアプランをデータ化して他職種と連携する。または、他職種からのデータを収集してケアプランにする。

このプロセスは、居宅サービス計画と施設サービス計画では、ことなると思っています。居宅サービス計画は、担当者会議という場面の前提に、他職種からのモニタリングをもらい、ケアプラン原案を立案して、会議の場面で合意形成をする。

施設サービス計画書の場合は、データ連携する以前はモニタリングを各部署に依頼(紙媒体)し、モニタリングを収集してケアプランを作成して、各部署に会議前に配り読み込んでもらい・・・会議の場面で確認します。

そして、家族との面談場面や在宅への訪問場面や退所のカンファレンスのタイミングで更に確認、合意をしていく・・・。

■データ連携をしていくとケアプランの合意プロセスではどうなる?

 居宅サービス計画は、データ連携連携した方のが会議までの時間とそのデータがシームレスに往復して、気づきをデータ連携を深められる印象があります。chat感覚で情報のやり取りが可能で確認に深みがでる。

しかし、施設サービス計画は、共通のケア管理システム内(プラットホーム)で情報収集しているが・・・しっかり情報の確認ができているかのか・・・?
理由は、結論より経過が記録として残り、結果が残りにく印象があり、サービス計画書も、記録システムから作成システムまで飛んで読んでくれいいるか?

モニタリング→サービス計画書→カンファレンスのプロセスは辿るが、読み込みがされているか?計画書を確認しているか?が疑問が残ります。
 
理由は、大きなそれも簡単なこと。現場では、データ連携するPC等が日々の記録用としてあり、情報などを確認するように使われていないことがあります。

■サービス計画をケアマネと相談員がどう扱うか?

 これは、居宅サービスではないと思います。しかし、施設系では、サービス計画を作成する介護支援専門員と生活・退所支援をする相談員の2つの相談援助職がいます。

もしかすると、相談援助職としてサービス計画を作成している事業所と介護職員がサービス計画を作成するというようなこともあるかと思います。

私は、相談援助職としてサービス計画書を作成しています。だから、介護や看護、リハビリテーションのことも一体的に考えてプラン化しています。

しかし、同僚は経験年数もことなり、相談援助職としての時間もなく他職種との議論もなく・・・・。サービス計画も作成したことが無い。

こうなると相談員は、他の職職種より事業所内の情報収集と分析、支援の計画を組み立てていくのか?こうなるとケアプランは個別介護サービス計画になってしまします。

■今日のnote

 施設系のデータ連携と相談員・ケアマネジャーの関係。
データ連携前からも実態はあったと思います。相談援助職としてのケアマネジャーの育成、相談援助職としての相談員の育成。

そして、データ連携後の他職種とのケアマネジャー・相談員の連携活動をどうしていいくか?

紙と人と時間で対応していた支援をデータ連携でどのように紙・人・時間を削減しながら、効果をあげていくか?課題ですね。

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