令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案)⑥
こんにちは。午後も介護報酬改定を読み解いていきましょう(^^)/
■令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案)
↑上記をクリックしてください。厚生労働省の社会保障審議会介護給付分科会資料確認できます。
■Ⅱ令和6年介護報酬改定の対応
2.自立支援・重度化防止に向けた対応
(2)自立支援・重度化防止に係る取組の推進
↓在宅復帰・在宅療養支援機能の指標
この指標の③入所前後訪問指導割合 ④退所前後訪問指導割合の
・30%以上 10ポイント
・10%以上 5ポイント
・10%未満 0ポイント
このパーセンテージが30%、10%は3か月の平均が40%、20%とか上がることになると思います。これは、単純に訪問の回数を増やすだけの老健と、入退所の数を微妙に上げないといけない場合もあるのでは?と思います。在所日数に影響すると思います。(②ベッドの回転率への影響も)
社会福祉士の配置は、採用の有無なので採用配置すればいいと思いますが、支援相談員の教育システムがないと簡単じゃないですよね。
薬剤調整加算については、
令和3年の改定では、薬剤調整の研修を老健管理医が受けており、老健入所前のかかりつけ医に入所前「医療情報提供書」等に入所中の薬剤の変更の有無について「確認」する。(チェックを入れるように帳票に記載してチェックがあれば「可」と判断する)
令和6年の改定では、
・医師、薬剤師及び看護師等の多職種で共有
・処方変更に伴う病状の悪化や新たな副作用の有無について、多職種で確認 し、必要に応じて総合的に評価を行うこと。
・入所前に6種類以上の内服薬が処方されている方を対象とすること。
・ 入所者やその家族に対して、処方変更に伴う注意事項の説明
ポリファ ーマ シーに関する一般的な注意の啓発を行うこと。
おそらく、①入所後に「医師、薬剤師及び看護師等の多職種」で1月後程度で服薬と身体状況、施設での生活を踏まえて「入所前の生活」を評価。
②利用者と家族、居宅介護支援専門員と老健側(医師、看護師等の多職種)とカンファレンスして、「退所後の生活」を確認。利用者、家族、居宅介護支援専門員に減薬の説明とリスクを確認し実施して、1月後に再カンファレンス等を実施していくなどのプロセスを実施。
③退所カンファレンスにて、減薬後の生活の変化や自宅での課題を説明、確認して、通所リハや短期入所等にてフォローするといったイメージでしょうか?