12月
このnoteも丸2年やりました。良いですね。
○羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)
御徒町のガチ中華。変な肉全部うめ〜。
○伊豆大島 その1
12月初めに、ちょいまちと三つ巴と行きました。まず伊豆大島の話をする前に、交通手段であるフェリーの話をさせていただきますが、相当いいと思いますよこれ。旅情の塊。
展望デッキから見る東京の夜景は我々田舎生まれ田舎育ちが夢見るトウキョウの姿そのもの。まずそれに圧倒されます。
しばらくすると光はほとんど見えなくなり、どこまで深く暗い東京湾の真ん中を突き進んでいきます。その時頬を刺す潮風の冷たさたるや。
船上での寒さとは裏腹に伊豆大島はその全てが暖かく、我々を迎い入れてくれました。ホスピタリティに溢れていました。
宿泊した「ふれあい民宿椿山」は民宿の素朴さを持ちながらも清潔感があり、人は優しく、特に食事が本当に良かったです。とても美味しかった…お米たくさん食べちゃった…。
この旅行で伊豆大島に魅了されてしまった私は年末もう一度伊豆大島に行くことになります。それくらい良かったのです。
○豚八戒
阿佐ヶ谷の予約必須餃子屋。本当に美味しい。久しぶりに行けたんだけど、餃子の種類も多いし、ここでしか食べられないような餃子もあるし、他のご飯も美味しいし、絶対に行くべき。あとBGMが良かったのもいいね。いい音楽を流す飲食店は美味いという法則、あると思います。
○ミレービスケット(まじめなおかし)
近所のヤックスで購入。硬く、香ばしく、優しい甘みと強い塩気で止められない止まらない。私は、まじめなおかしになりたい。
○ホキ美術館
写実絵画を展示する美術館。千葉市の住宅街の中に突然不思議な形の建造物が現れて変な気持ちになります。詳しくないので知らなかったのですが、写実絵画といえば、ここホキ美術館らしいです。
絵に対して「写真でいいじゃん」という声は度々上がりますが、写実絵画はその名の通り写真のように精密な作品でありまして、そうした声に常に晒されてきたジャンルのようですね。よく見ると人間が描いたということが分かるのですが、少し距離を取るともうほとんど写真にしか見えず「波打ち際の水飛沫って確かにこんなだよね」と納得してしまいます。
人間が、人間の目が映したままの映像をそのまま絵に落とし込むという過程には、どれほどの技術と熱量が必要なのか、その途方もなさに思いを馳せてしまいました。
併設のカフェも創意工夫を凝らした素敵なところなので、是非!
○このテープもってないですか?
2022年のホラー納めはこちらでした。色々言いたいのですが、何も聞かずに見たほうがいいので何も書きません。全3話(+1)。
○今年も最後までいい音楽に出会い続けた
丸ノ内サディスティック 〜Marunouchi Sadistic〜 (Miso Remix) / 椎名林檎 & Miso
貴方がもし、音楽制作の技量があったとして「丸の内サディスティックをリミックスしてください。それを椎名林檎のリミックスアルバムに入れます」と言われて、首を縦に振ることが出来ますか?出来ますか?こんな大知名度の大名曲、とりあえず丸サをカバーしとけばある程度の再生数は稼げる、みんな大好きこの曲を。
原曲を大きく変容させることなく、肩の抜けた正に"今風"なリミックス、そして最後に少しだけMiso本人によるボーカルも差し込まれる、引き算が光る良リミックスでした…。
Flower / 大貫妙子 & 坂本龍一
近所の服屋でシャザムした曲。鍵盤とボーカルのシンプルな構成ながら非常に存在感があって、服屋物色中イヤホン着用状態でも聞こえてきた。とても美しいと思います。
wwavess / おかもとえみ
おかもとえみはフレンズでの活動よりソロの方が個人的に好きです。生活のBGMとして最高の役割を果たしてくれています。大好きです。
Ditto / NewJeans
韓国の新進気鋭の5人組って聞きました。ミニマルでダンサブルなトラックを綺麗に乗りこなすボーカルがとっても好きです。MVの質感も独特で、日本のホラー映画っぽい瞬間とかあって面白かったし、かっこよかった。クラブとかで聴きたい。クラブ行ったことないけど。
不思議な関係 / シンリズム
サブスクのアルゴリズムから提供。悔しいですが、好きです…。可愛らしい鍵盤のフレーズからキラキラした演奏が楽しい。つい踊っちゃう。
架空の存在 / AOTQ & 夏目間風
AOTQさんの曲って聴いたら絶対AOTQさんの曲だ!好き!ってなるんですよね。夏目さんの声も好き好き大好き。この物悲しく、美しい空気はこの二人にしか出せないと思う。
カラカラ / 結束バンド
最近インターネット上頻繁に見聞きするアニメ作品の曲らしいのですが、本編は拝見していないので下手なことは言うもんじゃないです。中嶋イッキュウが作詞作曲を行ったということで聴いてみたところイッキュウ節全開でとても清々しく、私がtricotを聴いて最高だなと思っていたところがそのまま出ていてつまり最高だったということです。
記録、3年目もやっていきます。来年はこういう記録してくれる人が増えたら楽しいな。
終(おわ)