2023年4月
かれこれ2年ほど継続しているnoteであるが、これまで私は月ごとにメモをしておいて、月末になるとそのメモを見ながらnoteを書いていた。しかしこうして4月も終わりかけの4月28日、スマホのメモを開くとなんと私は今月メモを書いていなかったのである。理由はただひとつ、痩身活動に邁進していたからである。痩身活動は非常にMP(※心の体力を指す)消費が激しいため、これまで日常的に行っていたアレコレに手をつけられずここまで来てしまった。そこで今回は、およそひと月の痩身活動の中で自らの身体を実験台として感じたことを箇条書きにして簡単に記録しておく。当然、実際にそうであったこともあれば、気のせいだったこともあるかと思われるので、1サンプルとして参考にしていただければと思う。
そもそも私が所謂「ダイエット」(ここでは概ね、体重を減らすための諸活動全般を指す)という言葉を使わず頑なに「痩身活動」と言っているのには理由がある。ダイエットという言葉は、その実情が内包する問題に対して非常に軽すぎると思うのだ。「より細い身体へ」という願望は危険思想であって、言葉を選ばずにいえば「病的」であると思う。もちろん、極度の肥満状態で健康被害が出ているような状態であれば減量というのはある程度正当性があるが(これも「健康的であることが良いことである」という価値観の下ならという注釈付きである)、少なくとも標準体重と呼ばれるような状態での減量はヘルシーではないと私は思う。
ではなぜ私が痩身活動に注力していく羽目になったのかといえば、私の中に「より細い身体がより良いのだ」という痩身至上主義的思想が少なからず存在してしまっているからだ。私も愚かな人間であるから、ここで言い訳をさせていただきたいのだが、当然私は「人は別にどんな体型でもいい」というスタンスは取っている、取っているつもりだ。しかしながらその実「別に少しくらい太っていたって良いじゃない(私自身の身体はそうであって欲しくないけど)」という大いなる自己矛盾を抱えている。
今この文章を書いている5月6日、私はこの日新大久保のとある飲食店にてサムギョプサルを食べていたのだが、店内のモニターでは様々なk-popアイドルのミュージック・ビデオが延々と流れていた。当然大音量で楽曲が流れていれば思わず映像を見てしまうわけだが、画面の中の彼彼女らはとても細く、引き締まった体型をしている。全員が例外なくそうである。時に危険を感じるほどの細さの方もいらっしゃるが、歌いながら激しく踊れているということはその管理については心配することはないのかもしれない。「ありのままの自分を愛する」「ボディ・ポジティブ」といったメッセージが発信され始めてから久しく、「皆の憧れ」「私の推し」であるところのアイドルがそういったことを発信していることも珍しいことではないですが(アイドルカルチャーについては当事者でもないし、きちんと考察したこともないのでこの意見は印象論の域を出ませんが)、
やっぱいいや。この話全然したくない。やめた。違う話するわ。
DDMDDで曲を流していい許可を貰った。数か月の間重ねに重ねた熟考はある日私の許容量を超えた。DDMDDで曲を流す役割というのをどう解釈するかは人それぞれだが、とりあえず自分で選んだ曲を、ある程度大きな空間・ある程度大きなボリュームで聴けるというのは中々出来る経験ではないのは確かである。その上で、その場で流すのに相応しい(少なくとも私自身が納得出来る)曲とは一体何なの?皆が知っている曲?皆は知らない曲でも踊れるんだろうか。そもそも踊りたいの?下手にやかましい曲を流しても鬱陶しいだけかもしれない。お前がドヤ顔をしたいだけなんじゃないの?ご立派な承認欲求をお持ちで。
ていうか、そんなに時間をかけて考えるようなことでも、頭を悩ませながら作業するようなことでもない。別にこれに社会的な意味なんてない。評価も何もない。私は別にプロじゃない。ここまで考えて初めて、MDDを制作しているムッシュさんやDDMDDをやろうとしているぴんしぃさんの凄さを本当の意味で理解した気がする。だって、私たちはただ友達と遊んでいるだけなのである。MDDは、私たち以外の人間(かくれんぼ以外の人間)にとって恐らくほとんど何の意味もないだろう。書いた私たち(書いてない人も)が私たちだけで楽しむためにムッシュさんはMDDを作ろうとしているのである(と私は思っている)。友達と遊ぶためにここまでやるのである。ムッシュさんの心境の内を私は推し量れないが、少なくとも曲を選ぶ(友達と遊ぶ)のに「意味」なんかを考え始めている救いようのない自意識鬱屈モンスターである私にとってこれは大きな気付きであり、真にリスペクトを感じた瞬間だった。何度でも言うが、場を作る人が最も凄いのだ。
社会とか生活とか、まあそういうのもやっていかないと物理的に死んでしまうからやらないといけないけど、でもその前に、目の前の友達を楽しませることに心血を注げなくて何が人生だよクソがよと思い至ったのがゴールデンウィーク明けの今です。
とりあえずなんかウダウダ考えたけど出来そうだなと思いました。
あと全然話変わるんだけど「給与明細買取屋さん」見て苦しくなるのって私だけじゃないですよね?これどうにかなんないですか?夜勤明けでTwitterなんか見るもんじゃないねホントに。