2023年2月

○ニュージープラットホーム

 ニュージーランドのご飯が食べられるお店。立派なフィッシュアンドチップスは、見て楽しい食べて楽しいエンターテインメント。あとお肉美味しい。


○夜パフェ

 ニュージープラットホームのワインで終(おわ)になった私をえらばが引っ張ってたどり着いた。パフェって行くところまで行くと、グラスが満たされるのではなくて空間が発生するということを知って面白かった。この日は寒かったんだけど、この店出た後新宿歩いてたら地面からあったかい空気が出ていて、嬉々としてえらばにそれを報告して暖を取ったのをなぜか覚えている。


○ciotaのStraight 5 Pocket Pants

 4万円でびっくりした。生涯をかけて履かないとダメなやつ。見た目は何の変哲もない「THE」と言った感じのストレートデニム。人生は最終的に何の変哲もない服装になりたい。最終的にだけど。


○違国日記

 まだ読み終えてないけど本当に好き。私は誠実なコミュニケーションというものに弱い。


○つくば良いところだった

 パン屋が沢山ある。パン屋はその1店舗が宇宙の夢みたいに広大で輝かしいのだから、それが沢山あるということが一体どういうことなのか、お分かりいただけますでしょうか。あとお洒落すぎて入口が訳わからんことになってるカフェがある。ただお洒落ならまだしも、イングリッシュマフィンが美味しくてびっくりした。バターの香りとイングリッシュマフィンの香ばしさがこれでもかと言うほど多幸感を上へ上へと押し上げる。


○居酒屋で隣の席のおじさんが服を褒めてくれた

ありがとう。私もあなたのようなおじさんになります。


○どぅおーも

 メニューが絵本(ウォーリーをさがせ!など)に貼り付けられていて面白~いと思いました。あとパフェ頼んだら花火刺さっててウケたな~。


○山口 秋吉台

 なんか気付いたらフグ食べたり、九州に上陸してたり、うさぎさんと大丈夫さんにお会いしたり、ウレさん(うさぎさん家の御犬)と触れ合ったりしていて「こんな、上手く行っている、大丈夫か?」と思いました。秋吉台は焼け野原になっていてそれはそれで貴重だったっぽくて良かったな。異星みたいだったし。あと私は労働のせいで遅れて合流したんだけど、皆がそれぞれサインを書いたポストカードをくれたのがとても嬉しかった。
 孫子さんだったかな、「かくれんぼの人とはどこに行っても楽しい」と言っていたことを覚えている。覚えています。分かりますよ。
 あとドライブ中に羊文学の「光るとき」を聴いて、ちょいまちがこの曲に対する思入れを話していた時にサビが入ってきて、そのメロディの余りの美しさに鳥肌が立つと共に目頭が熱くなるのを感じた。たまに全てをすっ飛ばして涙が出そうになる瞬間が音楽にはある。まだ流れたことはないと思うけど。自分の感受性だけでは辿り着かない音楽体験の領域に、誰かのおかげで到達出来るということがある。光るときは私の中でそういう曲のひとつになった。


○どう頑張ってもApple MusicでHASAMI groupの曲を共有出来ないのでYouTubeの再生リストを使う

 今月1曲目はラッパーのVaVaとトラックメイカーSnail's Houseの共作。Snail's House節炸裂の”Kawaii”トラックにクールなラップが光る!いいね!

 Corneliusって未だにちゃんと聴いたことないんだけど何から聴けばいいんですか?この曲はかっこいい。ちょっとMETAFIVEの「環境と心理」を思い出した。

 HASAMI groupの今月聴き倒した5曲。
【WARP】掴みどころのない浮遊感のあるメロディが何回も聴きたくなる。
【カルト】歪みまくったドラムとメロディアスなサビがこれまた何度も聴きたくなる。
【冬の朝に制服で君は】恐れずに言うと「エモい」とはクリームソーダでもなければフィルムカメラでもなく、多分これのことだと思います。イントロの鍵盤で四肢が爆散する。そのまま手足を引きずった状態で曲は疾走していく。

【悪いことしようぜ】歌詞が酷すぎるのに曲がかっこいい。なんでそんなことするの。
【10代の詐欺師たち】エモ爆散曲2曲目。すみません。

 IVEのAfter LIKEをあぎんさんだったか八咫だったか、ドライブで流してくれたんだけど、サビあたりのストリングスみたいな音が資生堂のCMで流れてそうでかっこよかった。

 PAS TASTA feat. 崎山蒼志どうもありがとうございます。素晴らしき音楽の大河。雄大な水の流れのようであり、濁流のようでもある、全てを飲み込むカオティックなのに調和的なサウンド。最高のJ-POPだと思います。

 羊文学「光るとき」平家物語、観てみようかな。


終(おわ)

 

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