Bibliobattle of the Year 2023授賞式記念ビブリオバトル&新年会ビブリオバトル開催レポート
全国各地のビブリオバトルに関するユニークな取り組みを発見・表彰する、Bibliobattle of the Year!
Bibliobattle of the Year 2023(BoY2023)では、18の個人・団体の受賞が
決定しています。
これらのうち大賞と優秀賞の授賞式、及びそれを記念した新年ビブリオバトルイベントが、2024年1月20日(土)にZoomにて開催されました。
この記事では、そのビブリオバトルの決勝戦の模様と、登場したすべての本をご紹介します!
執筆:永野舞子
大賞・優秀賞授賞式
ビブリオバトルに先立って行われた大賞・優秀賞授賞式の様子は、YouTubeにて公開しています。
受賞者の皆さまのコメントが心温まるので、ぜひご視聴ください✨
Bibliobattle of the Year 2023
大賞:阪大ビブリオバトル
優秀賞:OBPビブリオバトル・聖学院大学総合図書館
新年ビブリオバトル
授賞式を記念して実施した新年ビブリオバトルは、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、2階層のトーナメント形式で行いました。
ビブリオバトルの公式ルールに則って実施しました。
まずは予選A~Cブロックの発表本の紹介です。各ブロック、★マークがチャンプ本となり、発表者が決勝戦へと勝ち進みました。
Aブロック
1冊目:万城目学『万感のおもい』★(チャンプ本)
3冊目:太田出版編『本当に面白いボードゲームの世界』
Bブロック
1冊目:毛塚了一郎『音盤紀行』
2冊目:森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』
3冊目:ロアルド ダール『飛行士たちの話(新訳版)』★(チャンプ本)
Cブロック
1冊目:鈴木祐『天才性が見つかる 才能の地図』★(チャンプ本)
2冊目:J・P・トゥーサン『浴室』
3冊目:マット・フラクション&エド・ブルベイカー『イモータル・アイアンフィスト』
【決勝戦】
1冊目:ロアルド ダール『飛行士たちの話(新訳版)』
2冊目:万城目学『万感のおもい』
3冊目:土井善晴『一汁一菜でよいという提案』
グランドチャンプ本
全参加者による「どの本が一番読みたくなったか?」の投票の結果、決勝戦のチャンプ本に選ばれたのは…
ロアンド ダール『飛行士たちの話(新訳版)』でした!
おめでとうございます!!
感想・雑記
昨年に続き、今年もBibliobattle of the Year の授賞式、受賞者とともに行う「新年ビブリオバトル」の2部制で開催しました。
かねてよりお名前や活動の様子をネット上で拝見していた全国各地のビブリオバトル団体様。遠方故になかなかイベントに足を運ぶことができませんが、こういった場でつながることができ、ビブリオバトルが大きなコミュニティーであることを感じました。地域、またはメンバーに合わせた特色のある取り組みはぜひ今後色んな地域でも派生を、そして今ある輪がどんどん広がっていければ良いなと思います。
授賞式の中で阪大ビブリオバトルさんからいただいたコメント「ビブリオバトルは、話すことよりも”聴く”ゲームではないか」という言葉は、ビブリオバトルにふれたみなさんならきっと、何か心に感じるものがあるのではないでしょうか。
ぜひこのページに貼った授賞式のYOUTUBE動画をみていただけたらと思います。
改めて、授賞式・新年ビブリオバトルにご参加頂いた皆さま、そしてBibliobattle of the Year 2023に携わってくださった皆さま、本当にありがとうございました!
これからも、各地のビブリオバトルに関する取り組みを発見・表彰するBibliobattle of the Yearにぜひご注目ください!
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