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雪景色のようなクッキー缶

大阪へ行ったので、阪急百貨店うめだ本店にも立ち寄りました。

昔は「食品の阪神、ファッションの阪急」というイメージが強かったように思います。
しかし2012年に阪急百貨店うめだ本店の建て替えで、食料品売り場が大幅に充実。百貨店それぞれのイメージやお客さんの流れも変化したように感じます。

そんな阪急のデパ地下には、「さすが阪急」と思わせるセンスの良いお店がたくさん棚を連ね、いつも賑わっています。

梅田の百貨店群(左)阪神百貨店(中)大丸(右)阪急百貨店
この街は行くたびに様変わりして迷子になりそう。
迷路のような梅田地下“ダンジョン”は以前平気だったのに、迷ってショックだった。
(写真:fenceさん)


さて、家族が揃う機会にお菓子でも
そう思って広いデパ地下を巡回します。

うーん、これでもない、あれでもない…
そもそも優柔不断な私は、お土産選びが苦手なのです。
自分のものは割とすぐに決まるのにね。

やっぱり大阪は品揃えがすごいなーと、今更ながら感心しつつ、人ごみを巧みにすり抜けていきます(大阪育ちの得意技)。

とは言え大阪を離れてから、めっきり人混みに弱くなった私。

もう限界…と思いはじめたその時、美しいケーキやクッキーが目に留まりました。ショーケースに引き寄せられるように近づいていくと、そこには「HIBIKA(ひびか)」という名前のお店が。

ロゴも素敵

ケーキ売り場の方は大行列。
焼き菓子もきっと美味しいのでは?とここに決めました。

「HIBIKA」は、兵庫県で創業約60年のパンと製菓業・エーデルワイスさんが展開するブランドのひとつだそうです。

ショーケースを覗き込んだ私は、クッキー缶に目を奪われました。
めっちゃキレイ!

正方形の缶の中には、雪の結晶を中心に、色とりどりのクッキーが散りばめられています。

その名も「冬のふきよせ〈雪の結晶〉」
正に雪景色です。
見た目にも名前にも心奪われ即決です。

「冬のふきよせ〈雪の結晶〉」
見るだけでワクワクする

中は15種類のお菓子。
苺のメレンゲ、カシス、チョコチップ、サブレにパイ、こんぺいとうも

食べてみた感想は、それぞれに個性が光る自然な味。
サクサクしながらサラッとほどけていく食感

適度なバターの風味と後を引かない控えめな甘さが、
軽やかに溶けていく感じ。

見た目以上の贅沢感です。
もう食べ出したら楽しくて止まらない。

家族からは「自分、食べたかっただけやん…」

そんなツッコミは聞こえませーん

職人さんのこだわりを感じるクッキーです。

「HIBIKI」さんのお菓子は、全てが季節限定なんだそうです。
季節の変化が楽しみになる。春は何が出てくるのかなー
美味しいひと時でした。

缶も美しい

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