クセ毛
タイトルの通り、私はクセ毛、天然パーマです。
両親もクセ毛で、私もガッツリ遺伝してクセ毛になりました。
小さい頃は、子ども特有の柔かい細い、色の薄い毛質だったので、クセ毛も、相まってイイ感じになっていたと思います(笑)。
段々と歳を重ねて、思春期になると、ホルモンバランスなどの影響もあるのか、硬いしっかりとした髪質になり、毛量も多かったので、扱いづらい髪になり、長い髪を結んで誤魔化すような感じになりました。クセが強く、髪もゴワゴワしていたので、前髪も短くは出来ず、長くして、全部の髪をガッと結んでいました。
短い後れ毛がクルクル、チリチリしているのがとても嫌だったことを今でも覚えています。
私の青春時代は、アムラー世代ど真ん中。
ギャルが流行りだした頃です!!
(これで、世代バレますね!)
茶髪でサラサラのロングのストレートヘアがスゴく流行っていて、、皆そんな感じにしていました。
一方の私はそんなことできるわけもなく、無縁な感じで…
行く美容院、行く美容院で……
『髪の量多いねー』(知ってます)
『クセ強いね〜』(知ってます)
『乾かすの大変だねー』(知ってます)
と、自分が気にしているところを、当たり前のようにツッコまれ(美容師さんは会話をする為の、話題として言ってくれたのかもしれないが…)、
美容院に行くのも、あまり好きではなくなってしまい、自分の髪に益々コンプレックスを持つようになりました。
誰もなりたくて、この髪になっているわけではないし…
例えば、世間一般的に見て太っているという見方がされる方に…
『あなた太ってますねー。』
と堂々と言う人は先ずはいないと思うのに、何で、私の髪のことは、こんなにもズケズケと言われてしまうのだろう…と、今ならそんな表現が思いつくが、そのときの私はそんなことを考えれるほどの経験も語彙力もなく、ただモヤモヤしていたように思う。
何もしなくても、真っ直ぐでサラサラな娘たちを、ただ『羨ましいな〜』と思って見ていた。
羨み、妬んでいたと思う。
そんな自分が嫌で、
親もそれを感じとっていて、
高校生のときに今では普通にある『縮毛矯正』を
やることができた。
ただ髪が真っ直ぐになっただけで、他は何も変わってないのに(今思えば)、あんなにも嬉しくて、自分が生まれ変わったような感覚になったのは、初めてだった。
嬉しいけど、ちょっと恥ずかしくて、でもサラサラになれたのは本当に嬉しかったです。
それ以降、出産するまで、ストレートを保っていました。
でも、元々ウネウネなものを、真っ直ぐにするのは髪にダメージもあり、痛んでいましたねー。
育児をするのに、こまめに美容院にも行けないし、出産を気に、『縮毛矯正』を諦め、ありのままの髪を受け入れ生活するようになりました。
というか、自分の髪に構えるほどの余裕はなく、必死に子どもを育てていましたねー。
でも、人間というのは不思議なもので、妊娠、出産を経験をすると、毛質が変わることがあるらしく、私はラッキーなことに、クセ毛がイイ感じに出て、髪質も扱いやすい感じになり、加齢もあるのか、ゴワゴワしていた髪も毛が細くなりました。
また、今はクセ毛っぽいヘアスタイルがカワイイとされる世の中になり、
とある方には、
『その髪になるために、人は3万とかお金かけるんだよ!!』
と言われ、
『そうなのかー。。。』
と、不思議な気持ちになりました。
散々昔、嫌な思いも、コンプレックスにもなったけどね( ;∀;)
でもサラサラな髪より、ありのままのクルクルの毛の方が、ワタシらしいなー!と今なら思う。
今は自分の髪が好きです!!
そして、学校嫌いな娘も、がっつりクセ毛です(涙)
そのうち、嫌になるのかなぁ。。
でも、めっちゃ可愛いじゃん!!!って、言いまくってやろうと思います!!!
娘には自分の髪好きになって欲しいけど、嫌になる気持ちも分かるから、そのときは、私の信頼してる美容師さんにお世話になろう(笑)
本当に未来がどうなるかなんて、分からないし、昔ダメと思っていたものが、今はこんなにも受け入れられて、、、
我が子にもそれを感じます。
今は学校に行ったり、行かなかったりで、世間から見れば少しハズレてるのかもしれないけど、
でもいつかきっと、娘が受け入れられて、素晴らしい!!と言われる存在になると信じています!!
だから、きっと大丈夫!!!
今日も楽しく過ごしていこう!!!!