「似合う色の大事なポイント」
前回、多くの方から聞かれた似合う色の質問について紹介しました。
大事なポイントは2つあります。
第1のポイント
[人は七色の虹の色すべて着ること出来る、ただ似合う色調が違うだけ]
赤や黄色が似合わないと思い込んでいるだけで、どの赤や黄色が似合い、どの赤や黄色が似合わないのかは、明るさの度合い(明度)や鮮やかさの度合い(彩度)の色調を知ることです。
第2のポイント
[身体の色素の割合は遺伝子で決まります。
日焼けしても年齢を重ねても生涯似合う色調は変わらない]
お肌に影響する色素は、皮膚の表面にあるメラニンとカロチン、そして皮膚の下に静脈の青と動脈の赤の色素であるヘモグロビンがあります。
この色素の割合は遺伝子で決まるので、生涯似合う色調(明度・彩度)は変わることがありません。
色の三属性は、色相(色合い)・明度(明るさの度合い)・彩度(鮮やかさの度合い)です。
お肌のメラニン色素の量は似合う色に影響しませんが、カロチンの量や血流のヘモグロビンである静脈の青と動脈の赤が、似合う色に大きく影響しています。
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*イエローベースの場合
カロチンの量が多く動脈の赤色の影響を受けているタイプです。
*ブルーベースの場合
カロチンの量が少なく静脈の青色の影響を受けているタイプです。
二つのタイプに分かれますが、日本人のイエローベースとブルーベースの割合はほぼ半々です。
次回は「好きな色と嫌いな色」です