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パーソナルカラーは年齢とともに変わるの?

「なんだか最近、昔ほどこの色が似合わない気がする…」そんな風に感じたことはありませんか?一度診断されたパーソナルカラーの「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」という分類は基本的に一生変わらないとされています。でも実は、髪や肌、瞳の色味が変化することで、同じシーズン内でも似合う色が微妙にシフトすることがあるんです。

そこで、今回は年齢とともに変わるパーソナルカラーの秘密と、その上手な取り入れ方を解説。これからのファッションやメイクをもっと楽しむためのヒントを見つけてみましょう!


パーソナルカラーの基本は変わらない

パーソナルカラーは、一度決まると基本的に一生モノ。それは肌のトーンや髪・瞳の色といった、生まれ持った特徴に基づいているから。ただし、年齢を重ねることで肌や髪、瞳の質感や色味が少しずつ変化することも。その結果、同じシーズンの中でも似合う色のトーンやニュアンスが変わる場合があるんです。

押さえておきたいポイントは、「シーズン自体が変わることはない」ということ。例えばスプリングタイプの人がウィンタータイプに変わる…なんてことはありません。パーソナルカラーは、肌や瞳、髪の基本的な特徴によって決まっているから。

年齢による微妙な変化をキャッチして、年齢に合わせたおしゃれを楽しむカギとなります。


年齢による変化と似合う色調の変化

髪の色や質感の変化

年齢を重ねると、髪の色や質感にも変化が。色素が薄くなって白髪が増えたり、髪が細く柔らかくなって全体の印象が軽くなることも。この変化に合わせて選びたいのは、明るめのカラー。同じシーズンでも暗い色や濃い色は重く見えがちなので、少しトーンを上げた色味がバランスよく馴染みます。

さらに、以前はしっくりきたコントラストが効いた鮮やかな色も、淡いトーンにシフトするのが正解。柔らかい色合いを取り入れることで、より自然で調和の取れた印象に。

肌の質感やトーンの変化

年齢を重ねると、肌のツヤ感が控えめになり、マットな質感やくすみ、シミが目立ちやすくなることも。その結果、彩度の高いビビッドな色が浮いて見えてしまうことが。そんなときは、クリアなカラーから少し「くすみ感」のあるソフトなトーンに切り替えるのが正解。肌馴染みがぐっと良くなり、全体の印象も柔らかくまとまります。

また、肌のトーンが明るめから少し暗くなる方には、逆に少し深みのある色を選ぶとしっくりくることも。変化に寄り添った色選びがポイントです。

瞳の色や印象の変化

瞳にも年齢による変化が。メラニン色素が減少し、黒目が淡くなることで目の白と黒のコントラストが弱まり、全体的に柔らかい印象にシフトすることがあります。この変化に合わせるなら、鮮やかで強いカラーよりも、少し淡い色や落ち着いた色合いを取り入れるのがベター。瞳との調和が取れ、ナチュラルで優しい雰囲気を演出できます。

顔の中の影

年齢を重ねると、シワやたるみによる影が顔に出やすくなります。暗い色は似合うと引き締め効果や小顔効果が期待でき、目鼻立ちをくっきり見せて華やかに見える一方で、影が強調されてしまうことも。その結果、疲れた印象や老けた印象を与えてしまう場合があります。

そんなときは、同じシーズンでも少し明るめの色を選ぶのがカギ。明るい色を取り入れることで、影が目立ちにくくなり、顔全体がふんわりと若々しい雰囲気に仕上がります。


パーソナルカラータイプ別の年齢変化と似合う色

年齢による変化に合わせたパーソナルカラーの見直し方の一例をご紹介。

スプリングタイプ

若い頃は、鮮やかで明るいブライトトーンが得意だった方も、年齢を重ねるとより柔らかく淡いライトトーンが馴染みやすくなることがあります。明るさはそのままに、少し優しいニュアンスをプラスすると自然に馴染んで軽やかな印象に。

サマータイプ

透明感のあるクリアなライトトーンが似合っていた方でも、肌のくすみが気になり始めるとソフトトーンや少しくすみ感のあるカラーがしっくりくるように。柔らかいトーンを選ぶことで、肌との調和が取れ、落ち着いた大人の雰囲気に。

オータムタイプ

落ち着いたダルトーンが定番だった方も、明るめのソフトトーンにシフトすることで印象が軽やかに変化。適度な明るさを加えると、顔全体がリフレッシュされたような生き生きとした印象に。

ウィンタータイプ

ビビッドな強い色が得意だった方も、年齢とともにペールトーンやブライトトーンなどの軽やかな色が似合うようになることも。強さを少し抑えた色味を取り入れると、洗練された大人の雰囲気を引き立ててくれます。


日焼けによる一時的な変化

日焼けは一時的に肌のトーンを変えるものの、パーソナルカラーそのものが変わるわけではありません。しかし、似合う色の印象にちょっとした変化が出ることも。

例えば、スプリングタイプの肌が明るい人が日焼けすると、同じスプリングでもより鮮やかでポップな色がハマりやすくなる傾向に。また、サマータイプで色白の人が日焼けした場合、普段より少し彩度が高めのブライトトーンやストロングトーンも似合うように。

肌の変化でファッションの楽しみ方が広がる、そんな季節ならではの色遊びを楽しむのもアリ。


パーソナルカラー診断で押さえるべきポイント

パーソナルカラー診断では、シーズン分類に加えて「明るさ」「彩度」「清濁」などの細かなトーンを確認することが重要です。これらの要素を把握しておくことで、年齢やライフステージに応じた変化にも柔軟に対応しやすくなります。診断の際には、ぜひこれらのポイントについてもしっかりと質問してみてください。


まとめ

パーソナルカラーは基本的には変わらないものの、実は年齢を重ねるごとに髪や肌、瞳の印象が少しずつ変わっていくもの。そんな微妙な変化に合わせて、似合う色のトーンもアップデートしていくのが大人のオシャレの楽しみ方。

変化を前向きに捉えて、新しい色やメイクにトライしてみるのもおすすめ。もしかしたら、これまで挑戦したことのないカラーが意外なほど自分にしっくりくるかも!「色の力」を味方につけて、自分らしいスタイルを楽しんでください!

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