骨格診断で似合うといわれたアイテムが好みのものではないときの対処法
「骨格診断で似合うとされるアイテムが、自分の好みと一致しない…」そんなモヤモヤを抱えている方、多いのではないでしょうか?「似合う=好き」とは限らないのがファッションの難しいところ。でも、それを乗り越えて自分らしいスタイルを見つけるコツ、実はあるんです。
1. 「素材」を味方につけてみて
似合う形やデザインが好みではないとき、まず注目したいのが「素材」。骨格タイプに合った素材を選ぶだけで、好みのデザインを自然に着こなせるようになります。
例えば…
ストレートタイプ:甘い雰囲気のブラウスを着たい場合は、ハリのあるコットンやシルクを選んでみて。ふんわりデザインでもしっかり馴染んで、スタイリッシュな印象に。
ウェーブタイプ:シンプルなシャツを選ぶなら、薄くて柔らかなレーヨン素材をセレクト。華奢な体にしっとりと馴染んで、全体のバランスが整います。
ナチュラルタイプ:カッチリしたジャケットを着たいときは、麻やウールなどの自然な質感がポイント。体のフレーム感が和らぎ、女性らしい柔らかさがプラスされます。
エレガントタイプとウェーブタイプの私の失敗談
顔タイプがエレガントで骨格がウェーブタイプの私。ある日、大胆なフリルが印象的なブラウスを発見!顔タイプにもピッタリだし、ウエストインすればウェーブの骨格にも合うはずと期待に胸を膨らませて試着してみました。
しかし、なんだかしっくりこない。理由を探ってみると、それは素材感にありました。パリッとした綿素材は、テイストやデザインには合っていたものの、私の華奢なウェーブ体型には硬すぎて、素材が身体に馴染まない印象に。結果、無理して着ているように見えてしまい、アウターで隠す以外に選択肢がなくなり、泣く泣く断念しました。
素材選びは、ファッションの成功を左右する大切なポイント。どんなに魅力的なデザインでも、骨格や体型に合わない素材を選んでしまうと、自信を持って着こなすことが難しくなります。だからこそ、自分の骨格タイプに寄り添った素材を意識することが、オシャレを楽しむ秘訣です。
2. 「形」は自由に選んでOK!
次に考えたいのはシルエットの工夫。骨格診断で提案された形が気に入らないときは、小物や組み合わせでバランスを調整してみましょう。
例えば…
ストレートタイプ:フワッと広がるAラインスカートを選ぶなら、ハリ感のある素材をセレクト。下半身をすっきり見せるのがポイント。
ウェーブタイプ:ボックス型トップスを着たいなら、細身パンツを合わせて上下のバランスを調整。
ナチュラルタイプ:タイトなスカートを履きたいなら、ゆったりニットを合わせて女性らしい抜け感をプラス。
「好きな形を楽しむ」、それがファッションの醍醐味です!
3. 「小物」で雰囲気をアレンジ
似合わないと思っていたデザインでも、小物で工夫すればしっかり「似合う」に寄せることができます。
ストレートタイプ:スカーフやロングネックレスを使ってIラインを強調。縦長シルエットを作るだけでグッと洗練された印象に。
ウェーブタイプ:胸元に華やかさのあるネックレスを投入してみて。目線が上になりデコルテの寂しさ軽減。
ナチュラルタイプ:ベルトをゆるめに巻いたり、カゴバッグでラフな雰囲気を演出。抜け感のあるオシャレが完成します。
4. 重心を意識してスタイルアップ
コーディネート全体のバランスを取るには、重心の位置を意識してみるのがおすすめです。骨格タイプに合った重心の配置を少し取り入れるだけで、無理なくスタイルアップが叶います。
ストレートタイプ:縦長ラインを意識して、ジャストウエストで重心を整えるのが正解。詰まった印象を避け、軽やかなスタイリングを心がけてすっきりとしたシルエットが完成。
ウェーブタイプ:ハイウエストでウエストマークを加えつつ、上半身を華やかに飾ると重心がアップ。アクセサリーやトップスのデザインで視線を上に集めると、全体のバランスがUP。
ナチュラルタイプ:長めの丈やゆったりとしたラインを選ぶことで、フレーム感を活かしたスタイリングが完成。自然体の抜け感を演出して、大人のリラックスムードに。
重心を少し意識するだけで、コーディネートがぐっと洗練されます。ぜひ試してみてくださいね!
骨格診断のアドバイスは、あくまで参考のひとつ。自分らしいスタイルを大切に、毎日のファッションをもっと楽しみましょう!