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一年の締めくくり、有馬記念が終わりました

競馬が好きな人も、あまり馴染みのない人も、毎年この瞬間が待ち遠しいですよね。それが、有馬記念。2024年の有馬記念が12月22日(日)に開催され、日本中の競馬ファンが注目した一大イベントでした。レースが終わると、何とも言えない喪失感に包まれ、「ああ、今年も終わりか…」と感じてしまうのは、きっと私だけじゃないはず。

有馬記念が終わり、週明けから続々と届いた引退や退厩ニュース。ドウデュースやシャフリヤール、スタニングローズ、ディープボンド、メロディーレーン、セリフォスなど、引退する名馬たちが次のステージへ進んでいく姿を見守ることになりますが、どこか寂しい気持ちにもなりますよね。それでも、彼らの新たな道にエールを送りたいと思います。

では、今年の有馬記念を振り返ってみましょう。


ドウデュースのまさかの取消

1番人気のドウデュースが直前で出走取消となり、波乱の幕開け。天皇賞(秋)やジャパンカップでの素晴らしい走りを見せていただけに、引退レースを楽しみにしていたファンも多かったでしょう。しかし、ドウデュースの未来には新たな希望が待っています。種牡馬としての活躍を心から応援したいと思います。

馬券は大外れ

「好きな馬を買え」と言われる有馬記念ですが、私も応援している馬を中心に馬券を購入しました。ダノンデサイルを軸に、スタニングローズ、ディープボンド、ローシャムパーク、アーバンシック、ベラジオオペラの三連複を買ったのですが…。結果は、大荒れの展開で惨敗。

結果は1着はレガレイラ(4人気)、2着シャフリヤール(10人気)、3着ダノンデサイル(2人気)と、大荒れの展開!


1着:レガレイラの快挙

今年の主役はレガレイラです。昨年のホープフルステークス以来、なかなか結果が出ませんでしたが、見事な走りを見せてくれました。スタートから好位置をキープし、勝負どころでスムーズに進出。最後は2着馬との激しい追い比べを制し、64年ぶりに3歳牝馬として有馬記念を制覇するという歴史的な快挙を達成しました。

この勝利は、陣営が見事に修正した結果だと思います。戸崎騎手の巧みな手綱さばきも光りました。

2着:シャフリヤールの底力

昨年の有馬記念(5着)時よりも状態が良く、臨戦過程が順調だったシャフリヤール。中山2500の大外枠という不利を跳ね返し、2着に入線しました。C.デムーロ騎手の好騎乗も光り、惜しくもハナ差で2着となりました。

不利な大外枠からここまで持ってきたシャフリヤールの実力はさすがです。6歳となった彼のダービー馬としての底力を再確認しました。

3着:ダノンデサイルまさかの逃げ

ダノンデサイルは、横山典騎手のまさかの逃げで3着。前半1000mが62秒9というスローペースから後半は11秒台のロンスパ合戦が繰り広げられました。後続の差し馬にとって、このラップでは後続が捲るのは難しく、逃げ粘りの作戦が見事にはまった形です。

実際に、上位の馬は4コーナ時点で前目にいた馬で決まる前残りの展開。唯一シャフリヤールがあの不利な外枠から、道中外を回る流れの中で4コーナで捲りまくったのだから、あっぱれです!


当日の風の影響

当日は強風が吹き荒れ、レース展開にも影響を与えました。当日5レースに騎乗したルメール騎手も「風がすごい。馬がフラフラしちゃうし、壁を作れないと厳しい。前にいると大変」と話すほど。この風がなければ、ダノンデサイルがもう少し粘れていたかも…。

レガレイラは普段より前目の位置を取り、手応え良く直線へ進入。風の影響を受けることなく、最後まで良い脚を使い切って勝利。戸崎騎手の冷静で的確な騎乗が光ったレースでした。


こうして、私の有馬記念が終わりました。物悲しい気持ちも束の間。今週はホープフルステークスと東京大賞典が控えています!馬券が当たるように、しっかり頑張ります!

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