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英国美容(エステ)事情
前述の、「英国美容師事情」とは異なるので、そこだけ注意してほしい。
英国に住んで、少しお金と時間に余裕があったころ、駐在員婦人の間でエステ話が盛り上がり、私もセルフリッジ(ロンドン高級デパート)のエステを予約したことがある。
メニューを渡され、英語の内容は良くわからなかったが、時間と金額を確認して施術メニューを決めた。
意気揚々と、レディ気取りでお店に入ったものの、帰りは、情けなさと、怒り半々でお店を出た。
振り返ってみれば、流ちょうな英語を話せない自分が一番悪かったのかもしれない。
人一倍、冷え性なうえに、当時は今と比べて皮下脂肪が無かった。スタッフから見れば、英語もろくにしゃべれない、小さくて、子供みたいな、ちんちくりんの日本人に、施術などしたくなかったのかも知れない。
何か、体に塗った後、薄い布一枚かけてスタッフは出ていく。
これは、一体どんなものを塗られているのか、どれくらい放置されるのか、不明。
案の定、体がどんどん冷えて、我慢できなくなり、「ブランケットプリーズ!」とベッドの上で叫び続けたが、スタッフは来てくれない、聞こえないのか、無視されているのかは不明。
結局、放置時間が満期になって、スタッフは戻ってきたのだと思う。
あぁそうだ、ここは外国だった、対価を払ったところで、対等なサービスを受けられるとは限らない。
海外で、人種差別らしき経験は、いろいろあるが、クルーズ船や、ホテルのランク、お国柄でも対応は変わるし、最後は人と人、相手次第ということもある。
*画像は、ハロッズ。手元にセルフリッジがないので、すみません。