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副業は、"自分の事業作り" 0から感動を作りあげる副業のお話

この記事は、2020年8月13日に執筆し、加筆・修正を加えたものです。

みなさん、こんにちは!採用広報の大橋です!

梅雨も明け、本格的に夏到来...
色んな意味で"熱く"なっているといえば...そう、《副業》です!

コロナの自粛期間やリモートで仕事をする時間が増えたことで、新たに副業を始めた方、興味を持っている方が増えていると思います。

そんな中、今回はクラウドワークスで副業を行っているメンバーにインタビュー!
記念すべき第1弾はフリーランスのエンジニア・クリエーターのためのエージェントサービス「クラウドテック」でキャリアアドバイザーをしている紺谷さんのワークスタイルに注目いたしました!

紺谷さんのスケジュールの公開、副業での学びや想いなどオープンにお話いただきましたので、これから副業を始める方にとっても参考になるかと思います。

それではご覧ください!

■普段の仕事について

ー紺谷さん、本日はよろしくお願いします!まずは普段のお仕事の内容を教えてください^^

クラウドテック首都圏事業部のキャリアアドバイザーチームにて、主にフリーランスのクリエイターの方(デザイナーの方)へお仕事のご紹介やヒアリングを担当しています。

ーヒアリングの際、お伺いしている部分はどんなところでしょうか?

クリエイターの方の【仕事観】や、働く条件の【判断軸】を注意深くお伺いすることを重要視しています。その方の行動の"動機"を掴み、マッチした案件・職場をご紹介できるよう努めています。

■副業の紹介

ー紺谷さんの副業について教えてください!

副業・社外の活動は併せて3つほどあります。

1.シンガーとして舞台出演、ライヴ企画・運営・チーム組成も自分で実施

学生時代からライヴ企画やイベント企画をやることが多かったので、その延長線上で活動を継続しています。人数構成としてはライヴにもよりますが大体2人ほど。ジャズバー等で演奏する際は楽器演奏のメンバーやイベント運営スタッフも含め、少なくとも10名ほどで運営し、私はチームの組成を行っています。
学生時代は固定メンバーでバンドを組み、毎週ライヴをして・・・とバタバタしていましたが、社会人になってからは演奏の"場"ごとにメンバーを組み、新しい"人"と"場"でライヴをやることが多いんです!イメージとしては会社で組んでいるグループやユニットを想像してもらえると^^
日々新鮮な感じで活動しています!

2.学生の学習指導、キャリア教育の支援・講座ファシリテーター

活動頻度としては週1回程度。主に会社が休みの土・日・祝で活動しています。
学習指導は学習塾で、中学生に数学や英語を教えています。
キャリア教育の支援は友人の事業のお手伝い。実際に高校に出向き、高校生に対してチーム分けをし、ワークショップを行ってもらいます。

・自分の紹介
・今の状況
・何に興味を持っているか
・卒業後はどんなことやりたい?

など発表をしてもらっています。私はそこでファシリテーターを行っています。

3.ITベンチャーの同世代でオンライン読書会の実施(隔週)

金銭は発生しませんが、隔週で読書会を実施しています。メンバーは人材・ITベンチャーの方が多く、"学び"に関心が強い方が集まっています。

・きっかけ
・アウトライン
・気になったポイント
・強調したいこと

を伝え、みんなで議論を行っています。
最後はオンライン投票で誰の本を一番読みたいかを集計し、賞賛をする。
インプットとアウトプットができる場なので、学び、楽しんでいます!

ー紺谷さんが最近で読んだ本や、オススメの本は何でしょうか?

直近で読んだ本は、ドラッカー生前最後の著書である【ネクスト・ソサエティ】です。"マネジメント"から時代を読む視点や気づきを得ることができます。簡潔に内容をお伝えすると

・肉体労働が終わって知能労働が主流となっていく世界で、終身雇用前提ではなく複数の会社や居場所で経験を積んでいくことが当たり前になること
・一度の高等教育で太刀打ちできないので学び直しが重要となってくること

など、歴史上誰も経験したことのない社会構造上の変化が進んでいくことを提言している本です。
副業やリカレント教育などは、今となっては潮流として注目されていますが、今から20年以上も前にこの内容を既に提言しているのが驚きで感動したのを覚えています。
クラウドワークスの事業に興味を持ったきっかけにもなった本の一つなので、よく読みなおしています。

また、小説もよく読みます。オススメは【空白を満たしなさい/平野 啓一郎】
こちらも簡単にお伝えすると、一度死んだ主人公が生き返り、死んでいた空白の3年間にあったことやどうして自分が死んだのかに向き合い、生死観を問うていくお話です。平野さんが提唱している"分人主義"という考え方が興味深く、気づきを得ることができると思うので、ぜひ一度調べてみてください!

■副業をはじめたきっかけ

ほとんどは友人・知人からいただいた相談からスタートしています。
また、大学時代4年間ずっと音楽活動・塾講師をしていたので、
その延長線上でお仕事の依頼をもらったりしていますね。

依頼をもらった時、時間に余裕があれば可能な限り、まずチャレンジしてみることを大切にしています!

■タイムマネジメントと気をつけていること

ークラウドワークスの仕事×副業のタイムマネジメントはどうされているのでしょうか?

急に予定がかぶると各所に迷惑をかける可能性があるので、副業は基本、土・日・祝日に予定を寄せ、スケジュールを組んでいます。

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クラウドワークスの仕事が終わり次第、夜に副業の予定を入れたりする日も。現状、体力的に問題はありませんが、副業を行うにあたり、心身の異変にいち早く気付く"管理"が特に重要だと感じています。

以前、パラレルワークでマルチに活躍されている大学の先輩の講演に参加した際、副業によってご自身がキャパオーバーになったという苦労話を聞きました。どうやら寝ず、休まず、あれこれ活動しているうちにどのプロジェクトにも無気力になり、体を壊し、結果各所に迷惑をかけてしまったと。。。
どういう仕事であれ"お金"をいただいている限り、さらに管理をしたうえで仕事をしないと!と自戒の意味でも考えさせられましたね。

■副業で得た視点・本業に活きている点

ー副業をすることで得た視点は何でしょうか?

まず得た視点としては「正解もない中で、0から作っていくことの難しさ」です。
ライヴ企画・運営で言えば、

・どんな演奏をするか
・進行をするか
・どんな風に舞台でふるまうか

など、当たり前ですが全部自分で決定しなければならず、かつ、ライヴハウスなどの演奏場所やイベンターの方、一緒に演奏する方にも明確に指示を出し巻き込んでいかなければならない。正直毎回大変です。当日どんなお客さまが来るかもぎりぎりまでわかりにくく、来場の集客は基本自分で行っているので、

・どうやったら来ていただけるか
・時間を割きたいと思うか
・来場した方に感動していただけるか
・いかに楽しんでいただくか

考えることは尽きないです。
また、ライヴやイベントなどの舞台は会社のチームで行う仕事と違い、急な代理が本当にきかず、その舞台はその日のその時間にしかなり得ないので、当日いかに最大限のパフォーマンスにもっていくかは体調管理含めいつも考えている部分になっています。

ー本業に活かされていると感じることは何でしょうか?

副業はもちろん命令された上でやっているわけではないので、自分で決定し、周りの人と進めることが大前提。極端に言うと相談相手などもいません。よって自分の判断や意見が曖昧だと自分の思いが伝わりづらいんです。これは業務の中で意識している部分でもあり、毎日の中で活きていると感じる部分です。
あと、来てくださる方になにかしら"感動"してもらいたい想いがあります。口では簡単に言えるけど"感動させる"って本当に難しい。

ー紺谷さんにとって"感動"とは...?

"感動"とは・・・期待を超えたのかどうかと考えています。
舞台に立っているとわかりやすいんですよ。お客さまの顔が見える、お客さまが涙を流す。そんな姿を見たときに
「ああ、届けたいことを届けられたかな。人の心を動かすことができたかな」
と思えます。

なのでライヴも、普段の一つ一つの業務でも"感動"させられるよう日々向き合っています。


ー難しさを感じる部分はどんなところでしょうか?

人にお伝えし、一緒に動いていくことの難しさです。
生徒への学習指導で言えば、そもそも動機付けや能力、置かれている家庭環境、
集中力も一人一人異なるので、ただこちらがしてほしいことを伝えても伝わらないですし、人間の自立はつくづく難しいなと思います。(笑)
ビジネスの場で話をしていく場合とは別に、相手が生徒だとそもそも事実や理詰めで心が動く相手ではなく、共通言語もないので、自分で考えて動いていけるように背中を押していくことの難しさを日々感じていますね。。。

■副業とは〇〇である!

ー声を大にして皆さんにお伝えください!ズバリ紺谷さんにとって"副業"とは何でしょうか?

副業とは、「自分の事業作り」です!
自分的にはこの表現がピッタリと感じました。実際の業務内容がどんなものであれ、自分で決め、走らせるのであれば事業作りになるかと考えました。
普段の会社に加え、社会の様々な部分に関わっていけることは、自ら動いたからこそ得られる面白さだと思います!

ー最後に紺谷さんご自身の経験から皆さんにお伝えできることを、メッセージとして発信いただきたいです!

できる範囲で少しずつ受けてみる、やってみることが大切かと。
待っていても機会はない。何かできないか?させてもらえないですか?と声をかけて自ら動くことは大事だと思います。あと、普段から中長期的にトライしたいことを発信していくことも大事だと考えています!

お金前提で副業をスタートしたわけではなく、場数を踏むことで分かることや経験になることもあります。最初は「何に繋げていけるんだろう?」とわからなくても1つ1つの行動が次を呼ぶ。

仕事上、様々な職業に就いている方や、フリーランスの方とお話する機会があるのですが、いくつも仕事を持っている人気者の方でさえ、「仕事は執着」と仰っており、非常に共感しました。
したいことがいきなり自分のもとに飛び込んでくるのではない。
自分で発信をしながら、執着を持ち、自ら取り、掴みに行く行動を!

クラウドワークスはじめSNS等、色々な受発注のサービスがある中で、以前より気軽に声もかけやすく、発信しやすい環境になっていると思います。
まずはやってみることが大事かなと思います!

紺谷さん、ありがとうございました!

今後も社内のニューノーマルな働き方を発信していきます!
次回もお楽しみに!

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