副業とは身を置きたい環境を実現する手段 自分の"好き"と向き合いサードプレイスをつくったお話
この記事は、2020年9月15日に執筆し、加筆・修正を加えたものです。
みなさんこんにちは^^採用広報の大橋です!
今回も引き続き"副業"にフォーカスをしてお届けいたします。
第3弾目はクラウドワークスの子会社である株式会社ビズアシのプロダクトオーナー、
竹ノ谷さんのワークスタイルに注目しました!
※プロダクトオーナー:プロダクトの価値を最大化するために方向性を定め、管理を行う役割
新卒からクラウドワークスで働いている竹ノ谷さん。
副業に対しての考え方や、今後副業をスタートする方に向けてのアドバイスもいただいておりますので、参考にしていただける部分がたくさんあると思います。
ぜひご覧ください!
自己紹介とクラウドワークスの仕事について
ーまず、自己紹介とクラウドワークスでの仕事内容について教えてください。
2015年にクラウドワークスに新卒で入社をしました。
~クラウドワークスでの今までの仕事~
①フリーランスのエンジニア・クリエーターのための
エージェントサービス、クラウドテックの立ち上げ
②クラウドワークスでの営業
③サイタでプロダクトオーナー兼マーケティングを担当
現在は株式会社ビズアシのプロダクトオーナーとして働いています。
今の仕事内容としてはビズアシのアシスタントが利用するシステム開発のプロダクトオーナーをメインに、クライアントに向けたマーケティング(広告運用・メルマガ等)や、ビズアシの営業メンバーが使用するツールの導入・設計などを行っています。
私の副業
ー竹ノ谷さんの副業を共有いただけますでしょうか。
2018年の春からお花の定期便「Bloomee LIFE」を運営する株式会社Crunch Styleで副業をしています。社員数が20名くらいのスタートアップの会社で、平均年齢は20代後半のメンバーが中心となって働いています。
手伝っているお仕事は時期によって様々ですが、今までやってきたのは
広報・PR
法人向けサービスの立ち上げ
サービスのUX改善のデータ分析やディレクション
「好みに合う花を届ける」という新しいUXの設計・検証運用
ユーザーヒアリング
と多岐に渡ります!
副業をはじめたきっかけ
きっかけはSNSでした。
友人がBloomee LIFEのお花を投稿していたのを見て、いいサービスだなと感じました。
ー「いいサービス」とは?どんな部分に心を惹かれたのでしょうか?
Bloomee LIFEの特徴は自宅のポストに届くこと。もともとお花は好きですが、日々の生活の中で足を運んで買いに行くのは正直面倒だなと私自身が思っていて。それが定期的にポストに届き、飾れるようになったら、本当はお花が好きで飾りたいけど、買いに行く手間を考え躊躇してしまう人の悩みを取り除けるんじゃないかと。そこに魅力を感じました。
SNSで見かけたことをきっかけにサービスや運営会社を調べたら、なんとWantedlyで求人を発見!オフィスが近かったこともあり、まずは伺って話を聞きました。Crunch Style社では副業として受け入れが可能な社会人インターンの制度があると知り、その形で参画させてほしい!といった流れで手伝わせてもらえることになりました。
ーすごいタイミングとご縁ですね!そこから副業をスタートするにあたり不安などはなかったのでしょうか?
副業を始めるタイミングがちょうど社会人になって3年経った時くらいでした。入社1年目からクラウドテックのサービスの立ち上げに携わっていたので、「立ち上げとしては一旦落ち着いたかな」と感じる一方、もう一度この立ち上げフェーズでガツガツやりたい!という想いも持っていました。
話をする中でCrunch Styleがスタートアップの会社で、とても忙しい立ち上げ期にあることはわかっていたので、その想いを副業で補えるなら「やってみるチャンスなのではないか」と感じました。併せて純粋にサービスが良いと心から思えるし、シンプルに興味が湧いたので飛び込んでみましたね。
副業を行う時間は?
ー副業はどんなスケジュールで行っているのでしょうか?
副業は平日に1日、夕方にフレックスで退社した後、副業先のオフィスに向かいMTGを行っています。その後の作業は平日の朝(クラウドワークスの始業前の時間帯)、もしくは夜か休日の都合の良い時間に行っています。
工夫していること・気を付けていること
ー本業と副業をする中で工夫していることや気を付けていることは何でしょうか?
まず本業と副業を行う中で、タスク量はコントロールしています。副業先から依頼をいただいた段階で時間がかかる、もしくは直近の予定を踏まえて難しいと感じる場合は期日を相談させてもらうこともあります。その他にも以下のような部分を工夫しています。
複数プロジェクトに関わっているものの、スイッチングコストを減らすため
MTGの時間は週1回でまとめて設定させてもらう
業務量的に本業やプライベートに影響が出そうな時は、
ものすごく興味のある内容であっても受けない勇気を持つ
急ぎの仕事の場合は、その週でどのくらい稼働ができるのか予め伝えておく
旅行など、作業できない期間が長期である場合は予め伝えておく
ースケジュールを本業・副業・プライベートの全体で調整する、予め予定を共有する。ルールや線引きが明確ですね!
副業から得た経験・視点とは
ー副業先で得た経験やトライは何でしょうか?
・広報・PRや新しいUXの設計・検証
クラウドワークスではやったことがなので、知識や経験としてとても勉強になりました。
・クラウドワークスでもSQL(データ分析のためのコード)を書いてみた
副業先にSQLに詳しい人がいたので、その方が書いたSQLを参考に本業であるクラウドワークスの仕事でもトライしてみました!
ー竹ノ谷さん、本当に色々な経験をされてますね!
副業先では、今まで経験したことがなかったことでも手を挙げるとチャレンジできる環境なので、「何でも屋」的な感じで日々トライするようにしています!
得られた視点の部分は、スピード感です。クラウドワークスもベンチャーの部類でスピード感は早いほうだと思っていたのですが・・・本当にビックリするスケジュール感で物事が進行するんです。例えば新機能のリリースの際は、自分が想定している2,3倍の速さで進行しています!また3月にコロナの影響で売上が落ちたお花屋さんを応援するためのキャンペーンを行い、メディアでも多く取り上げられたのですが、それも決定からリリースまでかかった時間は2営業日ほどでした。
クラウドワークスにおいてもそのスピード感を意識しなくてはいけないと、改めて感じることができました。
副業とは〇〇である!
ーズバリ、竹ノ谷さんにとって"副業"とは何でしょうか?
前提として私にとってはお花も仕事も"趣味みたいなもの"として、以下のように捉えています。
・自分が好きなものに関わり、身を置きたい環境を実現する手段である
もともとお花が大好き。
副業先ではお花に関するサービスに関わることができているのはもちろん、お花が好きな人が多い組織なので、花の名前や手入れの仕方など色々と勉強になります。同じものが好きなメンバーに囲まれていますし、何より一緒に居て楽しいですね!
先ほどもお伝えした通り、クラウドテックの立ち上げを少人数でやっていた頃の経験から、「スタートアップのような環境でもう一度働いてみたい」という気持ちがあったので、クラウドワークスにいながら、"副業"という形でその雰囲気を再度感じることができた点は自分にとって本当にやりがいのあるものになっています。
・サードプレイス(プライベート、本業、3つ目の居場所としての副業)である
副業の関わり方は人それぞれだと思います。
Crunch Styleには長期的に深く関わっているからこそ、副業は第3の居場所・拠り所という感覚が強いです。こういうパターンもありかなと感じながら日々働いています。
副業先のみなさんと
副業をスタートする方に伝えたいこと
ー竹ノ谷さんご自身の副業の経験から皆さんにお伝えできることを、発信いただけますでしょうか。
副業はそれなりに時間も体力も使います。副業をスタートするにあたりお金のためと考えて行動する方もいると思います。ただ私から伝えたいことは
・関わりたいもの
・好きなもの
・こんな環境、人と働きたい
という考えや気持ちを優先して副業を選んだ方が、自分がしんどい状況になっても続けやすいかなと。
ただお金を稼ぐ目的だったり、興味のないものだったら続かなかったなと感じるタイミングも正直あったので。
自分の"好き"や"やりたい"を1番の基準に選べることが副業ならではのメリットだと思います。
ーとはいえ自分の"好きなもの"がわからない。といった方も多いと思いますが、その点はどう考えますか?
ぼんやり好きなものって何だろう?と考えるだけではなく、自分が関心を持てる世の中の会社や事業を見て探してみるのもいいかと!
そういった部分では求人を見て考えるのも面白いですよ^^
今って気軽に話を聞きに行ける求人媒体や、副業のマッチングのサービスがたくさんありますよね。一度見てみることで自分の興味・関心を知ることをお勧めします!
ーたしかに。実際ふんわりと空想するより、調べて知る方がよりイメージが湧きますもんね!
竹ノ谷さん、ありがとうございました!
最後に ~インタビュアー大橋の徒然~
竹ノ谷さんは自分の"好き"が何かをわかっていたからこそ、当時思い描いていた"働く環境"に悩むことなく飛び込むことができたのではないかと考えました。
また、竹ノ谷さんからの最後のメッセージ部分で、わからない時にどう考え、ヒントを掴めるのかが大切な行動になってくると改めて実感しました。
みなさんもこの記事を通して、行動の参考にしていただけると幸いです。
それでは次回もお楽しみに!
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