副業は「あなたと働きたい」を叶える手段 副業のおかげで、働くために大切な三要素が分かったお話
この記事は、2020年8月27日に執筆し、加筆・修正を加えたものです。
みなさん、こんにちは!採用広報の佐々木です!
前回からColorfulWorksでは、メンバーの「副業」にフォーカスしてお届けしています。
今回は「ワーカーに100%向き合う組織」として、約400万人のクラウドワーカーをサポートする部署、ワーカーエクスペリエンスチームのリーダーで、働き方エバンジェリストの田中さんのワークスタイルに注目しました!
メディアにも多く登場している田中さん、もしかしたら田中さんのインタビュー記事をご覧になったことがある方も多いかもしれませんね。
プライベートでは奥様と2歳・4か月のお子さんの4人暮らし。
田中さんの想い、ワークスタイルやライフスタイル、そして「副業を始めたきっかけ」を聞くことができました。
これから副業を始める方へ是非読んでいただきたい内容です!どうぞご覧ください!!
■普段の仕事について
ー田中さん、本日はよろしくお願いします!まずは普段のお仕事の内容を教えてください!
田中:クラウドワークス唯一の「ワーカーに100%向き合う組織」として、約400万人のクラウドワーカーをサポートする部署、ワーカーエクスペリエンスチーム所属しています。
ワーカーエクスペリエンスチームの活動が分かるnoteも是非ご覧ください!(※1)
安心安全なサービスへの取り組み、クラウドカレッジ(※2)での教育支援、新型コロナウイルス関連給付金支援、ひとり親支援、ひきこもり支援など、「クラウドワークス」などのサービスと連携しながらサービスだけではできない支援を実施しています。
(※1)ワーカーエクスペリエンスチームのnoteはコチラ
(※2)クラウドカレッジ詳細はこちらをご覧ください。
2015年から継続している地方創生事業では、過去1200人以上のクラウドワーカーのスキルアップやコミュニティ作りを支援してきました。
ーどんどん新しいことにチャレンジされているチームですね!
■副業の紹介
ー田中さんの副業について教えてください。
田中:組織開発のコンサルティングを提供するreborn株式会社にて「カタリスト」として働いています。
「カタリスト(Catalyst)」とは、化学反応を促進する触媒、促進の働きをするもの、という意味があります。
reborn株式会社には専門スキルを持つ仲間が集まっており、自分がカタリストとして組織に入ることでチームの役割を最大化する役割を担っているわけです。
自分で言うのもなんですが、私自身色んな人を巻き込んでいく事が得意なので、スキルが活かせている仕事だと感じますね。
ー具体的にはどんなお仕事をされているんですか?
田中:主に担っている役割はプロジェクトマネージャです。
企業の組織開発などのお手伝いをしています。
専門スキルのあるメンバーをプロジェクトにアサインしたり、方向性を見い出す役割があります。
■副業をはじめたきっかけ
ー田中さんが副業をはじめたきっかけを教えてください!
田中:たまたま見かけたreborn株式会社代表の記事に魅かれ、SNS経由でDMを送ったのがきっかけですね。
普段はあまり積極的にSNSでDMをしたり連絡を取ることはないんですが、2017年頃に私自身「コミュニティを複数もちたいな」と思うようになっていて。
仕事でのコミュニティ、仲間はたくさんいるんですが「住んでいる地域で活動したいな」と思ったんです。
「働く」ということと「暮らす(家族・子育て)」の両方に興味があって、何かできないかなと。
そんなことを思っていた時に、SNSの記事で今の副業先の代表が家族写真を出してインタビューに答えていた記事を見つけて。
そこに書いてあった、暮らし目線で起業したストーリーに惹かれたんです。
そして何より、その方の住んでいる所(拠点)が、私の住んでいる地域に近かったのも「この人と話してみたいな」と思った決め手でしたね。
※田中さんが惹かれた記事:
SNSでDMを送ってご飯食べることになり、話してみて価値観が合いました。
最初はお金のため、というよりは「何か手伝えることはないか」というお手伝いというカタチ。
その後コンサル事業がたちあがり(リボーン)、その時から副業として業務委託契約をしています。
■タイムマネジメントと気をつけていること
ークラウドワークスのお仕事とのバランスで気を付けていることはありますか?
・副業する時間を決める
田中:副業をする時間を決めること、ですかね。
通勤する際は会社まで電車に1時間ほど乗るため、移動の時間を丸々副業に充てることができていました。その時間で作業系の仕事ができていましたね。
しかし今はリモートがメインになっているため「通勤時間」が無く・・・。朝早く起きて副業の作業系の仕事をするようになりました。
「時間を決めて、区切る」でうまくいっています。
・副業の時間もチームにオープンにする
副業で抜ける時間をチームのみんなにも見えるように、クラウドワークスで共有しているカレンダーにも副業の予定を入れるようにしています。
普段から意識的に、チームのみんなにも副業の事情などをなるべく伝えるようにしていますね。
打合せのタイミングも調整しやすいですし。
家族との時間も大事にしている田中さんの休日
時間を明確にして、情報をオープンにすることで両立が可能になっていると感じます。
■副業で得た視点・本業に活きている点
働くために大切な3要素が明確になってきました。
①WILL
「働くと暮らすを近づける」というマイミッションに気づけました。
僕が実現したい世の中を一緒に作ってくれているワーカーを
心から応援したいという気持ちでユーザーと向き合えるようになったように感じます。
②CAN
自分の得意不得意が可視化されました。
周りを巻き込んで物事を進めることが得意な反面、構造化が苦手だなと。図式化を意識するようになりましたね、
③NEED
キャリアビジョンが明確になりました。
→仕事のアイデアを実行可能な状態へ設計し、着実に実行に移す「畳み人(たたみにん)」、社内で付けていただいた働き方エバンジェリスト(これからの日本を変える働き方や手法を、自身の体験や実例を基に発信・伝達していくスペシャリスト)を極めていきたいです。
■副業とは〇〇である!
ーズバリ、田中さんからみた「副業とは○○である」をお聞かせください!
田中:副業とは、「あなたと一緒に働きたい」の実現をもっと滑らかに、身近にしていく道具なのかなと思っています。
私は大好きなチームメンバーとクラウドワークスでも今仕事ができていますが、会社、とくに大きな組織になればなるほど、一緒に働く仲間を自分で選んだりすることは難しくなります。もちろん大きな組織だからこそ、色々な人と働くことができるメリットはあると思っています。
「あの人と一緒に働きたい」という思いを持ったときに、それを可能にしてくれるのが「副業」なのではないかと最近思い始めました。
私はSNSで、「この人の話を聞いてみたい!」と思って声をかけた羽渕さんと、かれこれ3年くらい一緒に働くことができています。日々自分だけでは見つけられない気づきをたくさんくれて、たくさんのチャンスもくれています。
妻も、最近もともと会社でお世話になっていたインフルエンサーの方に、個人的に声をかけ、その方のオンラインサロンの運営を一緒にやっているようです。
妻が副業を始めるときに、「誰と一番一緒に働きたい?」と聞くと妻から出てきた方でした。
副業探しは、まずは自分の周りの方を思い浮かべて、「誰と一緒に働いてみたいか」「働くならどんなことが自分にはできそうか」を考えていくことがいいと思います。
■副業に興味あるけど一歩踏み出せない方へ
会社だと実現できないことも、副業であればできる可能性があります。
色んな方法やタイミング次第で、お金にする可能性もある。
実際にやってみることで、より「自分」という存在の理解が進み、幸せに生きるためのコツをたくさん手に入れられると思います!
ー田中さんありがとうございました!
田中さんが「この人と話がしたい」という想いから、今のスタイルが実現になったお話、個人的にも凄く惹かれました。
副業=何をしたらいいか分からない、敷居高いな・・・という考えから視点をちょっと変えて、「この人と一緒に話してみたい、一緒になにかしてみたいな」という思いがきっかけで一歩を踏み出せるかもしれないですね。
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