【レシピつき】世界のごはん vol.7 2023年上半期〜我が家で人気の香港での思い出ごはんベスト3〜
【はじめに】
こんにちは!私は過去に3カ国(オランダ、イギリス、香港)に住む機会があり、それぞれの国でたくさんの思い出ができました。その中で特に楽しかったのが、食文化に触れることでした。そこで、今回は、2年間住んだ香港での思い出ごはんをフィーチャー。お友達との思い出も交えながら、2023年上半期、私と、私の家族に人気が高く家で登場頻度が高かった、香港で覚えた思い出ごはんベスト3を発表させて頂きます♪日本で手に入る食材でのレシピつき、いずれも簡単レシピです!
【香港での生活】
まずは、香港での生活の思い出に触れたいと思います。私はイギリスでの生活を終えたあと、2年間、香港の鴨脷洲(Ap Lei Chau / アプライチャウ)という島に住んでいました。島といっても香港島とは橋で繋がっていて、バスも多くとても便利でした(今はMTR(香港の地下鉄)もあると聞きます)。
私たちが住んでいたマンションは海に囲まれていて、しかも32階(!)に住んでいたので、海や遠くの島の景色が本当にとても素晴らしかったです。
これだけ海がバーンと見えると、大雨などの天気の急変も、遠くに雨の柱が見えるのですぐにわかりました。
ちなみにこれがリビングダイニングルーム。私たちの部屋の構成は、3LDK+お手伝いさん用の部屋1つ+バスルーム2つ。今から思うと、恵まれていたなぁ〜
香港での生活に慣れた頃、私は「何かチャレンジしよう!」と思い立ち、住んでいたマンション近くのショッピングセンターにある英会話教室に通うことにしました。
そこで、大切なお友達との出会いがありました。彼女は英語の先生で、過去に英語を教えるためにスペインに11年間住んでいたというイギリスの方でした。人と人の波長が合うかどうかって、お国は関係ないんだなぁ。
第3位!【お友達から教わったスパニッシュオムレツ】
ここで、我が家で人気の香港での思い出ごはんベスト3のランキングに戻ります!
このお友達と私は、料理と食べ歩きという共通の趣味がありました。そして、いつの間にかお互いに料理を教え合う時間を作るようになりました。お互いの家に集まって、ワインを飲みながらとても楽しい時間でした。その中で思い出深いのが、彼女が教えてくれたスパニッシュオムレツです。手際よくパッと作ってくれたお友達のスパニッシュオムレツ、とても美味しかったのでレシピをご紹介します。
【お友達のスパニッシュオムレツのレシピ】
(材料)
●卵・・・4個
●じゃがいも・・・約300g
●玉ねぎ・・・小1個(大の場合は1/2個)
●パプリカ(お好きな色のもの)・・小3個(大の場合は1個)
●塩こしょう・・適量
●オリーブオイル・・・多めに大さじ4〜5
※パプリカは今回『フルーツパプリカ』という小さいサイズのものを使いました。大きいパプリカの場合は1個でOKです。
①じゃがいも、玉ねぎ、パプリカを1cm角くらいに切ります。
②フライパンにオリーブオイルを入れて、玉ねぎを炒めます。
③玉ねぎがしんなりしたら、じゃがいもとパプリカを入れます。
④塩こしょうをして、蓋をして弱めの中火で炒め火を通します。時々蓋を開けて混ぜて下さい。
⑤ボウルに卵を割り入れて、塩こしょうを入れてかき混ぜます。
⑥炒めている野菜のじゃがいもが柔らかくなったら、火からおろし粗熱を取ります。
⑦卵液に⑥を入れて混ぜます。
⑧フライパンに⑦を入れて、蓋をして弱めの中火で5分炒めます。
※もしフライパンに油が足りていないようでしたら、⑦を入れる前にオリーブオイル小さじ1(材料外)を入れてから炒めて下さい。
⑨フライパンに大きめの皿をかぶせ、手で押さえながら、えい!っとフライパンごとひっくり返して、皿にスパニッシュオムレツを乗せます。
➉もう片面を炒めるために、再び皿からスパニッシュオムレツをフライパンに滑り入れます。更に弱めの中火で5分焼きます。
⑪皿に盛りつけて、できあがり♪
スパニッシュオムレツ、いかがでしたか?お友達と作った時、フライパンに皿をかぶせて引っくり返すのが難しくて2人でキャーキャー言いながら「せーの!!」と一か八かで息を止めてやりました(笑)成功して、ハイタッチでした!
【香港の中華料理の思い出】
さて、次に香港の中華料理の思い出をお話しします。香港ではたくさんの美味しい中華料理屋さんがあり、特に土日のランチタイム(飲茶)になると大変混むので、整理券をもらって、いったん家に帰り順番を待ちました。そこまでしてでも食べたかった(笑)
またディナーでも美味しい中華料理を食べることができて、私のお気に入りは、香港の離島の中華料理屋さんへ船で行くことでした。
第2位!【思い出の麻婆茄子】
そんな香港の中華料理屋さん。お友達ともよく行きました。そして食べた中華料理の中で思い出深い料理は、日本でも馴染みがある麻婆茄子です。お友達も大好きで、2人で中華料理屋さんへ行く時は必ずオーダーしていました。またお友達と一緒に家でも麻婆茄子をよく作ったものです。日本に帰国後は、その味がなつかしくて再現、今のレシピに至ります。
【思い出の麻婆茄子のレシピ】
(材料)
●なす・・5個
●豚ひき肉・・300g
●豆板醤・・大さじ1
●甜麺醤・・大さじ1
●オイスターソース・・大さじ1
●砂糖・・大さじ1
●ごま油・・なす炒め用大さじ2
豚ひき肉炒め用大さじ1
●にんにく(みじん切り)・・1かけ分
●酒・・大さじ1
●水・・70ml
●水溶き片栗粉・・片栗粉大さじ1
水大さじ2
(作り方)
①なすはヘタを取り、縦に4等分に切ります。
②深めのフライパンにごま油を入れて熱し、なすを入れてごま油をからめ、蓋をして、中火で蒸し焼きにします。時々蓋を取って混ぜて下さい。
③なすがしんなりしたら、いったん取り出します。
④同じフライパンの汚れを拭き、ごま油を入れて熱し、にんにくのみじん切りを炒め香りを出します。焦がさないように気をつけて下さいね。
⑤豚ひき肉をほぐしながら炒めます。色がつくまで炒めます。
⑥豚ひき肉に色がついたら、豆板醤と甜麺醤、オイスターソース、砂糖を加えて混ぜます。
⑦酒と水を入れて蓋をして、5分煮込みます。
⑧なすを戻し入れて混ぜ、2分煮ます。
⑨水溶き片栗粉をよく混ぜ、まわし入れてとろみをつけます。
⑩器に盛りつけ、できあがり!
麻婆茄子、思っているより簡単にできますので、よかったら是非作ってみて下さいね!
第1位!【やっぱり中華コーンスープ!】
香港では、お友達といろいろな中華を食べましたが、その中で1番思い出深いのが、中華スープの定番、コーンスープです。そんな香港で食べた中華コーンスープの中でも特に香港のホテルで食べた中華コーンスープが上品な味付けでとても美味しかったので、日本に帰国した今でも自己流に再現していて、2023年上半期に我が家で一番登場頻度が高いスープになりました。今や、当時まだ生まれていなかった私の子どもも大好きな、中華コーンスープです。
【中華コーンスープのレシピ】
(材料)
●コーン缶・・1個(200g)
●長ねぎ・・1/2本
●卵・・1個
●水・・3カップ
●鶏がらスープの素・・小さじ1
●水溶き片栗粉・・片栗粉小さじ1、水大さじ2
●塩こしょう・・適量
●ごま油・・大さじ1
(作り方)
①ごま油を鍋で熱して、ねぎの小口切りを炒めます。
②ねぎがしんなりしたら、鶏がらスープの素とコーン缶を加えます。
③中火で10分煮込んだら、塩こしょうをします。
④水溶き片栗粉をよく混ぜて、スープに加えてとろみをつけます。
⑤溶き卵を回し入れて中火で加熱します。卵がふんわり固まったらかき混ぜて、できあがり!
⑥器に盛り付けて、熱いうちにどうぞ♪
う〜んなつかしい中華コーンスープ!簡単にできる上に美味しいので、もしよかったら是非!
【最後に】
なつかしい香港での思い出ごはんトップ3を読んで下さり、どうもありがとうございました!ちなみにこのお友達とは今でもとても良いお友達で、彼女はその後オーストラリアに引っ越しましたが、SNSでお互いに近況報告をしています。「あの時の中華料理は美味しかったよね」「今でもスパニッシュオムレツを作っているよ」など、食ネタ会話を楽しんでいます。そうそう、最近の彼女とのトピックの1つは、当時赤ちゃんだった彼女のお子さんが、今年、大学生になったこと!月日が経つのは本当に早いですね。
皆さんにこの記事を読んで頂き、少しでも旅に出るきっかけになったり、「料理を作ってみたいな」と思ってもらえたら、とても嬉しいです。
Thank you for reading…!