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移住に向けて、思うように事が動かないときにすべきこと

寄居町移住サポーターのてつさんです。移住を考え始めて7〜8年の試行錯誤を経て掴んだものをベースに、幸せな移住の実現サポートをしています。

ご相談に来られた方々の様子をみていると、その方々に凪のようなタイミングが訪れることがあります。

こういう時は、行動以外の準備に目を向けるタイミングと捉えてみてはいかがでしょうか。


自分の内側に問いかけてみる

行動とは違う側面というのは、自分の内側と向き合うことです。ビジネスの文脈でいうビジョンのようなものを明確にするような感じです。カメラのレンズを覗いて、移住後という未来への焦点を合わせるようなことをします。

移住への道のりが凪状態になった。その原因を考えてみましょう。いろんな原因があるかもしれませんが、強いて本人がコントロールできる部分を上げるとすれば、目的地選びではないでしょうか。より、目的地を明確にしてみる。

といっても、闇雲にやっても難しいかもしれません。
次に挙げるような問いに向き合ってみるのも、一つの手段です。

その前に、まず前提として、移住後の暮らしのイメージを膨らませようとしていることを明確にしてください。
コツはリラックスして取り組むことです。特に、直感的に湧き上がってくるものに着目してください。

では、いってみましょう。

  • 家の窓を開けると、どんな風景が見えますか?

  • どんな思考が湧いてきたり、体感覚を味わっていますか?

  • 近隣にお住まいの方は、どういう雰囲気の方々ですか?

  • 1日の過ごし方は、どんな感じですか?

  • 移住後は、どんなことで嬉しさや喜びを感じますか?

  • 逆に、どんなことで残念な感じがありますか?

いかがでしたでしょうか。
これが全てではありませんが、こういった答えの無い問いかけを探っていくのがコツです。
中には、自分でも驚いたり戸惑ったりしてしまうものが湧いてきたという方もおられるかもしれません。それはそれで大切にされると良いと思います。

客観的な正解ではなく、ご自身が「何故かこう反応してしまう」という、内面的な「正解」を見つけることが目的です。

周りに話さなければ、誰から非難される心配もありません。笑
安心して取り組んでください。

物件探しはいつ始めれば良いか

ここからは、前の項目についての解説のようなものになります。無理して読まないでも構いません。

移住支援の活動させていただいていて、ここが大切だなと考えていることがあります。

物件探しは最後に回したほうが良い」です。

普通は、「移住しようって考えたら、まず物件探しでしょ?」となることでしょう。

僕が大切にしたほうが良いと考えているのは、むしろ「自己理解」と「自己探求」です。これらが主軸で、その合間に物件探しをしているくらいが、ちょうど良いんです、実は。意外に思われるかもしれません。

僕自身のことになりますが、7〜8年ほど前から“コーチング”という手法を使って活動してきました。

コーチングとは:カウンセリングのように1対1での対話を通じて、その方の目標を明確にしたり、その実現までをサポートする手法です。コーチングを提供する者は、あなたの応援者であり、伴走者でもあります。

コーチングを提供させていただきながら、同時に、僕自身も自分と向き合ってきました。その積み重ねがあったからこそ、移住が上手くいっていることが、ハラの底から理解できています。
もし、これが無かったら、良い移住だったのかどうかを判断する基準が持てません。仮に今と同じ状況だったとしても、納得感が薄かったでしょう。

だからこそ、自己理解が大切だと考えています。

自分らしいライフスタイルを実現するための環境づくりとして移住があるのですね。

まとめ

移住に向けて動いている方にとって、一番大切なものは自己理解です、ということについてでした。

いきなり、そういうのを考えると返って難しい。なので、いくつか問いかけを用意しました。どんな反応が自分から返ってきたでしょうか。

日常の中でも、どんな場面で、どんなふうに自分が反応するのか。客観視するようにしてみます。

自己理解を深めるというのは、移住以外でも、あらゆる場面で活きてきます。オススメですので、楽しみながら取り組んでみてください。言葉で言うほど簡単ではありませんが、甲斐はありますよ。

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