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探しているものは自分の内側に既にあった。

こんばんは。今日もお疲れ様でした。
2021年頃~ワープしたのでは?と言う位にあちこち道草を食った数年だった気がします。
気付けば2024年も半分を過ぎました。
しかし、過ごした日々は出会った人や職場や思い出と共に確かにあったので、昨日の事の様に思い出せます。

ここらで一旦振り返りを。

パンデミックが2019年にあってから、私は務めていた印刷会社を退職する事になりました。忙しく過ごした日々のルーティンが途端にストップし、仕事が無くなり、そこで初めて“ 編み物”と出会い、
「STAY HOME 最高👍」と編み物に熱中する日々が始まりました。

ただやはり編み物を仕事にするのは現実的に難しい。
かといってリモートワークにシフトするにも何も技術を持っていないし。。
で、小さい頃からずっと好きだった絵を描く事。今までずっと趣味で描いて来たので、いよいよ本気で向き合ってみよう。と、デザインを仕事にするべくIllustrator、Photoshop、HTML、CSS等のWebデザインを学びに職業訓練校に通う事にした。

最初は機械やPCが苦手で、理解が出来なさ過ぎるのと、自身の知能レベルの低さに毎日辛くて仕方無かった。
ましてや人前で話すのが苦手な性分だった為、作ったデザインを皆の前で発表するプレゼンテーションは頭が真っ白になって、本当に毎回泣きそうな時間だった。

プレゼン内容のカンペを書いてた日々のメモ。

デザインは説明が出来て成立するお仕事なので、コーヒーの如く、何処まで要素をドリップして抽出するかの作業がとても苦しいのです☕

そんなこんなで2021年~2022年にかけて無事に学校を卒業し、未経験で雇ってくれるデザイン募集の求人に片っ端から応募し、毎日面接を何件も行き、落とされ、また行き、落とされ。お陰様で何十社も経験するとメンタルも鍛えられたし、現実的な自分のレベルも知れた。

2023年に入り、そしてやっと受かった!
けど実際はそんな上手い話は無くて、なかなか思っていたデザインの仕事では無く、環境や人が自分に合った場所では無かった。
いとも簡単に辞めて、次だ次!
とその会社には執着は一切無かった。
学べる事は無く、上司をわっしょいするだけの職場で生かせる能力が無駄に感じたからだった。

それからまた転職を4社転々とし、常に何が駄目だったのかを見返し、自分の“ こだわり”や“条件 ”が徐々に解ってきて絞られてきた。

デザインに向かうとムキになる自分がいるのと同時に、傷つく事が沢山あった。体も壊して、手術もして、疲れた。もう手放しちゃおう。
と、とにかく楽しく気楽に働ければいい。
そんな気持ちでハンドメイド系の販売業に落ち着いた。

仕事運が無さ過ぎて、占いまで自身で勉強する事もした。
これはまた長くなるので違う記事に詳しく書こうかと思います。

そしてつい先月、前職で似た境遇の同僚から連絡があり、2人のお決まりのチーズナンを食べにインドカレー屋さんに行った。

彼女は私より10歳年上で、今の私に活をいれてくれた。
私が「今は販売業をしているよ」と話したところ、10個も下なんだからまだ諦めんな。と。

「あれだけ頑張ってたのに、私より仕事に一生懸命だったのに、鶴ちゃんの絵が可哀想だよ。」

と言われ、目が覚めた。自分の中に確かにいて、誰かに気付いて欲しくて叫びたかった悔しい気持ちが溢れて涙が止まらなかった。

いつも誰かに邪魔され、馬鹿にされ、簡単に盗まれ。嫌な気持ちにしかならなかったデザインに対して、「嫌い」とまで思ってしまっていた自分にも気付いた。

けど、やっぱり私にはこれしか無いんだ。

とも改めて気付かされた。

そこからまた日々イラストを描き始めた。
絵を離れていたせいで頭にある事を上手く描けなくなってるな、と感じた。

とにかく沢山メモしてあった断片の形を絵にしていく作業をして行きたいと思った。

たまたまXを開いたら星新一さんの文章が目に入って心を打たれた。

デザインは好きだけど好きじゃない。
しんどくて自分にしか答えが解らない自分探しの旅に似ている。
自分のアイデア帳を除くと、見たくもない楽しくもない堅苦しい文字がぎゅうぎゅうに殴り書きされてる。

こんな落書きしたっけ?みたいなんもあり、少し過去の自分に気持ちが負けてる気がしました。

自分の言葉なのか、どっかで目にした言葉かははっきり言って覚えてない。

最後に、2024年8月、新たに販売業とダブルワークで在宅のデザインの仕事をする事になりました🏠㊗️
やっと理想の働き方が出来る予感がしてます。向き合って良かったと、自分を支えてくれた友人に感謝♡😌
これからまた新しい事のスタート。
どーなるかは解らないけど、私が今やるべき事は、まずは地道に一からやり直しでデッサンから始めたいと思います🤲









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