アート・ビオトープ那須という安らぎ
冬休みの最後をアート・ビオトープ那須で過ごしました。
また訪れたいと思わせる、素敵すぎる空間でした。
アートビオトープとは
那須高原の横沢という地にある、長期滞在もできるカジュアルホテル(になるのかな?)です。ここを拠点に周囲を観光するのではなく、ここでじっくり創作活動をしたり、読書をしたりするような、そんな場所です。
というか、周囲は何もないのでどっかに行こう、なんて気は起こりません。そもそもゆったりとした時間を過ごしたくて、行ったのですが。
下の写真の左側がレストランなどがある場所、右側が宿泊棟です。夏は真ん中の木に葉がついて、また素敵な景色になるのだと思います。そして、正面は陶芸とガラスの工房で、体験もできます。
部屋数は20くらいで、人も多くなく、落ち着いて過ごせる場所です。
宿泊棟にはソファとたくさんの本が置いてある共有スペースもあり、そこで読書やPCをしたりすることもできるし、部屋に机もあり、そこでも作業できます。部屋の机のぬいぐるみは私のです(汗
まさに、自然の中で自然に触れて、そして自分と向き合うことのできる場所でした。スタッフの方もすごく親切で落ち着いた空間を演出していました。
2018年にできた水庭が素敵すぎる
このアートビオトープとはお隣にあった二期倶楽部という超高級ホテルの系列だったそうですが、いろいろあって二期倶楽部は星野リゾートに買収されたようです。このアートビオトープが残り、そして新たなプロジェクトとして「水庭」が作られました。
建築家・石上純也さんの手による水庭は、その星野リゾートを建てるにあたりそこに生えていた木を丸ごと移植し、そこに池を配置して作られた人工の庭で「建築物」に分類されるそうです。
この庭が本当に素敵で、また緑色に染まる季節にもう一度行ってみたいと思わせる本当に素敵な空間でした。
私の下手くそな写真では伝わらないと思いますが(汗
木は一本一本計算されて植えられています。
敷石の上を歩いていくようになっています。
冬は少し寂しい景色ですが、雪がうっすら降り積もったところが見られました。また、凍った池も見られました。
窓や水に映る景色、リフレクション大好きなので、写真も楽しかった!
レストランも素敵
メニューが小さくてみえないとは思いますが、夕食も多すぎず、少なすぎずちょうど良い加減でした。地元の野菜を使ったサラダは美味しいし、和牛のステーキも美味しい。
そして朝ごはんは二期倶楽部でも出ていた卵かけご飯がありました。和食バイキングです。私は卵かけご飯が苦手なので食べませんでしたが、一緒に行った旦那さんは美味しいと言っていました!
まとめ
疲れた心と体を癒してくれる、そんな場所だと思います。また、水庭は朝、昼、夕で違った表情を見せてくれるので、宿泊中に4回も散策してしまいました。何度も行きたくなる魅力が詰まっている、そう感じました。
海外からもきている方々もいて、どこで知ったのか、水庭が賞を受賞したからなのか。知っている人は知っているんだなぁ、とも思いました。
ここでのんびり過ごす。すごく贅沢だなって思います。今回は1泊だったので、ホテルをあまり堪能できませんでした。次は2泊はして、水庭の探索と、部屋やソファで読書をして、のんびりをもっと満喫したいです。
また、この水庭やアートビオトープのことを知れば知るほど、すごいことを考える人や、自分の理想をかなえることができる人がいるんだ、ということに驚きます。この水庭やアートビオトープや二期倶楽部のことをもっと知って、次はまたここに行きたいと思います。