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描けるようで描けない、それが名画
モンドリアンは何に似てる?
(正確には逆だけど)
色々と面白い、
こどもの発想力を知る
こども色彩知育教室 名古屋の教室風景。
こども色彩知育教室は
季節の素材や名画をテーマに色を分析し
色のテーマの作品を自由に制作するお教室。
この日のテーマは
黒のマステとクレパスで描く
モンドリアンのコンポジション。
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赤、黄色、青で表現されるコンポジション。
コンポジションは構図の意味。
緻密に計算されたグリッドの中に
力強く原色が塗られる。
小さい頃、私がこの絵を見たとき
「私でも描けそうだな」
そう思ったのを思い出しながら、
先日聞いた脳科学の講義でもこの構図の素晴らしさを話していたなと思い出す。
そんな有名なモンドリアンの作品を見た瞬間、
小6女子、
オープンハウスじゃん。
と大喜び。
似てるって気づけるってすごいよね。
ちなみに
オープンハウスのロゴは革新的な会社でありたいとモンドリアンをリスペクトしてあのロゴになったらしい。
モンドリアンから
ひとつの会社の企業理念にまで発展する
こども色彩知育教室すごい。
私でも描けそう
ただ、それしか思わなかった
私のこども時代の発想力と全然違う 笑
そして、小6女子は
岡本太郎が
ちゃんとした写実的な絵を
描けることを知ってから
抽象画を描く人の初期の作品が気になるらしく、Google先生に質問。
モンドリアンの初期の作品ってなかなか出てこないのね。
やっとこさ見つけた絵画の本で見つけ
絵うまいね。
なかなか出てこないのは、まだ発見されてないのかもねと。
そんなこんなで完成した作品。
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最後は自分の作品とオリジナルがどう違うのか
それぞれどう感じるのかを発表。
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小1男の子は小6女子の作品を見て
森の中みたいだね。
小6女子は
本物は力強いけど私のはなんか弱いよね。
描けそうで描けない、
モンドリアンのすごさ。
ミニマルな中でいかに人を引き付ける配置をし、色を選ぶのか。
モンドリアンのトライアド配色と小6女子の類似色相を色相環で説明して終わりました。
この知識、将来どんな知識と融合するんだろう。
色で子育て。
色で知育。
実践中です。
そして、このワーク、
大人の私もとっても楽しかったので
スカーフ作りのワークショップに発展できないか考え中。
私の楽しみも毎回増える
こども色彩知育教室。
次のワークも楽しみです。