日本の現状から読みとくホワイトカラーの大リストラ時代 Part3
こんにちは。
「最近のコンビニの店員は外国人の方ばかりだなぁ」と思っている33歳の"yuki"です。
まず始めに、新型コロナウイルスにより、お亡くなりになられた方に対し、ご冥福をお祈りいたします。
また、感染が確認された方におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたします。
私も感染拡大防止のための行動をしっかりと取りたいと思います。
ご覧いただいている方々もお気をつけください。
(新型コロナウイルス感染症対策について、厚生労働省のホームページに公開されています)
さて、今回のブログも前回のブログに引き続き「MUP ウサギ」の「week2」をアウトプットしていきます。
(前回の投稿が気になる方は、以下をご覧ください。)
まず、本ブログの目次は、以下の通りです。
1.「MUPウサギ」の「week2」テーマ
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「MUPウサギ」の「week2」のテーマは「未来把握」です。
最近は、新型コロナウイルス関連の話題ばかりですね。
正直なところ、新型コロナウイルスがこれだけの猛威を振るうとは考えていませんでした。
賛否両論あるとは思いますが、「突発的に発生する出来事を予測する」と言う事は、難しいのではないでしょうか。
その一方で「予測可能な事」もあるはずです。
予測する方法の一つとして、「今ある情報(データ)から未来を読み解く」といった手法があると思います。
今回も、私なりに世の中の様々な情報(データ)を集め、日本の未来について、読み解いてみました。
結論から申しますと、、、
やはり「ホワイトカラーの大リストラ時代」が到来します。(本ブログで申し上げる「ホワイトカラー」とは「サラリーマン 」の事です。)
今後、「ホワイトカラーの大リストラ」は、加速していきます。
その一つの要因が「人口減少・少子高齢化」です。
「そんな事は知ってるよ!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その様な方は、本ブログを通して「人口減少・少子高齢化」の先にある未来が「ホワイトカラーの大リストラ時代」なのかについて、更に理解を深めていただければ幸いです。
初めて知る方にとっても、プラスになる内容です。
なお、本ブログを読まれた方は、以下の事をご理解いただけると思います。
⚠︎ この記事を読んで理解できる事 ⚠︎
✔︎ 少子高齢社会に伴う雇用状況の変化について、理解できる。
2.人口減少・少子高齢化による雇用状況の変化
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2.1.少子高齢社会について
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「少子高齢社会」
このフレーズを目にしたことがある方が大多数だと思います。
「少子高齢社会」とは「15歳以下の年少人口の割合が低く、65歳以上の老年人口の割合が高い社会」を意味しています。
現在の日本は、言わずともしれた「少子高齢社会」です。
今後は、さらに「少子高齢化」が進んでいくと予測されています。
「少子高齢化」の予測について、以下のようなグラフがありますので、ご覧ください。(「グラフ:人口ピラミッドの変化」)
この人口ピラミッドは、日本における年齢ごとの人口を棒グラフ化したものです。本ブログでは、未来予測も含め4年分(1990年、2013年、2025年、2060年)のグラフを比較しています。
なお、このグラフから読み取れるポイントは、以下の通りです。
【ポイント】
✔︎ 総人口が減少して行く。
- 2013年:1億2,730万人→2060年:8,674万人
✔︎ 高齢化が進む。
- 2025年に75歳以上が全人口の18%を占める。
- 2060年に65歳以上は全人口の40%を占める。
✔︎ 少子化に伴い現役世代(20歳〜64歳)の人口が減少する。
- 【現役世代人口】2013年:7,296万人→2060年:4,105万人
- 【未成年者人口】2013年:2,244万人→2060年:1,104万人
これらのポイントの中で特に問題視されるのが「総人口が減少して行く」と「少子化に伴い現役世代(20歳〜64歳)の人口が減少する」という点です。
特に「少子化に伴い現役世代(20歳〜64歳)の人口が減少する」という点については、「労働力人口の減少」として、問題視されています。
2.2.外国人材の雇用状況について
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少子化に伴い「労働力人口の減少」が進んでいくことについて、お話ししました。
その問題を短期間で解決する一つの手段として、「外国人材の雇用」が挙げられます。
本ブログをご覧いただいている方で日本における外国人の雇用状況を把握していらっしゃる方はどれぐらいいますでしょうか?
「最近のコンビニは、外国人の店員さんが増えているな」と感じている方も多いのではないでしょうか。
私もそのように感じていましたし、外国人雇用の状況を把握する必要性を感じていませんでした。というか、無関心でした。
「外国人の雇用状況」は、厚生労働省が定期的に報道発表しており、簡単に確認することができます。
今回は、その報道内容をもとにグラフを作成しましたので、ご覧ください。(グラフ:「外国人雇用状況」の届出状況推移)
[出所:厚生労働省 外国人雇用状況の届出状況について(報道発表) ]
このグラフは、過去5年間の「外国人雇用状況の届出数」を年代順に並べたものです。
このグラフから読み取れるポイントは、以下の通りです。
【ポイント】
✔︎ 外国人労働者数は年々増加している。
- 2019年:1,658,804人で過去最高を更新
このポイントからも分かるように、少子化や人手不足が深刻化する日本において、「外国人材の雇用」は増加傾向にあり、今後さらなる増加が見込まれます。
2.3.外国人材の優遇制度について
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ご覧いただいている皆さんは、ご存知でしたでしょうか?
日本は、ただ単に「外国人材の雇用」が増加しているだけではないんです。
私は、全然知らなかったことなのですが、、、
日本では、少子高齢化・人口減少社会が本格的に到来する中で「イノベーションや日本経済の生産性向上の実現」に向けて、「高度外国人材のより積極的な受入れ」を図るための施策が実施されています。
つまり、政府は「能力が高くて、日本経済にプラスの影響をもたらす外国人を積極的にに受入れ、尚且つ優遇しますよ」と言っています。
さらに政府は、高度外国人材の受入数の目標を設定しており、具体的な目標値は以下の通りです。
【目標値】
✔︎ 2020 年末までに 1 万人の認定目標
✔︎ 2022 年末までに 2 万人の認定目標
このような目標値が設定され、政府が積極的に実施している「高度外国人材のより積極的な受入れ」は、どのような状況でしょうか?
気になりますよね。
以下に「高度外国人材の認定件数」をグラフにまとめましたので、ご覧ください。(グラフ:高度人材ポイント制の認定件数(累計)の推移)
[出所:法務省 高度外国人材の受入れ状況等について]
このグラフは、過去8年間の「高度外国人材と認定された人数」を年代順に並べたものです。
このグラフから読み取れるポイントは、以下の通りです。
【ポイント】
✔︎ 高度外国人材の受入数は年々増加している。
✔︎ 2019年時点で目標を達成している。
- 2022年目標値:2万人に対し、2019年実績値:2.1万人
このポイントから「能力が高い外国人がどんどんどんどん日本に受け入れられている」ことがわかります。
おそらくですが、今後も日本経済の活性化のために高度外国人材の受入を積極的に実施して行くと思われます。
高度人材ポイント制の内容について、把握されたい方は以下をご覧ください。
3.まとめ
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本ブログを通して、「人口減少・少子高齢化」の状況について、理解を深めていただけたでしょうか?
本ブログのまとめは、以下の記載します。
【まとめ】
■ 「人口減少・少子高齢化」で 「労働力人口の減少」が問題視されている
■ 「外国人材の雇用」が年々増加している
■ 良質な「外国人材の雇用」が年々増加している
正直、、、、
日本人だから、日本企業に就職していれば、大丈夫だろうと考えていました。
それは、"甘い考え"だと痛感しました。
「良質な外国人材」より、私は優れているのでしょうか?
そもそも私は、世の中において「替えが効く人材なのでしょうか?」それとも「替が効かない人材なのでしょうか?」
どう考えても、現時点では、「良質な外国人材に劣っています」し、「替えが効く人材」です。
つまり、このままだと自分の居場所(働ける場所)が無くなってしまいます。
居場所(働ける場所)を提供してくれない国や企業への愚痴を言いながら、人生が終ってしまう事が目に見えて仕方がありません。
そんな人生は、嫌です。自分の人生は、自分でコントロールしたい。
そのためには、「良質な外国人材に勝る人材」や「世の中で替が効かない人材」になる必要があります。
今できる事は、スキルアップだと思います。
結果がすぐに出るとは限りませんが、自分を信じてコツコツと地に足つけて学びたいと思います。
最後まで、読んでいただき、ありがとございました。
次回は、「week2 Part4 未来把握(グローバル化)」について、アウトプットしたいと思います。
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