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抑圧された環境にいた私は、ライターとしてはばたいた
2023年。
助産師10年目の春に「Webライターになる!」と決意。
私が公立病院を辞めたのがきっかけでした。
この記事では、助産師である私がWebライターになるまでの道のりをお伝えします。
Webライターの仕事に興味がある、医療従事者さんの参考になったら嬉しいです。
2023年、満を持して公立病院を退職
2023年に、夫と結婚するのをきっかけに公立病院を退職しました。
公立病院で勤務をすると「地方公務員」になるのですが、毎年昇給システム。そして財形貯蓄の利率もハンパない。
「地方公務員」としての恩恵をめちゃめちゃ受けていたのですが、不満に思っていたことがありました。
それは、
好きなことができないこと。
というのも、地方公務員って副業ができないんですよね。
金銭が発生するものは、一切やることができない。
私は、助産師として性教育やアロマテラピーを個人的に勉強していて、どこかに還元したいと思っていたのですが、なかなかできない状況でした。
そして「Webライター」という職業があるのをコロナ禍に知り、なんとなく頭の片隅にあって。
そんなモヤモヤを抱えながら、係活動や主任(一応管理職でした)活動など、患者さんの対応以外にやることが多いのなんの・・・。
ですが、前述したとおり、結婚をきっかけに公立病院を辞めることになり、地方公務員からの卒業。
そして、実家暮らしからの卒業。
ということは、私に"自由"がやってくる!!
それはそれは、ハッピーで仕方ありませんでした。
Webライターになったのは、変な情報に振り回される妊婦を減らしたかったから
私は、産婦人科外来や病棟で働いていたのですが、よくみなさんが口々に話されるのは「ネットで見たんですけどぉ」という言葉。
ネットで情報収集をするのは、別に悪いことではありません。
しかし、真偽を確かめることなく、それを信じて生活してしまっている。
とある妊婦さんが夜中に電話で
「お腹の赤ちゃんが動いてなくて。お産の前になると、赤ちゃんが骨盤の方に下がって動かなくなるって聞いて」
と話されて。
今すぐ来て!と言って来院させたのですが、妊婦さんは、ネットでの「お産が近づくと赤ちゃんが動かなくなる」という誤った情報を信じて生活していたんですね。
母児は無事でした。
ただ、その人だけでなく、さまざまな間違った情報を信じてしまっている妊婦さんがいるのを目の当たりにする機会が多かったんです。
「こりゃ、やべーな」って思ったと同時に「間違った情報を載せているWebページ許せねぇ」っていうマインドに変わったんですね。
そんな時に思い出した、私の頭の片隅にあった「Webライター」の仕事。
これだ!!と思って。
微力かもしれない。大変かもしれない。
だけど、私が変えていかないと!という使命感のもと、助産師として働きながらWebライターになりました。
Webライターから医療ライターへ。
Webライターとしてオールジャンルで執筆していましたが、今年の6月から医療ライターに特化して活動を始めました。
最初こそ、文章力もダメダメで(今もかも。笑)、案件もなかなか獲得できず、日々白目を剥くような生活を送っていましたが、現在はありがたいことに、本業超えの収益をいただいています。
「医療ライターとして正しい知識を届けたい」
その思いで、日々活動しています。
難しい案件のときは、ヒィィィとなるときもありますが。笑
全ては、記事を読んでくれる読者さんのために!という思いの元。
助産師として働きながら、医療ライターとして活動できている環境に感謝しかありません。
今後は、医療ライターと助産院運営の2足のわらじでいきたい
私の最終的な目標は、医療ライターとして働きながら、助産院運営で性教育やアロマテラピーを伝えていくことです。
医療ライターとして、記事を書くのはもちろんのこと、私のような医療者がWebライターになるためのノウハウを伝えていきたい。
また、そのような人たちの体調やメンタル面を整えていきたい。
そんな風に考えています。
まだまだ「思っている」段階ですが、今後形にできるようにしたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。