見えないものをいかに具体的に感じられるか
欧米では医療として認可されているオステオパシー。残念ながら日本では予防医学の域から出られませんが、それでも、このオステオパシーから生まれた深層リンパドレナージュは、人間の自然治癒力を最大限に生かせる手技として、私はとてもとても魅力を感じています。
オステオパシーは、不調が表れたその部分のみにアプローチして解決を図ろうとするものではありません。身体全体をみて、そこから発せられるサインや歪みから、そのつながりを通してその人自身が持つ自然治癒力に働きかけるものです。
そのためには、人間の身体の構造を識ること、これもまた大切な要素です。
先日、深層リンパドレナージュ・セラピストのための解剖学講座に参加してきました。
定期的に行われているこのスキルアップ勉強会では、身体の中という見えないものをいかに具体的に見られるか、感じるようになれるかがポイントとなっています。
施術では、背中~肩~首~頭とひとつひとつ筋肉が緩むのを待ちながら進めていくのですが、実際に指を置いたところから、深く深く、どれだけイメージができるかで、セッションの質が上がります。
手技の流れはもちろん決まっていることですが、内のイメージができているセラピストかどうかによって、気持ちよさは格段に違ってくるはずです。
実際にセラピスト同士で練習をしてみると、ひとつひとつの手技に集中することができ、気持ちのいい時間になりました。
さらに、つまっていたものが一気に流れ、お肌もツルツル(^-^)
深層リンパドレナージュのセッションはお互いに気持ちがいいのが特徴です。
やっぱり、大好きです。
そして、こういった講座に参加することでさらに理解が深まった気がします。日々、これ勉強!