【アンコンシャスバイアス大賞インタビュー vol.3】小さなコラボの連続が「自分ごと」につながる
2023年1月31日、第1回「アンコンシャス・バイアス大賞」の授賞式をオンラインでおこない、4つの受賞作品を選出しました。
みなさんからお寄せいただいたメッセージを読み、対話をしながら、私たちもこの賞を続け、社会にインパクトを届けていく意義を噛み締める時間となりました。
そして今回「総合部門」「社会メッセージ部門」「途上国ラベリング部門」「行動変容部門」の受賞者4名の方に、インタビューを敢行。
エピソードの背景や後日談だけでなく、Colorbathと出会ったきっかけや、今後の歩みまで、さまざまなお話を伺うことができました。
第2回「アンコンシャス・バイアス大賞」は、来たる4月に実施予定。
日常生活の中で「当たり前が変わった瞬間」に想いを馳せるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
■まめさんの応募作品
北海道にあるイチゴの種苗会社ではたらくまめさんは、今回の「アンコンシャス・バイアス大賞」の授賞式にも参加。「休む」「働く」に対する捉え方の変化を具体的に書いたこのエピソードは、どんな働き方をしている人に対しても「考えるきっかけ」を届けてくれるものだと感じ、「社会メッセージ部門」に選ばさせていただきました。
まめさんは、働いている会社のお茶の時間に同僚のみなさんと雑談コミュニケーションをとったり、北海道ならではのレジャーを楽しんだり、オンラインイベント、Podcastや本、動画などでインプットするチャンネルを複数持ったりと、リフレッシュしつつも人生の糧になる方法を探求しているそう。
そのラインナップにColorbathが運営するラジオ番組「おずもなラジオ」もあると聞き、とても嬉しかったです。
■Colorbathとの出会い
まめさんとColorbathとの出会いのきっかけは、大学3年生のときのネパールフィールドワーク。当時インターンをしていた福本朱理さん(まめさんとは同じ大学出身)の誘いもあり、参加したそうです。
その後、コロナ禍の2020年に、Colorbathが実施していた「ナンデモ座談会」などのオンラインイベントに参加。なかなか人と話せない生活が続くなか、キャリアや人生哲学の話をじっくりできた経験が、印象に残っていると話していました。
フィールドワークやオンラインプログラム、最近ではwebの記事やPodcast番組など、Colorbathでは日々たくさんのコンテンツを世の中に提案しています。
わかりやすく、見やすく、参加しやすく...。
そういったことを意識しつつ、出会った方が、自ら学び、人生の糧にしてくださる余白を残すことも、大切にしてきました。
まめさんのお話からは、Colorbathを通した出会いを、自分の中で言語化し、落とし込み、次のステップにつなげていった時間が垣間見られて、胸が熱くなりました。
■「村民」として
また、まめさんは、Colorbathが昨年11月に実施した、ネパールの「シェアビレッジ」への村民募集に対し、いち早く手を挙げてくれたお一人でもあります。
農業やガーデニングについて話す「お土会」にも深く携わり、一緒にコミュニティを創っていく心強い存在。
まめさん自身は、高校2年生の際に研究発表のため赴いたタイでの、苦労しながらもつながりあえた経験が印象深く、シェアビレッジとして、現地の人とつながる機会があればよりよくなっていくね、というアイデアもいただきました。
世界と日本をつなぐことや、一見自分とは関係のなさそうなことを「自分ごと」に惹きつけること。それは、今まさにColorbathとまめさんが小さなコラボを積み重ねているようなカタチで、実現されていくものなのだと思います。
今回送っていただいたエピソードをきっかけに、これまでのColorbathとこれからのColorbath、そしてまめさんのことをより深く知る、充実した時間になりました。
まめさん、ありがとうございました*
【第2回アンコンシャス・バイアス大賞エピソード募集中】
「アンコンシャス・バイアス大賞」とは、日本・ネパール・マラウイの3カ国を拠点に教育とソーシャルビジネスに取り組むColorbathが主催する、「3分で参加できる」エピソード応募型企画です。
今日、世界は変わらないかもしれないけれど、ささいなきっかけを掴めば「物事の見方」は変化します。物事の見方が変化すれば自然と、次に何をすればいいか見えてきます。
日常生活の中で、または誰かと会話をしている中で、「はっと気づいたこと」「自分の持っていた当たり前がわかったこと」はありませんか?
みなさんにとってのそんな瞬間を、ぜひ私たちに教えてください。
一緒に味わい、シェアしていきたいなと思います。
▼応募はこちらから