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怒り方は人によって全然違う

こんにちは、こんばんは。
ライフカラーセラピストのルリコです。

私はよく悩みや、モヤモヤを描いてもらい、その人の心理を読み解いてアドバイスしたり、気付きのお手伝いをしています。

色鉛筆を使ったカラーセラピーは、色を塗る作業で感情を吐き出し心を目で見ることが出来て、改めて俯瞰で見つめ直すことができる作業

今日は、感情の中でも分かりやすい「怒り」についてお話しようかなと思います。

2024.8 テーマ「怒り」

この画像は、女子大のイベントで描いてもらった「怒り」。
人の心は本当に一人ひとり違っていて、全く同じ人は一人もいない。

怒りを発散する人、我慢する人がいますが、そういう人に多い色は「赤」や「黒」。

で怒る人は、火のように一瞬でカッと燃え上がり、大声を出すか、熱の入った言葉でエネルギーを爆発させたら、翌日にはスッキリと後に引かないタイプ。ズルや不正が許せない正義感で怒ったり、自分の意見を否定されて怒る事が多いかも。

で怒る人は、感情を押さえて我慢していたり、表情に出さずに心を閉ざしてしまったり、プライドが傷付けられて過激な言葉威圧的になるなど、隠し抑え込む圧力で、怒りを自分の中に溜めちゃうタイプ

どちらがいい悪いなんてありません。

もし自分が赤で怒るなら、大声を出す、運動する、紙に感情を書きなぐるなど、まずは一人になってエネルギーを発散させ、落ち着いてから相手に話すといいですよ。ってことだし、
もし自分が黒で怒るなら、まずは自分の怒りの感情を否定しないで受け止めて、「そりゃ怒るよ。それは嫌だったね」と自分の心と対話をしてみて欲しい。

知っていたし、何度も反省して自分の「怒り」はある程度コントロール出来ていると思っている・・・けれど、改めて考えるキッカケになるのが色鉛筆を使ったカラーセラピーなんですよね。

実際に受けて頂く方には、色々な種類のカラーセラピーを行いますが、印象的だった実例をご紹介したいと思います。


(実例)「怒り」で親子の関係が柔らかくなった

2年ほど前、中1のお子様とお母様が住むお家に、訪問させて頂いた時のこと。
「特に悩んでいる訳でもないけれど、娘は絵を描くのも好きだし、楽しそうだと思って」。と、友人からカラーセラピーを勧められて、予約を入れたと話してくれました。

お子様が描いた「怒り」:真っ赤な家の中で泣いている人が描かれた絵
お母様が描いた「怒り」:黒く放射する線が四方八方外側向かった絵

お子様が描いた絵を見て『怒られることがストレスになっていて、辛くて泣いているように見えるけど、どうしてこの絵を描いたの?』と聞くと、「お母さんが凄く怒るから!本当にヤダ・・・」とお子様が泣いちゃって。。
お母様は「あなたが時間を守らないから!最初は普通に言ってるけど、ダラダラしてるし何度も言わせるから怒るんでしょう!」と。
お母様が描いた”怒り”を見て、『お母さんは、イライラする感情を抑えていて、言いたいことを我慢していたり、時に鋭い言葉で威圧的になっちゃうこともあるだろうけど、その言葉はあなただけじゃなく自分にも刺さっていて、お互いに痛い気持ちなのかも』と伝えた。
お子様は目を丸くして「え?お母さん我慢してたの?」と聞き、「そりゃそうじゃん!何度も我慢してるよ」とお母様。
『じゃあ、時間に間に合うようにするには、なんて声を掛けたらいいのかな?自分がお母さんの立場ならどうする?』と私が質問すると、「言い方をもっと優しくして欲しい。あと5分したら準備しようねとか・・・」。
するとお母様が「ごめんね、これからは言い方考えるね」とお子様を抱きしめていらっしゃいました。

後日、お母様から自分の態度を反省するいい機会になり、お互いに柔らかくなったと報告を頂きました。

(実例2)なかなか切り込んだ話が出来ないカップル

結婚前のカップルに、東京のカフェでカラーセラピーして頂いた時のこと。

彼氏の怒り:赤で扇形に噴出しているような形
彼女の怒り:青で丁寧な横線を重ねた形

彼氏の怒りを見て『一度腹が立つと、エネルギーが爆発するけれど、ある程度自分の感情を出したら、落ち着くタイプ。もし、二人で喧嘩したら、彼女さんは”あー始まった。噴火だ噴火。とりあえず感情を吐き出させよう”ってこの絵を思い出してね』というと、彼氏は「そうそう。怒りを吐き出すまで治まらない」。彼女「・・・」。

彼女の怒りを見て『喧嘩になると、何でこの人はこんな事を言うんだろう。自分の何が悪かったんだろう?と考えて、悲しくなる。もっと私の気持ちを理解をして欲しいと、話し合いがしたいタイプ。自分の感情をあまり出さず、シビアな面もあるから、喧嘩した後はわだかまりや誤解の無いよう、話し合いが大切だと思う』というと、彼女は涙目になりながら「そうなんです」。彼氏「彼女は優しいんですよね。すごく彼女っぽい」。

カフェでは口数が少なかった彼女から翌日メールが届きました。
「本当にすごいです。彼にもっと穏やかでいて欲しいな~とか色々思うことはあるのですが、私が言えなかったことを全てルリコさんが伝えてくれて。あの後も彼氏と沢山話ました。昨日は、彼の態度が優しくて。これが続けばいいなと願ってます」。

その後、また彼女から結婚報告のメールが届き、「確実にカラーセラピーの日から彼が変わったんです!本当に凄いです!皆に受けて欲しい」といった嬉しいご報告を頂きました。


感情を目で見るセラピーは、カップルや家族でやるのもオススメで、喧嘩した時相手がなぜ怒るのか、悲しい時どうして欲しいのかなどが分かったり、何をしている時が楽しくて、リラックスしているのか。など、話し合う機会ができて、より相手への理解や仲が深まるんです。

あなたは「怒り」と聞いて思い浮かぶ色は何色ですか?

何色でも好きなだけ鉛筆を選び、塗っている所をイメージしてください

それは、1色だけですか?それとも何色も?どんな形をしていますか?
真っ白な紙があったら、どの辺にどんな大きさですか?
線は縦?横?ぐちゃくちゃ?グルグル?それともイラスト?
塗りつぶす方向(外から内、内から外)や順番は?

その全てに意味があり、心理が隠されているんです。

描いたものを、もう一度詳細までイメージしながら考えてみてください。

それを見ていると、あなたはどんな気持ちになりますか。

そんな気持ちでいる人がいれば、どんな言葉を掛けてあげますか。

そんな気持ちの時、どうすると心が安らぎますか。


カラーセラピーはインスタのDMなどでも受け付けております。
ご興味ある方は、是非Instagramなどフォローして頂けると嬉しいです。
(更新止まってますが。。)

@coloronyou_jp


また、12/21(土)10:00~16:00
阪急塚口駅(南側)駅前 はんつかスカイコム広場(駅正面のロータリーの上に見える2階通路)でイベントに出店します。
もし、兵庫県・大阪などお近くにいらっしゃる方はぜひ!


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