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自分の強み・周囲の強みを、もっと活かそう


「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み」の感想。そもそも読んだ経緯は、MYコンパス主催の岩橋ひかりさんの紹介から。

どんな本か一言で言うと

FFS理論の因子と「宇宙兄弟」の登場人物・場面を組み合わせて、個人の強み、弱みやそれを組織で活かす方法を紹介した本。

もっと詳しく言うと、

FFSの簡易診断付きで、自分はどんな因子が多いのか把握しながら読める。私は宇宙兄弟は読んでないし、知らない状態で読了。知らなくても漫画の一部も引用されていて、イメージが伝わってくる。
全体としては、日本人に多い、保全性・受容性の高い人に対する強み、弱みなどに言及してる部分が多い。上司あるいは部下がこのタイプだった場合で部下あるいは上司がこのタイプの場合の活かし方、注意点などが書かれている。


感想

日本人に多い保全性と受容性は私も高めなので、行動前の多くの情報収集、全体像の把握、経験の積み重ねや改善が得意でそれが自信になる、というあたりは納得。あまり細々声をかけず、優しさばかりを見せずに部下の成長を見守ることも上司としては大事、というのも新発見。
チームや仕事で、お互いがどんなタイプなのか理解していると、余計な配慮や誤解が減りそう。家族の関わり方にも活かせそう。周りの人間関係をもっと良くしたい方へおすすめ。

なお、先日ワーママはるさんが、「宇宙飛行士の試験科目には育児にも役立つ要素が詰まっている」主旨の話をされていた。長時間に及ぶストレス下における非認知能力を評価される模様。そういった観点からも宇宙兄弟を読んでみると味わいが深まりそう。


FFS理論とはストレスと性格による研究で小林惠智博士により開発された理論。人間の特性を5つの因子、「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」に整理し、それぞれの因子の数を比較することによって、その人が示す反応・行動を計測するもの 。FFSでは、5つの因子の多寡とその順番によって、個性が理解できる、と考えます。
詳しくは、こちら↓
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00077/102300001/


宇宙兄弟とは、ざっくりいうと兄弟で宇宙飛行士に挑戦するムッタとヒビトとその周囲の人間模様を描いた漫画。2007年からモーニングにて連載開始。詳しくはこちら↓
https://koyamachuya.com/about-space-brothers/






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