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北欧デザインと暮らす&フィーカ。。その4

■CH24 Wishbone chair(Yチェア)

Myファースト・ウェグナーは以前お話した通り、YチェアことCH24 Wishbone chairのSoft Gray。材料はビーチ材で水性塗料が塗られたマットな仕上がりのでした。

そういえば、なぜSoft Grayなんて選んだのだったか??
いまでは全く覚えていないのですが、我が家は妻がパーソナルカラー講師をしている関係で、自分達のベストカラーに沿ったインテリア空間作りをしています。

モノトーンインテイリアで構成するのも夫婦のベストカラーに見合った色合いがモノトーン構成色なので、ウォールナット材とかマホガニー材仕上げの家具は残念ながら合わないのでモノトーン系色に沿ったラッカー仕上げ等の塗装されたものを選ぶことになるのです。

とはいえ、現在ではオーク材、アッシュ材のソープ仕上げかホワイトオイル仕上げ等も許容範囲になってきましたけどね。

CH24 Wishbone chair様は、来客される方々にとても人気で真っ先に座ろうとすることもありWishbone chairを増強!!
※BLACKとACTUS特注のDOROZOMEの3脚体制へ

痔持ちのヒトもお気に入りのペーパーコード座面ですからねぇ
座ってみると柔らかく座りやすいのは間違いない!

さすが世界一売れているといわれるだけのWishbone chair(Yチェア)さん!!
ウェグナー最高!!

左がBLACK、右がDOROZOME

ちなみにDOROZOMEですが、写真とかだと黒く見えますが、実際は赤茶に近いですね。。ちょっとイメージと違ったのでダイニングなどでは使わず、妻の作業部屋で使用されています。

茶色ですが赤みが強いんですよねぇ・・・

ペーパーコード座面のダイニングチェアはWishbone chair(Yチェア) 1強だと思っていたのですが、とあるところで北欧家具好きの間では超が付くほど有名なデンマークの有名工房さんが作ったダイニングチェアと出会ってしまったのです。

■作り込みが凄いというしか無い

左がCH24,右がPP68

PP68 The Last Dining Chairに座った時に「あれ?違う」と感じてしまい、PP68 オーク材/ソープ仕上げを購入!!

CH24とPP68を並べた時の威厳はPP68の方が強いかなぁ。
それに背もたれ部分も厚みがあり私にはベストマッチ!!

同じウェグナー作品ですが、ウェグナーの集大成ともいわれているThe Last Dining Chairは同じペーパーコード仕上げでも張りが違います。
※あくまでも個人の感想です。

CH24 Wishbone chair     : 1950年/昭和25年 発表
PP68 The Last Dining Chair : 1987年/昭和62年 発表

両者は、37年の時を隔てているので、違いが出るのも仕方がないのですが、CH24はお値段的にもウェグナー入門チェアじゃないかな?って私は思ってますけどね。

とはいえ、知人からはCH24は155cm前後の女性だと背もたれのアーム部分が背中の中心より少し上に当たるので座りやすいと言われたことがあります。

■PP68との出会いがPP Moblerに傾倒するきっかけになりました!

PP Moblerといえば、従業員が約70名程度が働いている家族経営の家具工房ですが、ウェグナー作品を数多く作成している工房さんです。
※AP Stolen社の下請けからメーカーになる過程がかなり興味深く、
 個人的には親近感も湧く部分なんですよねぇ

1970年代から始まる北欧家具業界冬の時代でウェグナー作品などを手掛けてきた工房さんも時代に逆らえず廃業が相次いだ中も生き残り、AP Stolen社やJohannes Hansen社にて作られていた名作家具も現在はPP Mobler社が作っています。

PPの製品を見てしまうと、木の繋ぎ目とか見ちゃうようになるんですよねっていうほど、作り込みが丁寧だなと感じてしまう工房さん。

背面の部分とかみると、PPの製品は流れるように作られているのに、結構いいお値段のわりにモザイク模様か!!っていいたくなるほど寄せ木だってわかる作りの椅子見ちゃうと正直、座り心地が良くてもゲンナリです。

タニックティントブラック仕上げのPP68。

CH24のペーパーコードから、木材加工の美意識を求めるところまで意識が羽ばたいてしまった私でした。

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