バンバータ4

後期活動記録〜東京ヴェルディ・バンバータチーム〜

ヴェルディカレッジでの配属班の活動報告。今回は東京ヴェルディ・バンバータチームについて振り返っていきます。

執筆

メディアプロモーショングループ:仮谷 真歩

目次
① バンバータとは
② 配属班の活動目的
③ ここまでの活動
④ 結果
⑤ 活動から見えた課題・振り返り
⑥ まとめ

①バンバータとは

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東京ヴェルディ・バンバータは、2008年に設立したアマチュア野球クラブです。現在は社会人軟式野球チームと、2017年に設立した学童軟式野球・東京バンバータジュニアにてジュニアの育成・野球人口の増加のために活動しています。
バンバータの選手は全員が社会人ながらバンバータの活動と両立しており、いわゆるパラレルキャリアを行っています。

②配属班の活動目的

バンバータチームはTwitterとInstagramのフォロワーを1万人にすることを活動目的として掲げました。

(開始時点でのフォロワーはTwitter約8,400人、Instagram約8,000人

これらの目的を掲げた理由は、Instagramはフォロワーが1万人になるとストーリーズにリンクが貼れるようになるからです。また、TwitterもInstagramも1万人が手が届きそうであり、キリの良い数字であったということがあげられます。また、ストーリーズのリンクからはアパレルやYouTubeへ誘導することに繋げられたら良いと考えています。

YouTubeでは子どもや大人が勉強できるコンテンツを作ることで少年野球への貢献、野球人口の増加を期待し、未来の野球への貢献になることを願い、活動に取り組みました。

③ここまでの活動

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 まず伏見さんに、「自由に活動していいよ」と言われ活動がスタート。活動内容を決めるため配属メンバー4人が中心となり話し合いました。
10月11月は話し合いで案ばかりが飛び交い、収集がつかない状態になってしまいます。そんなときにまとめてくれた1人のメンバーの存在がきっかけで、『分業制』を取り入れることが決定。

やりたい軸とできる軸から考えることでそれぞれの強みを活かせるのではないかという考えからこの制度にたどり着きます。

そもそも4人の配属メンバーは、「野球チームに携わりたいから」よりも、バンバータの特徴である「メディア活動×デザイン×スポーツを学びたい」という強い思いから、配属を希望しています。そのため、それぞれのやりたい軸とできる軸をもとに考えました。

2人は動画の編集ができるようになりたい、学びたいというやりたい軸。

1人は実行委員長などまとめ役を多く経験してきたことのできる軸。

1人は現場に出たいというやりたい軸、野球の知識がある、コミュニケーションをとるのが得意というできる軸の2軸。

これらの結果、以下の3つの役割が挙げられました。

企画・撮影担当
動画編集担当
まとめ・日程調整・連絡担当

そして、先ほどの活動目的の決定へと至ります。

そして活動は12月から本格的に始動しました。撮影・動画編集などが主な活動で、1月には動画をYouTubeにアップし始めます。現在4本の動画がアップされているのでぜひご覧ください。

また、それ以外の活動としてはホームゲームのイベントで行われているキッズパークのお手伝いなどを行いました。

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④結果

自分たちが企画・撮影・編集した動画をYouTubeにアップすることはできましたが、目標に掲げていたTwitterとInstagramのフォロワー1万人は未達成という結果になってしまいました。
これらのことから、YouTubeが活動していないとそれらのSNSのフォロワーが伸びないということ、YouTubeが軸になっていることが分かりました。

⑤活動から見えた課題・振り返り

配属前にはリモートでの活動になると言われていたバンバータチームですが、『0→1を創る』にあたってそれは厳しく、意思疎通が思うように取れないことで進行の遅れに繋がることが分かりました。そこからすぐに週に1度集まるよう臨機応変な対応を取れたのは良い点だと思います。

動画を撮影する際には、実際に選手が練習している場へ行き、空いた時間を見つけてその場で動画を撮るという方法を取っていたため選手が忙しいとチームの手伝いをするだけで終わってしまうこともあります。
そのため選手とのコミュニケーションが課題であると強く実感しました。

また、企画の趣旨を伝える力や内容を掘り下げる力、その場の楽しい雰囲気づくりなどさまざまな能力が必要で、自分に足りていない部分だと改めて実感することに。
この対策としては、毎回の練習に参加し、自分がどういう人間なのか、やりたいことや今取り組んでいることなど、自分の夢や目標などを伝えることから関係性を築いていけたら良かったのではないかと考えます。

動画編集においては、これまでプロに委託していた部分もあるため動画の質が下がってしまうことが懸念点でした。上の人にチェックしてもらっても戻しが多かったり、このクオリティでいいのかと精神的な不安を抱えたりとさまざまな壁が立ちはだかります。しかしそれらは動画をアップすることで乗り越えることができ、案ずるより産むがやすしとはまさにこのことだと身を持って体験しました。

⑥まとめ

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まず、分業制にしたのが良かった点であると思います。『やりたい軸×できる軸』をもとに、それぞれの強みを最大限活かすことができました。
この分業制ができた理由として、個々の『やりたい』が明確になっていたことが大きいのではないかと考えます。バランスがとれており、チームとしてうまく機能することは簡単なことではありません。

また、一連の活動を行って1番巻き込まなければいけないのは選手だと痛感することになります。大人と会話してやりたいことを伝える。これはカレッジ生全体の課題でもあるのではないでしょうか。

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