見出し画像

ヴァシュロン・コンスタンタン 耳より情報(5/6)

先日、お世話になっている正規店でオーヴァーシーズに関する貴重な情報を聞けたのですが、確信を得ようと思い(ある意味自分自身に納得させるという気持ちですが・・・)、本日、別の正規店に行ってみました。

実は、高級腕時計の投資で得た利益に多少余力があったので、オ―ヴァーシーズの色は問わず、予約ができるものがあったら、追加で購入しようとも考えておりました。

オ―ヴァーシーズの今後の販売について

2022年新作 ヒストリーク 222

今回立ち寄った正規店で、今年2022年の新作モデルについて、
販売開始時期や新作ならではの特徴など、ざっくばらんに会話した後に、

私「今身に着けているオーヴァーシーズの他のモデルが欲しいのですが、
ブラックかシルバー文字盤って予約できるでしょうか?」

と聞いたものの、

店員さん「ご存じだと思われますが、大変人気があるものですので、もう全てのオーヴァーシーズは予約を停止してるんですよ。」

と言われ、「やっぱりそうだったのね・・・」と確信しました。ダメもとで、

私「今後、いつかは予約が受付可能になりますか?」

と聞いたその後に、教えてもらった事がまたまた有益な情報でした!

店員さん「2019年以降発表しているオーヴァーシーズの新作は、複雑機構か素材が金無垢なんですね。新作は看板商品ですし、オーダーを受け付ければ、他よりも優先して製作に入りますので、必然的に従来のモデルの製造数はどうしても少なくなってしまいます。」

確かに、複雑機構だったら一人の時計職人が1年とか2年かけて製作するから、ゆえに、ステンレススティールのオーヴァーシーズの製造数を維持するどころか減っていきますね。

私「なるほど~、銀座のブティックでも、オーダーメイドを受け付けてくれますもんね。」

オーダーメイド「レ・キャビノティエ」によるユニークピース「レ・キャビノティエ・ウェストミンスター・ソヌリ - ヨハネス フェルメールに敬意を表して」

店員「銀座に新たな旗艦店がオープンしましたが、やはり銀座は土地代が高いですからね。今後オーヴァーシーズは、収益性のある複雑機構や金無垢にシフトしていくので、ステンレススティールは作らなくなりそうですよ。」

これでようやく分かりました!
ただでさえ製造数が少なく最高品質の時計を製作するヴァシュロンが、バックオーダーを解消する為に製造数を増やせるわけもないので、
収益を確保する為に、2019年以降は複雑機構や金無垢のオーヴァーシーズのみを発表している訳ですね。
※参考記事「オーヴァーシーズの変遷とモデル/相場情報(後編) 2016~」

オーヴァーシーズが予約できない真意も知れて、かなり納得しましたので、
追加で購入したいオーヴァーシーズは、並行店で安くて程度の良いものがあったら、高くなってしまう前に直ぐに買おうと思います!

それではまた。


いいなと思ったら応援しよう!