ヴァシュロン・コンスタンタン 耳より情報(2022/10/8)
2022年10月1日に、予定通りヴァシュロン・コンスタンタンの価格改定が発表されました。
ヴァシュロン以外にも、同日に以下のブランドも価格を改定して値上がりしております。
10/1 モンブラン
10/1 ウブロ
10/1 アーミン・シュトローム
10/1 ピアジェ
今年の高級時計市場は、去年にも増して値上がりラッシュですね。
価格改定後の新定価
事前に正規店の店員からは、値上げは約+9%とアナウンスされておりましたが、人気モデルは9%弱の値上がりでした。
やはり9%といっても、もともと定価の高い金無垢モデルの定価は大幅に上昇しますね。
ここでは、超人気のオーヴァーシーズのみ取り上げますが、
ヴァシュロンの他のモデルについても、詳しく他の記事に掲載したいと思います。
※実は、なんと、先月発売されたばかりのヒストリーク 222も1ヵ月後にいきなり値上げしております!
オーヴァーシーズ オートマティック
¥2,926,000 ⇒ ¥3,190,000
オーヴァーシーズ デュアルタイム
¥3,542,000 ⇒ ¥3,850,000
オーヴァーシーズ クロノグラフ
¥4,224,000 ⇒ ¥4,620,000
価格改定に合わせたオーヴァーシーズのディスコン
これは私自身かなりの衝撃だったのですが、
オーヴァーシーズのワールドタイムモデルも他と同様に値上げするかと思ったのですが、なんとこの価格改定のタイミングで生産終了してしまいました。
以前にも書きましたが、ヴァシュロンは今後、収益のある金無垢モデルや複雑機構モデルの生産を優先し、ステンレスモデルの生産は縮小していく方針を示したので、
このワールドタイムのステンレスがディスコンの第一候補だったのでしょう。
※ワールドタイム機構でも十分複雑に思えますが、ヴァシュロンにとっては、
パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨン級のモデルが複雑機構の扱いとなります。
ディスコンにより、今後の価格高騰が容易に想定できますので、ワールドタイムの腕時計を検討されていた方には、是非ともお勧めしたいオーヴァーシーズです!