iPod classic のSDD化とバッテリー交換
iPadではなくiPod
みなさん、iPadではありません、iPodです。
Appleが販売していた「iPod Classic」。かつてCDやMDといった物理的な音楽メディアを引退に追いやった立役者でもあります。先日の大掃除でこの懐かしのデジタルミュージックプレイヤーを発掘しました。
購入したのはおそらく2009年頃。160GBのハードディスクを搭載し、当時人気だったiPod touchと違い、純粋に「音楽を聴くため」のデバイスとしてコアな音楽ファンに愛されていました。
【動いたけど…バッテリーが限界】
さっそく電源を入れてみたところ、動くには動いたもののバッテリーは寿命寸前。さらにハードディスクの物理的な故障もあり、PCとの同期ができません。これが原因でお蔵入りになっていたわけです。
調べてみると「HDDからSSDへ換装が可能」との情報を発見!それなら修理して蘇らせようと挑戦することにしました。
【分解は意外に大変だった】
分解は「隙間をこじ開ければ簡単」とネット情報にはありましたが、現実はそんな甘くない。
とにかく硬く、あれこれ試行錯誤すること約30分。気づけば作業中の写真をすっかり撮り忘れていました…。
ようやく開けてみると中の構造は至ってシンプル。メイン基板、バッテリー、HDD、イヤホンジャック端子が細いフラットケーブルで繋がれているだけ。
【いざSSD化!】
まずバッテリーを取り外して交換。次にHDDを取り外し、SSD基板(マイクロSDカードを4枚差し込めるタイプ)を取り付けました。
PCに繋いでみると「復元しますか?」の表示が!
復元を無事完了し、本体も閉じて作業は完了。ただし分解時に少し失敗してケースが歪んでしまい、若干隙間ができましたがケースをつければ問題なし!
【使ってみた感想】
HDDからSSD化に成功したことで容量がアップし、また現役で使えるように。Bluetoothスピーカーには接続できませんが、有線での音楽再生は快適です。ネットやスマホを介さず大量の音楽を持ち歩けるのは、やはり素晴らしい体験。まさにSDGs!
【ついでにiPhone 4Sも発掘…】
さらに昔のiPhone 4Sも発掘。手に取ると「ちっさ!」という衝撃。iOSは古すぎ、液晶の解像度も低く、何か活用できないかと考えましたが現実はなかなか厳しそうでした。
皆さんも大掃除で懐かしいガジェットを発掘してみると、新しい発見があるかもしれませんよ!